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公開番号2024057957
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164975
出願日2022-10-13
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人株式会社スカイディスク
代理人個人,個人,個人
主分類G05B 19/418 20060101AFI20240418BHJP(制御;調整)
要約【課題】製品の工程表を作成する技術を改善する。
【解決手段】情報処理装置10は、対象製品の製品名と、該対象製品を生産する工程ごとに、工程名、工程を割付け可能な設備及びスタッフ、並びに作業時間を含む工程情報と、の入力を受付ける入力部11と、入力部11を介して入力された情報に基づいて、対象製品の工程表を作成する制御部14と、作成された工程表を記憶する記憶部13と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
製品の工程表を作成する情報処理装置であって、
対象製品の製品名と、該対象製品を生産する工程ごとに、工程名、工程を割付け可能な設備及びスタッフ、並びに作業時間を含む工程情報と、の入力を受付ける入力部と、
前記入力部を介して入力された情報に基づいて、前記対象製品の工程表を作成する制御部と、
作成された前記工程表を記憶する記憶部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記入力部は、前記対象製品を生産する工程ごとに、工程情報の入力欄を有する工程ブロックを含む画面を表示し、前記対象製品を生産する工程を追加するユーザ操作を検出した場合、前記画面上に新規の工程ブロックを追加し、前記対象製品を生産する工程を削除するユーザ操作を検出した場合、削除する工程に対応する工程ブロックを前記画面から削除する、情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記画面において、前記対象製品を生産する各工程に対応する工程ブロックは有向グラフのノードとして表示される、情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記工程表は、直接編集可能なCSVファイルとして記憶される、情報処理装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記入力部は、1つ以上の対象製品の生産条件を含む受注情報を更に取得し、
前記制御部は、前記受注情報に示される対象製品ごとに、前記対象製品の工程表を前記記憶部から抽出し、抽出された1つ以上の工程表に基づいて、前記1つ以上の対象製品全ての生産条件を満たすように、前記1つ以上の対象製品の生産計画を決定する、情報処理装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記工程情報は、非稼働時間を跨いで、作業を継続するのか否かの選択を含む、情報処理装置。
【請求項7】
製品の工程表を作成する情報処理方法であって、
対象製品の製品名と、該対象製品を生産する工程ごとに、工程名、工程を割付け可能な設備及びスタッフ、並びに作業時間を含む工程情報と、の入力を受付けることと、
入力された情報に基づいて、前記対象製品の工程表を作成することと、
作成された前記工程表を記憶することと、
を実行する、情報処理方法。
【請求項8】
製品の工程表を作成する情報処理装置に、
対象製品の製品名と、該対象製品を生産する工程ごとに、工程名、工程を割付け可能な設備及びスタッフ、並びに作業時間を含む工程情報と、の入力を受付けることと、
入力された情報に基づいて、前記対象製品の工程表を作成することと、
作成された前記工程表を記憶することと、
を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、生産スケジューラを用いて、製品の生産スケジュールの立案に用いられる工程表を作成する技術が知られている。例えば、非特許文献1には、理論的に最短の製造リードタイムで、製品の生産スケジュールを作成する、生産スケジューラが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「生産スケジューラとは」、[online]、[2022年9月22日検索]、インターネット<URL:https://www.asprova.jp/products/overview.html>
【0004】
しかし、生産スケジューラに生産スケジュールを自動立案させるためには、受注データはもちろんのこと、設備、スタッフ、工程、又は製品等のマスターデータ、及びそれらを関連付ける様々な関連データを、生産スケジューラの指定する形式に整理し、整合性を担保した上で入力する必要があった。また、入力データを削除・変更する際にも、関連データとの整合性を考慮した上で、個別に設定する必要があった。
【0005】
非特許文献1に開示された生産スケジューラによる入力画面は、Excelの表形式を有し、データを直接入力するか、又はExcelのように、コピー&ペースト機能によりデータを入力する。しかし、専用のフォーマットに基づいて、複数のデータを個別に設定する必要があり、修正が難しく、又は設定後に工程全体が把握できない等の課題があった。
【0006】
また、DX(Digital Transformation)が進んでいない現場、或いは異なる定義によりデジタル化されたデータが既に存在する現場では、生産スケジューラの導入のハードルは高かった。DXとは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術とを活用して、顧客及び社会のニーズを基に、製品、サービス、或いはビジネスモデルを変革するとともに、業務そのもの、組織、プロセス、或いは企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること、をいう。
【0007】
しかし、仮にDXが進んでおらず、手書きでの生産指示を行っている場合であっても、「ある製品を生産するための工程の連なり」は、生産指示そのものであり、いずれの現場においても言語化が可能である。この点に着目し、「ある製品を、どのような工程で製造するか」、「それぞれの工程の使用時間がどのくらいか」、或いは「どのような生産資源(設備及びスタッフ)で対応可能か」といった工程情報を、汎用性のあるユーザーインターフェースで、設定可能な情報処理装置が必要とされていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、製品の工程表を作成する技術に改善の余地があった。
【0009】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、製品の工程表を作成する技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、製品の工程表を作成する情報処理装置であって、対象製品の製品名と、該対象製品を生産する工程ごとに、工程名、工程を割付け可能な設備及びスタッフ、並びに作業時間を含む工程情報と、の入力を受付ける入力部と、前記入力部を介して入力された情報に基づいて、前記対象製品の工程表を作成する制御部と、作成された前記工程表を記憶する記憶部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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