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公開番号2024057800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164706
出願日2022-10-13
発明の名称装飾方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A23G 1/50 20060101AFI20240418BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】本発明においては、個別の模様を安価で生成することができる装飾方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の食品装飾方法は、回折格子を有するチョコレートCなどの成形体に対して装飾する装飾方法である。回折格子に成形されて構造色が発現された成形体に対して、光学処理装置101などの除去手段(レーザ走査、プロジェクタ照射など)により回折格子の一部を除去することで、構造色により発現されたチョコレートCの模様を変える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
回折格子を有する成形体の装飾方法において、
前記回折格子によって構造色が発現された前記成形体から、除去手段により前記回折格子の一部を除去して、前記成形体の模様を変える、装飾方法。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記除去手段は、前記回折格子に対して光学的処理を施すことで、前記回折格子の一部を除去する、
請求項1に記載の装飾方法。
【請求項3】
前記除去手段は、前記回折格子に対して、所定の画像が形成された除去面を当てることにより、前記回折格子の一部を除去する、
請求項1に記載の装飾方法。
【請求項4】
前記回折格子の除去を行う空間において、当該空間における温度、湿度および明るさのうち少なくとも一つに基づいて、前記除去手段における除去情報を調整する、
請求項2に記載の装飾方法。
【請求項5】
前記除去情報は、前記光学的処理における出力値である、請求項4に記載の装飾方法。
【請求項6】
前記回折格子の除去を行う空間において、当該空間における温度、湿度および明るさのうち少なくとも一つに基づいて、前記除去手段における除去情報を調整し、
前記除去手段が、前記除去面を当てる手段である場合に、前記除去情報は、前記除去面の温度である、
請求項3に記載の装飾方法。
【請求項7】
前記除去情報は、前記成形体に対して前記除去手段による作用を与える時間を含む、
請求項4に記載の装飾方法。
【請求項8】
前記回折格子を発現する色の周波数に偏りのある形状とする、
請求項1に記載の装飾方法。
【請求項9】
前記回折格子によってビジュアルマーカを作成する、
請求項1に記載の装飾方法。
【請求項10】
前記成形体は、熱または力によって前記回折格子の一部が除去可能な材料で成形される、
請求項1に記載の装飾方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チョコレートなどの成形体を装飾する装飾方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、凹凸形状を有する成形型内に、液状のチョコレートを分注し、固化させることにより、ホログラム模様月チョコレートを製造する方法について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-253340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の発明においては、微細加工した金型が必要であり、その金型は高価である。したがって、個別に模様を生成することに向いてない。
【0005】
そこで、上述の課題を解決するために、本発明においては、個別の模様に安価で装飾することができる装飾方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の成形装飾は、回折格子を有する成形体の装飾方法において、前記回折格子に成形されて構造色が発現された前記成形体から、除去手段により前記回折格子の一部を除去して前記成形体の模様を変える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、成形体の模様ごとに金型を用いる必要なく、構造色が発現した模様を簡易に生成できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示における食品装飾方法の処理動作を示す図である。
チョコレートCの装飾処理過程を示す図である。
レーザ出力装置101aを用いた光学処理を行う説明図である。
光学処理装置としてプロジェクタ101bを利用したときの説明図である。
遮光フィルムを用いた食品装飾方法の処理動作を示す図である。
光学処理装置101として、光源101cと、遮光フィルムSとを用いたときの説明図である。
他の例における食品形成方法の処理動作を示す図であり、押し型を用いた処理動作を示す図である。
押し型101dを用いたときの説明図である。
環境測定に基づいて光学処理装置における出力値を調整するための食品形成方法の処理動作を示す図である。
作業部屋Rの概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照しながら本開示の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0010】
図1は、本開示における食品装飾方法の処理動作を示す図である。本開示においては、食品としてチョコレートを用いるが、これに限るものではなく、成形可能な食品であればよい。例えば、キャラメル、飴等にも適用できる。また、当然に食品に限るものでもない。
(【0011】以降は省略されています)

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