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公開番号2024058335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165624
出願日2022-10-14
発明の名称掃除機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類A47L 9/02 20060101AFI20240418BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】吸込ノズルと吸引管とを簡素な構造で接続した掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】本出願は、塵埃を吸引する吸引力を発生する吸引源を内蔵した掃除機本体と、吸引源の吸引力によって吸い込まれた塵埃が流れる流路を形成するように掃除機本体から延設された流路形成部と、流路形成部の先端に設けられた係合体と、を有している吸引管と、吸引源の吸引力により床面上の塵埃が流入する吸込空間を形成しているノズルケースと、吸込空間が流路形成部に連通した状態を維持しつつ流路形成部が傾動することを許容するように係合体と係合可能な傾動中心体と、を有している吸込ノズルと、を備えている。係合体は、傾動中心体の外周面に気密に接触している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
塵埃を吸引する吸引力を発生する吸引源を内蔵した掃除機本体と、
前記吸引源の吸引力によって吸い込まれた塵埃が流れる流路を形成するように前記掃除機本体から延設された流路形成部と、前記流路形成部の先端に設けられた係合体と、を有している吸引管と、
前記吸引源の吸引力により床面上の塵埃が流入する吸込空間を形成しているノズルケースと、前記吸込空間が前記流路形成部の前記流路に連通した状態を維持しつつ前記流路形成部が傾動することを許容するように前記係合体と係合可能な傾動中心体と、を有している吸込ノズルと、を備え、
前記係合体は、前記傾動中心体の外周面に気密に接触している、掃除機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記傾動中心体は、所定の傾動軸回りのみにおいて前記係合体が前記傾動中心体に対して相対的に周回することを許容するように構成されている、請求項1に記載の掃除機。
【請求項3】
前記傾動中心体は、円筒形状を有している、請求項2に記載の掃除機。
【請求項4】
前記流路形成部は、前記掃除機本体から延設された基端管部と、前記係合体から延設されているとともに前記基端管部の軸回りに回転可能に前記基端管部に接続された先端管部と、を有しており、
前記ノズルケースは、細長い形状を有しており、前記先端管部が前記基端管部の軸回りに回転されることにより、前記先端管部とともに前記基端管部の軸回りに回転可能である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の掃除機。
【請求項5】
前記流路形成部は、直管状に形成されており、
前記掃除機本体は、前記流路形成部の軸方向において前記流路形成部と並ぶように前記流路形成部の基端に接続されており、
前記傾動中心体は、前記傾動中心体上で前記流路形成部が直立姿勢になることを許容するように構成されて、前記傾動中心体の上側で上下方向に並んだ前記吸引管及び前記掃除機本体を支持可能になっている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の掃除機。
【請求項6】
前記傾動中心体は、前記流路形成部が前記直立姿勢になったときに、前記流路形成部及び前記掃除機本体が前記ノズルケースに上下方向に重なる位置に設けられている、請求項5に記載の掃除機。
【請求項7】
前記ノズルケースは、細長い形状を有しており、
前記吸込ノズルは、前記ノズルケースが前後方向において細長くなる向きになった状態で前記吸引管に接続可能であり、
前記掃除機本体の左右方向における大きさは、前記ノズルケースの左右方向の大きさ以下になっている、請求項6に記載の掃除機。
【請求項8】
前記掃除機本体の前後方向における大きさは、前記掃除機本体の左右方向における大きさよりも大きくなっている、請求項6に記載の掃除機。
【請求項9】
前記流路形成部は、前記掃除機本体から延設された可撓性の基端管部と、前記係合体から延設されているとともに前記基端管部の軸回りに回転可能に前記基端管部に接続された先端管部と、を有しており、
前記ノズルケースは、前記傾動軸の軸方向又は平面視において前記傾動軸に対して直角の方向に細長い形状を有しており、前記先端管部が前記基端管部の軸回りに回転されることにより、前記先端管部とともに前記基端管部の軸回りに回転可能であり、
前記掃除機は、前記基端管部が後方に屈曲することを許容する一方で他の方向への前記基端管部の屈曲を規制するように構成された屈曲規制部を更に備えている、請求項2に記載の掃除機。
【請求項10】
前記掃除機本体は、前記流路形成部の基端に接続されているとともに、前記流路形成部とともに前記傾動中心体回りに前記傾動中心体の上側の位置から傾動可能に構成されており、
前記屈曲規制部は、前記傾動中心体の上側の位置にある前記掃除機本体を支持するように構成されている、請求項9に記載の掃除機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床面上の塵埃を吸引する掃除機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、図26に示す掃除機900を開示している。この掃除機900は、吸引力を発生する吸引源を内蔵した掃除機本体910を有している。吸引源の吸引力により床面上の塵埃を吸い込むことを可能にするために、左右方向に細長い吸込ノズル930と、先端が吸込ノズル930に接続されているとともに基端が掃除機本体910に接続された吸引管920と、が設けられている。
【0003】
吸込ノズル930は、左右方向に細長い箱状のノズルケース940を有しており、ノズルケース940は、図27及び図28に示すように、床面に向けて開口した吸込空間931を形成している。吸込ノズル930が吸引管920に接続された状態で掃除機本体910の吸引源が作動すると、床面上の塵埃は、吸引源の吸引力により吸込空間931に流入する。
【0004】
ノズルケース940の後部には、吸引管920の先端部分をノズルケース940に接続可能にするために略半円筒形状の係合体941が設けられている。係合体941は、吸引管920が図27に示す直立姿勢から図28に示す横臥姿勢に傾動することを許容するように構成されている。詳細には、係合体941は、直立姿勢の吸引管920の下側に位置する下湾曲壁部942と、下湾曲壁部942に対して上側に離間した位置に設けられた上湾曲壁部943と、を有している。下湾曲壁部942及び上湾曲壁部943は、弧状の断面を有している薄板部分である。
【0005】
吸引管920は、直立姿勢と横臥姿勢との間で吸引管920が傾動するときの傾動中心となる傾動中心体950と、吸引源の吸引力により吸い込まれた塵埃が流れる流路を形成している円筒状の流路形成部953と、を有している。流路形成部953は、掃除機本体910から延設されて傾動中心体950に接続されている。
【0006】
傾動中心体950は、係合体941と合わさって略円形の断面の連通空間954を形成するような略円筒形状を有しており、弧状断面を有している第1湾曲壁部951及び第2湾曲壁部952により構成されている。連通空間954を介して、吸込空間931は、流路形成部953内の流路に連通している。
【0007】
第1湾曲壁部951の外周面は、図28に示すように、吸引管920が横臥姿勢になっているときに、下湾曲壁部942の内周面に気密に接触する。一方、このとき、第2湾曲壁部952及び上湾曲壁部943は、以下の理由から、互いに離間している。すなわち、第2湾曲壁部952の断面の弧長を前方に延ばせば、第2湾曲壁部952の外周面は、上湾曲壁部943の内周面に接触し得る。しかし、この状態で、吸引管920が直立姿勢になれば、第2湾曲壁部952は、連通空間954と吸込空間931との間に入り込み、吸込空間931から流路形成部953へ塵埃が流れることを妨げ得る。代替的に、上湾曲壁部943の断面の弧長を後方に延ばすことによっても、吸引管920が横臥姿勢になっているときに、第2湾曲壁部952と上湾曲壁部943との気密な接触状態を得ることができる。しかし、この場合には、上湾曲壁部943の後端は、吸引管920が直立姿勢になる前に、流路形成部953に接触し、吸引管920は、直立姿勢になり得ない。
【0008】
同様の理由から、吸引管920が図27に示す直立姿勢になっているときには、第2湾曲壁部952及び上湾曲壁部943が気密な接触状態になっている一方で、第1湾曲壁部951及び下湾曲壁部942は、互いに離間した状態になっている。
【0009】
吸引管920の横臥姿勢時における第2湾曲壁部952及び上湾曲壁部943の間の隙間、並びに、吸引管920の直立姿勢時における第1湾曲壁部951及び下湾曲壁部942の隙間を塞ぐために、連通空間954には、シャッタ部材944が設けられている。
【0010】
シャッタ部材944は、半円筒壁945と、半円筒壁945の一対の端縁に設けられたシールリブ946,947と、を有している。半円筒壁945は、係合体941の内径よりも小さな外径を有しており、半円筒壁945の外周面と係合体941の内周面との間には、第1湾曲壁部951及び第2湾曲壁部952が入り込む空隙が形成されている。シールリブ946,947は、シャッタ部材944と係合体941との気密な接触状態を得るために、係合体941の内周面に当接している。シールリブ946,947は、吸引管920が直立姿勢になっていても横臥姿勢になっていても、係合体941の内周面に接触した状態になっている。
(【0011】以降は省略されています)

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