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公開番号2024056993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024025045,2022575769
出願日2024-02-22,2020-06-08
発明の名称端末装置、及び端末装置のための方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04W 28/04 20090101AFI20240416BHJP(電気通信技術)
要約【課題】単一のDCIによってスケジューリングされた複数のデータチャネルについてのHARQフィードバックの装置、方法及びコンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】方法は、端末装置が、ネットワーク装置から制御情報を受信し、受信した制御情報によりデータチャネルセットにおいて複数のトランスポートブロックの送信がスケジューリングされるとの判定に従って、複数のトランスポートブロックに関連付けられているハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバック情報を送信する制御チャネルを決定することと、制御チャネルによってHARQフィードバック情報をネットワーク装置に送信することと、を含む。このように、単一のDCIにより複数のTB/PDSCHがスケジューリングされる場合のHARQ-ACKフィードバックメカニズムの強化を実現することができ、PUCCH衝突の可能性を軽減し、さらなる柔軟性を提供することができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワーク装置と通信する処理部と、
第1のダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)によってスケジューリングされる複数の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Control Channel)送信を受信するように構成される受信部と、
を備え、
前記受信部は、第2のDCIによってスケジューリングされる単一の前記PDSCH送信を受信するように構成され、
Type-2 HARQ-ACKコードブックが設定される場合には、
前記処理部は、前記複数のPDSCH送信についてのハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)フィードバック情報と、前記単一のPDSCH送信についてのHARQフィードバック情報と、を多重化するように構成される、
端末装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記複数のPDSCH送信の数に基づいて、第1のサブコードブックと、前記第1のサブコードブックにおける、前記複数のPDSCH送信についてそれぞれのHARQフィードバック値を示すための複数のフィードバック位置と、を決定するように構成される、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
送信部をさらに備え、
前記処理部は、第2のサブコードブックと、前記第2のサブコードブックにおける、前記単一のPDSCH送信についてのさらなるHARQフィードバック値を示すためのさらなるフィードバック位置と、を決定するように構成され、
前記送信部は、前記第1のサブコードブックと、前記第2のサブコードブックと、前記複数のフィードバック位置と、前記さらなるフィードバック位置と、に基づいて、前記HARQフィードバック情報を送信するように構成される、
請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
送信部をさらに備え、
前記処理部は、前記第1のDCIによってスケジューリングされることが許可されるべき前記複数のPDSCH送信の閾値数に基づいて、前記Type-2 HARQ-ACKコードブックのコードブックサイズを決定するように構成され、
前記処理部は、前記閾値数と、前記複数のPDSCH送信の第1の数と、二つ以上の前記単一のPDSCH送信の第2の数と、に基づいて、前記それぞれのHARQフィードバック値と、さらなるトランスポートブロックについてのさらなるHARQフィードバック値とを示すための複数のフィードバック位置を決定するように構成され、前記さらなるトランスポートブロックが、前記単一のPDSCH送信上で前記ネットワーク装置から前記端末装置へ送信され、
前記送信部は、前記コードブックサイズと、前記複数のフィードバック位置と、前記さらなるフィードバック位置と、に基づいて、前記HARQフィードバック情報を送信するように構成される、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記Type-2 HARQ-ACKコードブックにおける、前記それぞれのHARQフィードバック値及び前記さらなるHARQフィードバック値を報告することが許可されるそれぞれの候補フィードバック位置のセットを、前記閾値数に基づいて決定するように構成され、
前記処理部は、前記それぞれの候補フィードバック位置のセットにおいて、前記閾値数と前記第1の数とに基づいて、前記それぞれのHARQフィードバック値を報告するためのフィードバック位置の第1部分を決定し、前記閾値数と前記第2の数とに基づいて、前記さらなるHARQフィードバック値を報告するためのフィードバック位置の第2部分を決定するように構成され、
前記処理部は、前記フィードバック位置の前記第1部分と、前記フィードバック位置の前記第2部分と、に基づいて、前記複数のフィードバック位置を決定するように構成される、
請求項4に記載の端末装置。
【請求項6】
ネットワーク装置と通信する端末装置のための方法であって、
第1のダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)によってスケジューリングされる複数の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Control Channel)送信を受信することと、
第2のDCIによってスケジューリングされる単一の前記PDSCH送信を受信することと、
を含み、
Type-2 HARQ-ACKコードブックが設定される場合には、
前記複数のPDSCH送信についてのハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)フィードバック情報と、前記単一のPDSCH送信についてのHARQフィードバック情報と、を多重化することをさらに含む、
方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、一般に電気通信の分野に関し、特に、単一のダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)によってスケジューリングされた複数のデータチャネルに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)フィードバックの装置、方法、デバイス及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)リリース17(Rel-17)では、単一のDCIで複数のトランスポートブロック(TB:Transport Block)/物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)をスケジューリングすることが検討されている。これは、Reduced Capability NRデバイスの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH::Physical Downlink Control Channel)の容量に制限があるためである。
【0003】
Reduced Capability NRデバイスについては、ユーザ端末(UE:User Equipment)の帯域幅を5MHz又は10MHzまで狭めてもよいこと、より少ないブラインドデコード(blind decode)とCCEの制限によってPDCCHモニタリングを減らしてもよいことが提案されているが、これは、狭い帯域幅に対しPDCCHの容量が制限されることにつながる場合がある。
【0004】
したがって、単一のDCIでスケジューリングされた複数のTB/PDSCHに対し、HARQフィードバック方式が議論される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施形態は全体として、単一のDCIによってスケジューリングされた複数のデータチャネルに対するHARQについての解決手段を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、通信方法が提供される。前記方法は、端末装置において、ネットワーク装置から制御情報を受信することと、データチャネルセットにおける前記ネットワーク装置から前記端末装置への複数のトランスポートブロックの送信が前記制御情報によってスケジューリングされているとの判定に従って、前記複数のトランスポートブロックに関連付けられているハイブリッド自動再送要求のHARQフィードバック情報を送信するための制御チャネルを決定することと、前記制御チャネルによって前記HARQフィードバック情報を前記ネットワーク装置に送信することと、を含む。
【0007】
第2の態様では、通信方法が提供される。前記方法は、ネットワーク装置から端末装置に制御情報を送信することであって、前記制御情報によって、データチャネルセットにおける前記ネットワーク装置から前記端末装置への複数のトランスポートブロックの送信がスケジューリングされることと、前記複数のトランスポートブロックに関連付けられているハイブリッド自動再送要求のHARQフィードバック情報を、制御チャネルによって前記端末装置から受信することと、を含む。
【0008】
第3の態様では、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサと、命令が格納されているメモリとを備える。前記メモリ及び前記命令は、前記プロセッサとともに、前記端末装置に前記第1の態様にかかる方法を実行させるように構成されている。
【0009】
第4の態様では、ネットワーク装置が提供される。前記ネットワーク装置は、プロセッサと、命令が格納されているメモリとを備える。前記メモリ及び前記命令は、前記プロセッサとともに、前記ネットワーク装置に前記第2の態様にかかる方法を実行させるように構成されている。
【0010】
第5の態様では、命令が格納されているコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令は、装置の少なくとも1つのプロセッサにおいて実行される場合に、前記装置に、前記第1の態様にかかる方法を実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

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