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公開番号2024057280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163899
出願日2022-10-12
発明の名称排気センサの制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F02D 45/00 20060101AFI20240417BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】プレヒートによるセンサ素子の早期活性化を可能としつつ、プレヒートにおける消費電力が過大になることを抑制する。
【解決手段】排気センサの制御装置は、ヒータ20への通電を制御するヒータ制御部55を備える。ヒータ制御部は、内燃機関1のクランキングを行うスタータ36がオンにされる前の所定タイミングにおいてヒータへの通電を開始し、スタータがオンにされたときにヒータへの供給電力を増加させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
センサ素子と、該センサ素子を加熱するヒータとを備えると共に内燃機関の排気通路に配置された排気センサを制御する、排気センサの制御装置であって、
前記ヒータへの通電を制御するヒータ制御部を備え、
前記ヒータ制御部は、前記内燃機関のクランキングを行うスタータがオンにされる前の所定タイミングにおいて前記ヒータへの通電を開始し、前記スタータがオンにされたときに前記ヒータへの供給電力を増加させる、排気センサの制御装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記所定タイミングは、イグニッションスイッチがオンにされたときである、請求項1に記載の排気センサの制御装置。
【請求項3】
前記ヒータ制御部は、前記ヒータへの通電が開始されてから前記スタータがオンにされるまでの間に所定の始動遅延条件が成立した場合には、前記ヒータへの供給電力を減少させ又は前記ヒータへの通電を停止する、請求項1又は2に記載の排気センサの制御装置。
【請求項4】
前記始動遅延条件は、前記ヒータへの通電が開始されてから所定時間以上前記スタータがオンにされないことである、請求項3に記載の排気センサの制御装置。
【請求項5】
前記始動遅延条件は、前記ヒータへの通電が開始された後に、前記内燃機関を搭載した車両のドアが開かれたことである、請求項3に記載の排気センサの制御装置。
【請求項6】
前記スタータに電力を供給するバッテリの電圧を取得する電圧取得部を更に備え、
前記ヒータ制御部は、前記所定タイミングにおいて前記バッテリの電圧が所定の第一閾値以下である場合には前記ヒータへの通電を中止し、前記スタータがオンにされたときに前記バッテリの電圧が所定の第二閾値以下である場合には前記ヒータへの通電を中止し、前記第二閾値は前記第一閾値よりも低い、請求項1又は2に記載の排気センサの制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は排気センサの制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排気エミッションの低減等のために、排気ガス中の特定の成分の濃度を検出する排気センサを内燃機関の排気通路に設けることが知られている。斯かる排気センサでは、センサ素子を活性状態に維持すべく、ヒータによってセンサ素子を加熱する。
【0003】
センサ素子の早期活性化のためには、内燃機関の始動前にセンサ素子を加熱するプレヒートを実施することが望ましい。特許文献1には、イグニッションスイッチがオンにされたときにプレヒートを開始することが記載され、特許文献2には、車両ドアがロック状態からアンロック状態に変化したときにプレヒートを開始することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-083338号公報
特開2004-232647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、プレヒートが実施される場合には、内燃機関の始動前における消費電力が増加する。特に、プレヒートが開始されてから内燃機関が始動されるまでの時間が長い場合には、プレヒートにおける消費電力が過大となる。この結果、スタータに電力を供給するバッテリの電圧が低下し、内燃機関の始動性が悪化するおそれがある。
【0006】
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、プレヒートによるセンサ素子の早期活性化を可能としつつ、プレヒートにおける消費電力が過大になることを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0008】
(1)センサ素子と、該センサ素子を加熱するヒータとを備えると共に内燃機関の排気通路に配置された排気センサを制御する、排気センサの制御装置であって、前記ヒータへの通電を制御するヒータ制御部を備え、前記ヒータ制御部は、前記内燃機関のクランキングを行うスタータがオンにされる前の所定タイミングにおいて前記ヒータへの通電を開始し、前記スタータがオンにされたときに前記ヒータへの供給電力を増加させる、排気センサの制御装置。
【0009】
(2)前記所定タイミングは、イグニッションスイッチがオンにされたときである、上記(1)に記載の排気センサの制御装置。
【0010】
(3)前記ヒータ制御部は、前記ヒータへの通電が開始されてから前記スタータがオンにされるまでの間に所定の始動遅延条件が成立した場合には、前記ヒータへの供給電力を減少させ又は前記ヒータへの通電を停止する、上記(1)又は(2)に記載の排気センサの制御装置。
(【0011】以降は省略されています)

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