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公開番号2024058662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023177890
出願日2023-10-13
発明の名称刺繍フレーム、刺繍機、及び無端ストリップを刺繍機で刺繍する方法
出願人ツェットエスカー シュティックマシーネン ゲーエムベーハー,ZSK Stickmaschinen GmbH
代理人個人
主分類A41H 43/02 20060101AFI20240418BHJP(衣類)
要約【課題】本発明は、刺繍機を使用して無端ストリップを刺繍するための方法を提供すること。
【解決手段】刺繍機100を使用して無端ストリップを刺繍するための方法であって、a)上側ストリップ3のストリップ部を刺繍フレーム200の刺繍領域に送るステップ、b)刺繍フレームの刺繍領域内部の上側ストリップのストリップ部上に少なくとも1つの刺繍ヘッド101を使用する刺繍を導入するステップ、を含む方法であって、c)下側ストリップ4を、上側ストリップの下方に配置される刺繍フレームの刺繍領域に送るステップ、d)上側ストリップと前記下側ストリップとの間の少なくとも1つの接続継ぎ目を前記刺繍フレームの平面Eに生成するステップ、e)刺繍されたストリップとそれに縫合された前記下側ストリップを含む前記完成ストリップ6を除去するステップ、を特徴とする方法に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
刺繍機を使用して無端ストリップ(1)を刺繍するための方法であって、以下のステップ、すなわち、
a)少なくとも1つの上側ストリップ(3)のストリップ部(30)を刺繍フレーム(200)の刺繍領域(207)に送るステップ、
b)前記刺繍フレーム(200)の前記刺繍領域(207)内部の前記上側ストリップ(3)の前記ストリップ部(30)上に少なくとも1つの刺繍ヘッド(101)を使用して刺繍を導入するステップ
を含み、
以下の更なるステップ、すなわち
c)少なくとも1つの下側ストリップ(4)を、前記上側ストリップ(3)の下方に配置される前記刺繍フレーム(200)の前記刺繍領域(207)に送るステップ、
d)前記上側ストリップ(3)と前記下側ストリップ(4)との間の少なくとも1つの接続継ぎ目を前記刺繍フレーム(200)の平面(E)に生成するステップ、
e)前記刺繍されたストリップ(3)とそれに縫合された前記下側ストリップ(4)とを含む前記完成ストリップ(6)を除去するステップ、
を特徴とする、方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
a)前記上側ストリップ(3)の上方に配置される前記刺繍フレーム(200)の前記刺繍領域(207)に少なくとも1つの更なる上側ストリップを送るステップ、
b)前記上側ストリップ(3)と前記更なる上側ストリップとの間に少なくとも1つの接続継ぎ目を生成するステップ、
c)前記刺繍されたストリップ(3)とそれに縫合された前記更なる上側ストリップとを備える前記完成ストリップ(6)を除去するステップ
を特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記下側ストリップ(4)及び/又は前記更なる上側ストリップは、前記上側ストリップ(3)の前記刺繍領域(207)へのガイド方向(FR)とは反対方向(ER)に前記上側ストリップ(3)にガイドされる、ということを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記下側ストリップ(4)及び/又は前記更なる上側ストリップは、前記刺繍フレーム(200)の前記平面(E)に平行に変位可能な少なくとも1つの送り要素(206)によって、前記上側ストリップ(3)にガイドされることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記下側ストリップ(4)及び/又は前記更なる上側ストリップ及び前記完成ストリップ(6)は、前記下側ストリップ(4)及び/又は更前記なる上側ストリップを前記刺繍領域(207)に繰り返し送るために前記完成ストリップ(6)をその開始位置(A)に除去する一部として、前記送り要素(206)が前記下側ストリップ(4)及び/又は前記更なる上側ストリップを介して前記送り要素(206)に作用する推力によって位置決めされるように、前記刺繍フレーム(200)の前記平面Eに対して位置合わせ及び/又はガイドされることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
先行の請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するために、前記刺繍フレーム(200)の前記刺繍領域(207)の平面(E)に無端ストリップ(1)を刺繍するための、刺繍機用の刺繍フレーム(200)であって、
それは、前記刺繍フレーム(200)の前記平面(E)に平行に変位可能な少なくとも1つの送り要素(206)を備え、それにより、前記下側ストリップ(4)及び/又は前記更なる上側ストリップが前記上側ストリップ(3)にガイドされることを特徴とする、刺繍フレーム。
【請求項7】
それは複数の送り要素(206)を備え、これは、前記刺繍フレーム(200)の前記平面(E)に平行に変位可能であり、それにより、更なる下側ストリップ(4)及び/又は更なる上側ストリップが、前記上側ストリップ(3)の上方及び/又は下方に連続的に配置され、前記ストリップを縫合する目的で、前記ストリップを更に刺繍することができることを特徴とする、請求項6に記載の刺繍フレーム。
【請求項8】
前記上側ストリップ(3)のための少なくとも1つの保持、固定、及び/又は、クランプ手段(202、203)と、少なくとも1つの関連する駆動要素(204a、204b、205a、205b)とが、前記刺繍領域(207)の少なくとも一方の側に設けられることを特徴とする、請求項6から7のいずれか一項に記載の刺繍フレーム(200)。
【請求項9】
前記送り要素(206)が少なくとも1つの駆動装置(201)を備えることを特徴とする、請求項6から8のいずれか一項に記載の刺繍フレーム(200)。
【請求項10】
先行の請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するための、刺繍フレーム(200)の前記刺繍領域(207)の平面(E)に無端ストリップ(1)を刺繍するための刺繍機(100)であって、
前記上側ストリップ(3)用の少なくとも1つの巻き出しローラ(102)と、前記下側ストリップ(4)用の少なくとも1つの巻き出しローラ(103)と、前記完成ストリップ(6)用の更に少なくとも1つの巻き取りローラ(104)とを備えることを特徴とする、刺繍機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特許請求項1の前文に記載の刺繍機を用いて無端ストリップを刺繍する方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
独国特許出願公開第19,923,912号明細書は、刺繍機を使用して無端ストリップを刺繍するための装置及び方法を記載している。そこに記載された手順の結果として、例えば人物の名前が部分に刺繍された、刺繍ストリップが作成される。特別な部分の表現形式を達成するためにこの方法で刺繍される名前に加えて、エンブレム及び境界がまた、刺繍され得る。以下では、簡単にするために、刺繍された名前という用語のみが使用されるが、これは、エンブレム及び境界などの他の考えられる刺繍を有する部分の可能な設計も指す。
【0003】
そのような刺繍された無端ストリップは、後続の処理ステップにおいて分離され、個々のストリップ部が、それらに名前が刺繍されて別々に取り扱うことができるようにする。名前が刺繍されたこれらのストリップ部は、実験室用のコート又は作業着などの衣服を個別化するためによく使用されている。
【0004】
例えば胸ポケットの領域で、刺繍されたストリップ部が実験室用のコート又は作業着に直接縫合される場合、実験室用のコート又は作業着は、名前を付された人物に特別に割り当てられる。実験室用コート又は作業着を洗浄するとき、これは往々にして望ましいものではなく、むしろ、刺繍されたストリップ部は、好ましくは、接着性ストリップ又は面ファスナストリップを使用して実験室用コート又は作業着の胸ポケットに取り付けられる。これは、Velcro(フック)ストリップをストリップ部の背面に、またフェルト(ループ)部を、ストリップが胸ポケットに取り付けられる領域に、取り付けることによって、行われる。
【0005】
ストリップ部が2つの層で刺繍される場合、すなわち、視認可能な側である上側ストリップとフックストリップである下側ストリップとが一緒に刺繍される場合、フックストリップの接着特性は、確実な接着がもはや不可能であるように、名前付きの刺繍によって損傷される。したがって、最初のステップで上側ストリップに名前を刺繍し、次いでストリップ部を分離し、更なるステップで、周方向接続継ぎ目を介して上側ストリップを下側ストリップ、すなわちフックストリップと接続する必要がある。この接続継ぎ目は、ベルクロ(登録商標)の接着能力をわずかに損なうだけであり、それによって確実な接着を保証する。今日、この縫い合わせは、継ぎ目によって手作業で行われるプロセスであり、完成ストリップ部をもたらす。
【0006】
ドイツ民主共和国特許第230,715号明細書は、材料のストリップの連続的な刺繍用の刺繍フレームを開示しており、それによって、例えばロールからロールへと、単層又は多層の材料ストリップが通されて刺繍され、刺繍フレームは、いくつかの搬送ローラの移動と、主要な処理方向に対する材料ストリップの制動とを調整するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
独国特許出願公開第19,923,912号明細書
ドイツ民主共和国特許第230,715号明細書
【発明の概要】
【0008】
本発明は、上述の欠点を排除し、上側ストリップを下側ストリップ(例えばフックストリップ)と一緒に縫合する際の自動化を、刺繍又は縫合機を使用することによって可能にする方法を作り出すという目的に基づく。
【0009】
本発明によれば、上記の目的は、特徴的な特徴と併せて請求項1の前文に従って達成される。本発明による方法の有利な改良及び更なる発展は、従属請求項に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明による方法の更なる目的、特徴、利点及び可能な用途は、図面に基づく例示的な実施形態の以下の説明からもたらされている。
図面は以下を示す。
刺繍フレームと、右端位置にある送り要素と、刺繍された上側ストリップとを有する、刺繍機である。
選択的な刺繍フレームを有する刺繍機である。
切り欠き及び自由アームを有する刺繍機のプレートである。
上方から見た刺繍フレームである。
刺繍フレームと、左端位置にある送り要素と、下側ストリップに縫合される上側ストリップとを有する、刺繍機である。
右端位置に送り要素を有する図5aと同様の刺繍機である。
下方から見た刺繍フレーム及び右端位置にある送り要素である。
下から見た刺繍フレーム及び左に移動する送り要素である。
下方から見た刺繍枠と左端位置の送り要素である。
無端ストリップに刺繍された名前である。
名前が刺繍され、フックストリップで裏打ちされたストリップ部である。
フックストリップ及び周方向接続継ぎ目によって裏打ちされた、刺繍された名前を付した完成ストリップ部を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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