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公開番号2024058368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165681
出願日2022-10-14
発明の名称自動対話のためのシステム
出願人ユニロボット株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20240418BHJP(計算;計数)
要約【課題】従来技術と比較し、ユーザが効率的に情報交換を行える自動対話の仕組みを提供する。
【解決手段】本発明に係るコミュニケーションシステムにおいて、エンドユーザが使用する端末装置は、サーバ装置から提供される自動応答において、ユーザに対しGUIとVUIの両方を同時に提供する。ユーザは、端末装置との間で、画面に表示される情報に対するデータの入力による対話と、音声による対話を適宜、使い分けて、サーバ装置との間で対話を行うことができる。従って、ユーザは、必ずしもサーバ装置の音声に応じた回答を行う必要はなく、GUIに表示される項目のうち、優先順位の高い項目を選択し、その項目に関する回答をサーバ装置に対し行うことができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
グラフィックユーザインタフェースを表すGUIデータと、対話のシナリオを表すシナリオデータとを記憶する記憶手段と、
ユーザが使用する端末装置にGUIデータと、発話の内容を表すシステム発話データとを送信する送信手段と、
前記端末装置が前記送信手段から受信したGUIデータを用いて表示したグラフィックユーザインタフェースに対し前記ユーザが入力した入力データと、前記端末装置が前記送信手段から受信したシステム発話データを用いて発した音声に応じて前記ユーザが発話した内容を表すユーザ発話データとを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した入力データと前記受信手段が受信したユーザ発話データとのいずれかに基づき、前記記憶手段に記憶されているシナリオデータに従い、前記送信手段が前記端末装置に送信すべきシステム発話データを決定する決定手段と
を備え、
前記送信手段は、前記決定手段が決定したシステム発話データを前記端末装置に送信する
システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記記憶手段が記憶しているGUIデータは、複数の異なる項目に関する入力欄を同時に表示するグラフィックユーザインタフェースを表す
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記記憶手段は複数のGUIデータを記憶し、
前記受信手段が受信した入力データと前記受信手段が受信したユーザ発話データとのいずれかに基づき、前記記憶手段に記憶されている複数のGUIデータの中から前記送信手段が前記端末装置に送信すべきGUIデータを選択する選択手段を備え、
前記送信手段は、前記選択手段が選択したGUIデータを前記端末装置に送信する
請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記記憶手段は複数のシナリオデータを記憶し、
前記決定手段は、前記受信手段が受信した入力データと前記受信手段が受信したユーザ発話データとのいずれかに基づき、前記記憶手段に記憶されている複数のシナリオデータの中から使用するシナリオデータを選択し、選択したシナリオデータに従い、前記送信手段が前記端末装置に送信するシステム発話データを決定する
請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記記憶手段に記憶されているGUIデータが表すグラフィックユーザインタフェースは、前記端末装置が前記送信手段から受信したシステム発話データを用いて発した音声の内容と、当該音声に応じて前記ユーザが発話した内容とを表示する領域を含む
請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記送信手段は、前記端末装置が表示しているグラフィックユーザインタフェースに対し、前記受信手段が受信したユーザ発話データに応じた処理を指示する指示データを前記端末装置に送信する
請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記記憶手段に記憶されているGUIデータは、前記端末装置が前記送信手段から受信したシステム発話データを用いて発した音声に応じて前記ユーザが発話した内容を表すユーザ発話データに応じた処理を、当該GUIデータを用いて前記端末装置が表示しているグラフィックユーザインタフェースに対し行わせるプログラムを含む
請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記記憶手段は複数のシナリオデータを記憶し、
前記ユーザの属性を示すユーザ属性データを取得する取得手段を備え、
前記決定手段は、前記取得手段が取得したユーザ属性データに基づき、前記記憶手段に記憶されている複数のシナリオデータの中から使用するシナリオデータを選択し、選択したシナリオデータに従い、前記送信手段が前記端末装置に送信するシステム発話データを決定する
請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記送信手段が過去に前記ユーザの端末装置に送信したデータと、前記受信手段が過去に前記ユーザの端末装置から受信したデータとに基づき、前記ユーザの属性を特定し、特定した属性を示すユーザ属性データを生成する生成手段を備え、
前記取得手段は前記生成手段が生成したユーザ属性データを取得する
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記生成手段は、前記ユーザの現在の感情を前記ユーザの属性として特定し、当該感情を示すユーザ属性データを生成する
請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザと自動対話するシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
企業が顧客からの問い合わせに応じたり、企業が顧客に対し情報サービスを提供したりする際の労力、費用等を削減する目的で、近年、チャットボットと呼ばれる自動対話のシステムが普及しつつある。チャットボットは、インターネット等のネットワークを介して、ユーザが端末装置に入力した質問を取得し、その質問に応じた回答を、例えば人工知能を用いて特定し、特定した回答をユーザの端末装置に送信する、という処理を繰り返すことによって、ユーザとの間で情報のやりとりを行う。
【0003】
例えば、特許文献1には、ユーザ毎に設定を行うことでユーザに応じたサービス提供を行うチャットボット(ソフトウェアロボットプログラム)に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-160192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通常、チャットボットとユーザとの対話は、ユーザの発話とチャットボットの発話が交互に繰り返される形で行われる。そのため、ユーザは、知りたい情報をチャットボットから得るために、多くの発話を行わなければならない場合がある。また、ユーザは、チャットボットを介して企業等に提供したい情報をチャットボットに伝えるまでに、多くの対話を行わなければならない場合がある。
【0006】
上記の事情に鑑み、本発明は、従来技術と比較し、ユーザが効率的に情報交換を行える自動対話の仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、グラフィックユーザインタフェースを表すGUIデータと、対話のシナリオを表すシナリオデータとを記憶する記憶手段と、ユーザが使用する端末装置にGUIデータと、発話の内容を表すシステム発話データとを送信する送信手段と、前記端末装置が前記送信手段から受信したGUIデータを用いて表示したグラフィックユーザインタフェースに対し前記ユーザが入力した入力データと、前記端末装置が前記送信手段から受信したシステム発話データを用いて発した音声に応じて前記ユーザが発話した内容を表すユーザ発話データとを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した入力データと前記受信手段が受信したユーザ発話データとのいずれかに基づき、前記記憶手段に記憶されているシナリオデータに従い、前記送信手段が前記端末装置に送信すべきシステム発話データを決定する決定手段とを備え、前記送信手段は、前記決定手段が決定したシステム発話データを前記端末装置に送信するシステムを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明のシステムを利用するユーザは、GUI(Graphical User Interface)とVUI(Voice User Interface)の両方を適宜使い分けながら、システムと対話できる。その結果、ユーザは、システムとの間で効率的に情報交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るコミュニケーションシステムの全体構成を示した図。
一実施形態に係るエンドユーザ端末装置がUI管理サーバ装置から受信するデータに従い表示するWebページを例示した図。
一実施形態に係るUI管理サーバ装置の機能構成を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
以下に、本発明の一実施形態に係るコミュニケーションシステム1を説明する。図1は、コミュニケーションシステム1の全体構成を示した図である。コミュニケーションシステム1は、UI(User Interface)管理サーバ装置11、音声合成サーバ装置12、音声認識サーバ装置13、Web配信サーバ装置14、管理者端末装置15、企業ユーザ端末装置16、及び、エンドユーザ端末装置17を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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