TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024057734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164589
出願日2022-10-13
発明の名称情報処理プログラム,訓練プログラム,情報処理方法,訓練方法および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人真田特許事務所,個人
主分類G06N 20/00 20190101AFI20240418BHJP(計算;計数)
要約【課題】AI(Artificial Intelligence)モデルの精度向上に寄与する訓練データを効率的に作成することができるようにする。
【解決手段】入力データに応じた予測結果の出力を行なう第1のAIモデルに対する入力データと、この入力データに対する第1のAIモデルの予測結果と正解との差を示す第1の損失値とを対応付けた訓練データを用いた機械学習により訓練された、第2のAIモデルに複数のデータを入力することで、複数のデータそれぞれについての第1の損失値の予測値を取得し、取得した第1の損失値の予測値に基づいて、複数のデータの中から、第1のAIモデルの前記訓練データに用いるデータを選択する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
入力データに応じた予測結果の出力を行なう第1のAI(Artificial Intelligence)モデルに対する入力データと、当該入力データに対する前記第1のAIモデルの予測結果と正解との差を示す第1の損失値とを対応付けた訓練データを用いた機械学習により訓練された、第2のAIモデルに複数のデータを入力することで、前記複数のデータそれぞれについての前記第1の損失値の予測値を取得し、
取得した前記第1の損失値の予測値に基づいて、前記複数のデータの中から、前記第1のAIモデルの前記訓練データに用いるデータを選択する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記訓練データに用いるデータを選択する処理は、前記複数のデータの中から、前記第1の損失値の予測値が高いデータを優先して選択する
処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
入力データに対する第1のAIモデルの予測結果と正解との差を示す第1の損失値を取得し、
前記入力データと前記第1の損失値とを対応付けた訓練データを用いて、入力データに対する第1の損失値を予測する第2のAIモデルの訓練を行なう、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする訓練プログラム。
【請求項4】
入力データに応じた予測結果の出力を行なう第1のAIモデルに対する入力データと、当該入力データに対する前記第1のAIモデルの予測結果と正解との差を示す第1の損失値とを対応付けた訓練データを用いた機械学習により訓練された、第2のAIモデルに複数のデータを入力することで、前記複数のデータそれぞれについての前記第1の損失値の予測値を取得し、
取得した前記第1の損失値の予測値に基づいて、前記複数のデータの中から、前記第1のAIモデルの前記訓練データに用いるデータを選択する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項5】
入力データに対する第1のAIモデルの予測結果と正解との差を示す第1の損失値を取得し、
前記入力データと前記第1の損失値とを対応付けた訓練データを用いて、入力データに対する第1の損失値を予測する第2のAIモデルの訓練を行なう、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする訓練方法。
【請求項6】
入力データに応じた予測結果の出力を行なう第1のAIモデルに対する入力データと、当該入力データに対する前記第1のAIモデルの予測結果と正解との差を示す第1の損失値とを対応付けた訓練データを用いた機械学習により訓練された、第2のAIモデルに複数のデータを入力することで、前記複数のデータそれぞれについての前記第1の損失値の予測値を取得し、
取得した前記第1の損失値の予測値に基づいて、前記複数のデータの中から、前記第1のAIモデルの前記訓練データに用いるデータを選択する
処理を実行する制御部を含むことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
入力データに対する第1のAIモデルの予測結果と正解との差を示す第1の損失値を取得し、
前記入力データと前記第1の損失値とを対応付けた訓練データを用いて、入力データに対する第1の損失値を予測する第2のAIモデルの訓練を行なう、
処理を実行する制御部を含むことを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム,訓練プログラム,情報処理方法,訓練方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来のAI(Artificial Intelligence)モデルの作成(訓練)フローでは、十分な量の全体データから、AIモデルの作成に使用するデータをいくつか抽出する。全体データからAIモデルの作成に使用するデータを抽出する作業をサンプリングといってよい。また、サンプリングにより抽出されたデータをサンプリングデータといってよい。
【0003】
従来のAIモデル作成方法においては、全体データからサンプリングデータを手作業あるいはランダムに抽出している。
【0004】
抽出したサンプリングデータに対してAIモデルが学習する正解データが付与され、訓練データが生成される。サンプリングデータと正解データとの組み合わせをデータセットといってよい。また、サンプリングデータに対して正解データを付与することをアノテーションといってよい。
【0005】
生成されたデータセットを用いてAIモデルの機械学習および評価が実施される。AIモデルの作成では、上述したサンプリング,アノテーションおよび機械学習・評価の一連の処理が、データセットを拡充していきながら繰り返し実施される。また、AIモデル生成におけるゴールは、十分な認識精度・処理性能を有するAIモデルの生成である。
【0006】
また、従来においては、例えば、全学習データセットからサンプリングされた部分データセットのメタ特徴量を用いて、全学習データセットを用いて生成した機械学習の予測モデルの精度情報を予測することで、効率的に予測モデルの予測精度を向上させる方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2021/049365号
国際公開第2021/241173号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述の如く、従来のAIモデル作成方法においては、全体データの中からサンプリングデータを手作業あるいはランダムに抽出している。
【0009】
しかしながら、サンプリングを手作業で行なう場合には、手作業に由来する客観性の欠如のおそれがあり、また、サンプリングを実施するための作業負荷が大きい。
【0010】
また、サンプリングをランダムに行なう場合には、AIモデルの認識精度に寄与しやすいデータを選ぶことができない。そのため、無駄なアノテーション作業が発生し、アノテーション作業あたりの認識精度向上効率が低くなる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
乗降調査装置
19日前
個人
管理装置
3日前
個人
自動販売機
26日前
日本精機株式会社
投影装置
19日前
日本精機株式会社
投影システム
20日前
株式会社SUBARU
車両
27日前
小林クリエイト株式会社
RFタグ
26日前
17LIVE株式会社
サーバ
19日前
株式会社協同印刷
防災・災害マウス
1か月前
太陽誘電株式会社
触覚生成装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
3日前
株式会社ゼロボード
価格決定システム
18日前
株式会社NGA
画像投稿システム
3日前
株式会社イトーキ
分析装置
1か月前
株式会社アジラ
姿勢推定システム
17日前
株式会社小野測器
移動量計測システム
10日前
小林クリエイト株式会社
あて先表示システム
26日前
日本電気株式会社
勤務管理装置
25日前
日本信号株式会社
自転車貸出システム
20日前
個人
言語翻訳システム及びプログラム
10日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
26日前
日本信号株式会社
所持物検査装置
24日前
富士通株式会社
プロセッサ
12日前
日本電気株式会社
端末及び認証システム
20日前
NISSHA株式会社
指装着型コントローラー
25日前
個人
防災訓練オフ会
27日前
個人
集配システムと保管システム
20日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
17日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
17日前
大王製紙株式会社
情報読取システム
27日前
大王製紙株式会社
情報読取システム
27日前
SKY SOCIAL株式会社
情報提供システム
4日前
トヨタ自動車株式会社
画像の比較方法
17日前
株式会社アドヴィックス
制御システム
27日前
トヨタ自動車株式会社
端末装置
17日前
トヨタ自動車株式会社
端末装置
17日前
続きを見る