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公開番号2024061429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169369
出願日2022-10-21
発明の名称自動販売機
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G07F 11/36 20060101AFI20240425BHJP(チェック装置)
要約【課題】様々な大きさの商品を安定して払い出すことが可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】この自動販売機100は、商品30が収納される収納部20と、収納部20内に設けられ、商品30を保持して、回転軸線A1周りに回転することにより商品30を収納部20から払い出す、螺旋構造を有する線材により構成されるスパイラル部21と、スパイラル部21の回転軸線A1の方向に沿って延びるようにスパイラル部21内に配置され、スパイラル部21内を仕切る板状の仕切部材22と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
商品が収納される収納部と、
前記収納部内に設けられ、商品を保持して、回転軸線周りに回転することにより商品を前記収納部から払い出す、螺旋構造を有する線材により構成されるスパイラル部と、
前記スパイラル部の前記回転軸線の方向に沿って延びるように前記スパイラル部内に配置され、前記スパイラル部内を仕切る板状の仕切部材と、を備える、自動販売機。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記スパイラル部は、前記仕切部材に対して一方側および他方側の両方に商品が配置されて、前記商品を保持するように構成されている、請求項1に記載の自動販売機。
【請求項3】
前記スパイラル部は、上下方向に延びる前記回転軸線周りに回転するように構成され、
前記仕切部材は、前記スパイラル部内において、前記回転軸線を通って上下方向に沿って延びるように配置されている、請求項1に記載の自動販売機。
【請求項4】
前記スパイラル部の前記回転軸線の延びる方向に沿って前記スパイラル部の内周面側に配置され、前記スパイラル部が前記回転軸線と直交する方向に移動するのを規制する規制部材をさらに備え、
前記仕切部材は、前記規制部材に取り付けられている、請求項1に記載の自動販売機。
【請求項5】
前記仕切部材に接続され、前記スパイラル部により保持される商品を挟み込むように配置されたガイド部材をさらに備える、請求項1に記載の自動販売機。
【請求項6】
前記収納部は、商品を前記スパイラル部に配置する際に開けられる扉を含み、
前記ガイド部材は、前記収納部の扉側に配置された部分が可撓性を有している、請求項5に記載の自動販売機。
【請求項7】
前記ガイド部材は、前記仕切部材に対して着脱可能に構成されている、請求項5に記載の自動販売機。
【請求項8】
前記収納部を冷凍温度に冷却する冷却部をさらに備える、請求項1に記載の自動販売機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、自動販売機に関し、特に、商品を保持するスパイラル部を備える自動販売機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、商品を保持するとともに払い出す螺旋構造を有する線材により構成されるスパイラル部を備える自動販売機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1の自動販売機は、商品が収納される収納部と、収納部内に設けられ、商品を保持して、回転軸線周りに回転することにより商品を収納部から払い出すスパイラル部とを備えている。上記特許文献1の自動販売機は、スパイラル部の内部に回転軸が設けられ、回転軸を挟んで左右交互に商品がスパイラル部に収納されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-049607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1の自動販売機のように、スパイラル部の回転軸を挟んで左右交互に商品を収納する構成の場合、商品の大きさが収納部の大きさに対して小さ過ぎる場合、商品が移動可能な空間が大きくなるため、左右交互に収納された商品がスパイラル部の回転方向に移動する場合がある。この場合、商品の移動に起因して、スパイラル部に商品が詰まったり、複数の商品が払い出されるなどの不具合が生じる場合がある。ここで、購入者の需要に応じるため、様々な商品を自動販売機により販売しようとする場合、商品の大きさが収納部の大きさに対して小さくなる場合もある。このような場合には上記のような不都合が生じる。そこで、様々な大きさの商品を安定して払い出すことが可能な自動販売機が望まれている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、様々な大きさの商品を安定して払い出すことが可能な自動販売機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による自動販売機は、商品が収納される収納部と、収納部内に設けられ、商品を保持して、回転軸線周りに回転することにより商品を収納部から払い出す、螺旋構造を有する線材により構成されるスパイラル部と、スパイラル部の回転軸線の方向に沿って延びるようにスパイラル部内に配置され、スパイラル部内を仕切る板状の仕切部材と、を備える。
【0008】
この発明の一の局面による自動販売機では、上記のように、スパイラル部の回転軸線の方向に沿って延びるようにスパイラル部内に配置され、スパイラル部内を仕切る板状の仕切部材を設ける。これにより、収納部の大きさに対して商品が小さい場合でも、仕切部材により商品の移動を規制することができるので、スパイラル部が回転した際に、商品が大きく移動するのを抑制することができる。その結果、商品の移動に起因して、スパイラル部に商品が詰まったり、複数の商品が払い出されるなどの不具合が生じるのを抑制することができる。これにより、小さな商品でも安定してスパイラル部から払い出すことができるので、様々な大きさの商品を安定して払い出すことができる。
【0009】
上記一の局面による自動販売機において、好ましくは、スパイラル部は、仕切部材に対して一方側および他方側の両方に商品が配置されて、商品を保持するように構成されている。このように構成すれば、仕切部材を挟むように両側に商品を配置することができるので、スパイラル部に多くの商品を収納することができる。
【0010】
上記一の局面による自動販売機において、好ましくは、スパイラル部は、上下方向に延びる回転軸線周りに回転するように構成され、仕切部材は、スパイラル部内において、回転軸線を通って上下方向に沿って延びるように配置されている。このように構成すれば、上下方向に延びるスパイラル部に商品を配置する際に、商品が左右対称に配置されるため、スパイラル部の回転により商品が大きく移動するのを仕切部材により抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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