TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024063433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171376
出願日2022-10-26
発明の名称処理装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01S 13/90 20060101AFI20240502BHJP(測定;試験)
要約【課題】精度よくアンラップ処理を行うことが難しい場合がある。
【解決手段】処理装置300は、位置情報を含む位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行う圧縮部321と、前記圧縮部321が圧縮したデータに対して雑音成分の除去を行う除去部322と、を有する。
【選択図】図15


特許請求の範囲【請求項1】
位置情報を含む位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行う圧縮部と、
前記圧縮部が圧縮したデータに対して雑音成分の除去を行う除去部と、
を有する
処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の処理装置であって、
前記圧縮部は、位相差のデータを有する複数の観測点に対して、多次元空間上に存在する観測点を所定の軸上の点として変換することでデータの圧縮を行う
処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の処理装置であって、
前記圧縮部は、軸と観測点との間の距離に基づいて抽出した観測点を軸上の点として変換することでデータの圧縮を行う
処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の処理装置であって、
前記除去部は、前記圧縮部が圧縮したデータのうち所定の条件を満たす外れ値を判別して、判別した外れ値をとるデータを雑音成分として除去する
処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の処理装置であって、
前記除去部が雑音成分を除去した位相差のデータに対して、所定の補間処理を行う補間部と、
前記補間部が補間処理を行ったデータに対して、ラップされた位相差をつなぐ処理であるアンラップ処理を行うアンラップ処理部と、
を有する
処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の処理装置であって、
前記補間部は、データの分布に基づいて軸方向にデータが疎な部分を判別して、判別した疎な部分を補間する
処理装置。
【請求項7】
請求項5に記載の処理装置であって、
前記補間部は、隣り合うデータ間の位相差に基づいて周回部分の判定を行って、判定結果に応じた補間処理を行う
処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の処理装置であって、
位相差のデータのうち所定の条件に基づいて抽出されたPS(Persistent Scatterer)点に対応する位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行う
処理装置。
【請求項9】
情報処理装置が、
位置情報を含む位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行い、
圧縮したデータに対して雑音成分の除去を行う
処理方法。
【請求項10】
情報処理装置に、
位置情報を含む位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行い、
圧縮したデータに対して雑音成分の除去を行う
処理を実現するためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置、処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
取得した位相差に基づいて変位解析などの処理を行うことが知られている。
【0003】
関連する技術として、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、観測対象領域からの反射波の入射角度が若干異なる条件で2枚のレーダ画像を取得し、両レーダ画像の位相差に基づいて地形の高さの測定を行う画像レーダ装置が記載されている。特許文献1によると、例えば、画像レーダ装置は、位相補償された位相差の折り返しを開いて繋ぎ合わせる位相アンラップ手段を含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-322383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
2枚のペア画像を干渉解析することなどにより画像間に生じた位相差を取得する場合、干渉解析では-π~+πの範囲に折りたたまれた位相差が算出される。そのため、変位などを解析する際は、特許文献1に記載のように、ラップされた位相差をつなぐ処理であるアンラップ処理を行うことが必要になる。
【0006】
ここで、アンラップ処理では、隣り合う位相を出来るだけ滑らかにつなげようとする。そのため、アンラップ処理は雑音成分や局所的な欠損などに脆弱であり、雑音成分や欠損部分が多いとアンラップ処理の精度が担保されない場合があった。このように、精度よくアンラップ処理を行うことが難しい場合がある、という課題が生じていた。
【0007】
そこで、本発明は、上述した課題を解決することが可能な処理装置、処理方法、プログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる目的を達成するため本開示の一形態である処理装置は、
位置情報を含む位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行う圧縮部と、
前記圧縮部が圧縮したデータに対して雑音成分の除去を行う除去部と、
を有する
という構成をとる。
【0009】
また、本開示の他の形態である処理方法は、
情報処理装置が、
位置情報を含む位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行い、
圧縮したデータに対して雑音成分の除去を行う
という構成をとる。
【0010】
また、本開示の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
位置情報を含む位相差のデータに対して、少なくとも位置情報の圧縮を行うことでデータの圧縮を行い、
圧縮したデータに対して雑音成分の除去を行う
処理を実現するためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本電気株式会社
処理装置
10日前
日本電気株式会社
ロボットおよびその推進方法
11日前
日本電気株式会社
共振器及び周波数可変型共振器
9日前
日本電気株式会社
放送システムおよび信号同期方法
16日前
日本電気株式会社
無線送信装置および無線送信方法
23日前
日本電気株式会社
給電システムの制御方法、給電装置
4日前
日本電気株式会社
監視システム、監視装置及び監視方法
9日前
日本電気株式会社
決済端末、決済方法、およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
送信器、通信装置、および通信システム
3日前
日本電気株式会社
通信装置、通信システムおよび通信方法
10日前
日本電気株式会社
ロボットハンドおよびケーブル配設装置
10日前
日本電気株式会社
受信装置、通信装置、および通信システム
3日前
東海旅客鉄道株式会社
無線通信システム
12日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
6日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
6日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
6日前
日本電気株式会社
プログラム、機械学習方法、及び情報処理装置
5日前
日本電気株式会社
機械学習装置、機械学習方法、及びプログラム
10日前
日本電気株式会社
交通情報処理システムおよび交通情報処理方法
18日前
日本電気株式会社
交通情報処理システムおよび交通情報処理方法
18日前
日本電気株式会社
原子発振器、制御方法、制御装置、プログラム
19日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
4日前
日本電気株式会社
最適化装置、最適化方法および最適化プログラム
6日前
日本電気株式会社
中央演算処理装置、情報処理装置、及び処理方法
4日前
日本電気株式会社
情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
9日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
9日前
日本電気株式会社
送信器、送信装置、通信装置、および通信システム
3日前
日本電気株式会社
光中継器、光伝送システム及び光中継器の接続方法
11日前
日本電気株式会社
推定装置、紙幣処理機、推定方法、およびプログラム
3日前
日本電気株式会社
衛星制御パラメータ導出装置、方法およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
人物検出装置、人物検出方法、及び、人物検出プログラム
9日前
日本電気株式会社
車両情報提供システム、車両情報提供方法、及びプログラム
9日前
日本電気株式会社
動作データ生成装置、動作データ生成方法、およびプログラム
2日前
日本電気株式会社
通報装置、通報システム、通報方法及びコンピュータプログラム
5日前
日本電気株式会社
記録作成装置、システム、映像記録作成方法、およびプログラム
23日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
4日前
続きを見る