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公開番号2024056280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163058
出願日2022-10-11
発明の名称内燃機関の燃料供給装置および燃料供給方法
出願人株式会社セイブ・ザ・プラネット
代理人個人
主分類F02M 37/00 20060101AFI20240416BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】内燃機関において使用するアンモニア燃料を常温常圧下で保存する技術を提供する。
【解決手段】この内燃機関9の燃料供給装置1は、アンモニア水を貯留するタンク30と、タンク30から内燃機関9の気筒91内へアンモニア水を霧化して供給する液体燃料供給部50とを有する。内燃機関9の燃料としてアンモニア水を用いることにより、常温常圧下で燃料を保存することができる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関の燃料供給装置であって、
アンモニア水を貯留するタンクと、
前記タンクから前記内燃機関の気筒内へ前記アンモニア水を霧化して供給する液体燃料供給部と、
を有する、燃料供給装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記内燃機関の気筒内へ、気体のアンモニアを含む気体燃料を供給する気体燃料供給部
をさらに有する、燃料供給装置。
【請求項3】
請求項2に記載の燃料供給装置であって、
前記アンモニア水を電気分解して前記気体燃料を生成する電気分解装置
をさらに有する、燃料供給装置。
【請求項4】
請求項3に記載の燃料供給装置であって、
前記電気分解装置は、前記タンク内に貯留された前記アンモニア水を電気分解する、燃料供給装置。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の燃料供給装置であって、
前記タンクに貯留された前記アンモニア水を加熱する加熱装置
をさらに有する、燃料供給装置。
【請求項6】
請求項5に記載の燃料供給装置であって、
前記加熱装置は、前記内燃機関の排気管の熱を前記タンクへ伝達する熱交換部である、燃料供給装置。
【請求項7】
内燃機関の燃料供給方法であって、
アンモニア水を貯留するタンクから前記内燃機関の気筒内へ前記アンモニア水を霧化して供給する、燃料供給方法。
【請求項8】
請求項7に記載の燃料供給方法であって、
前記アンモニア水を前記タンク内で加熱し、加熱された前記アンモニア水を前記気筒内へ供給する、燃料供給方法。
【請求項9】
請求項7に記載の燃料供給方法であって、
前記アンモニア水と、気体のアンモニアを含む気体燃料との双方を前記気筒内へ供給する、燃料供給方法。
【請求項10】
請求項9に記載の燃料供給方法であって、
前記内燃機関が低負荷状態である場合は、前記気体燃料のみを前記気筒内へ供給し、
前記内燃機関が高負荷状態である場合は、前記アンモニア水および前記気体燃料の双方、あるいは、前記アンモニア水のみを前記気筒内へ供給する、燃料供給方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の燃料供給装置および燃料供給方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
4ストローク(または4サイクル)レシプロエンジンと呼ばれる内燃機関においては、ピストンの往復動作に合わせて排気バルブ・吸気バルブの開閉、燃料の導入、および点火動作を行うことにより、排気工程、吸気工程、圧縮工程および膨張工程を繰り返す。
【0003】
従来の内燃機関については、例えば、特許文献1に記載されている。内燃機関の燃料には、従来、ガソリン、軽油、プロパンガスおよびアルコールなどが用いられていた
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-82193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、カーボンフリー燃料として、アンモニア燃料が着目されている。アンモニアは、常温常圧下において気体で存在するため、液体の状態で保管するためには、低温、高圧、もしくはその両方の状態を維持して保管する必要がある。そして、アンモニアを液体のまま筒内に供給するには、高圧状態を維持しながらの供給が必要であり、気体として筒内に供給するには、気化潜熱に対応するため、予熱が必要となる。いずれの場合においても、複雑な装置構成が必要となる。
【0006】
本発明の目的は、内燃機関において使用するアンモニア燃料を常温常圧下で保存する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、内燃機関の燃料供給装置であって、アンモニア水を貯留するタンクと、前記タンクから前記内燃機関の気筒内へ前記アンモニア水を霧化して供給する液体燃料供給部と、を有する。
【0008】
本願の第2発明は、第1発目の燃料供給装置であって、前記内燃機関の気筒内へ、気体のアンモニアを含む気体燃料を供給する気体燃料供給部をさらに有する、燃料供給装置。
【0009】
本願の第3発明は、第2発明の燃料供給装置であって、前記アンモニア水を電気分解して前記気体燃料を生成する電気分解装置をさらに有する。
【0010】
本願の第4発明は、第3発明の燃料供給装置であって、前記電気分解装置は、前記タンク内に貯留された前記アンモニア水を電気分解する。
(【0011】以降は省略されています)

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