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公開番号2024057073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024029876,2021044758
出願日2024-02-29,2021-03-18
発明の名称エンジン装置
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人
主分類F02M 26/28 20160101AFI20240416BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】EGRクーラのサイズに起因してその横幅が増大することを抑制できるエンジン装置を提供する。
【解決手段】エンジン装置100は、シリンダブロック2と、シリンダヘッド20と、排気マニホールド4と、EGRクーラ6とを備える。シリンダヘッド20は、シリンダブロック2の上方に配置される。排気マニホールド4は、シリンダヘッド20の一側面に配置されて、シリンダヘッド20から排気された排気ガスを流通させる。EGRクーラ6は、排気マニホールド4の下方に配置されて、排気マニホールド4から排気された排気ガスの一部であるEGRガスを冷却する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シリンダブロックと、
前記シリンダブロックの上方に配置されるシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドの一側面に配置されて、前記シリンダヘッドから排気された排気ガスを流通させる排気マニホールドと、
前記排気マニホールドの下方に配置されて、前記排気マニホールドから排気された前記排気ガスの一部であるEGRガスを冷却するEGRクーラと
を備え、
前記EGRクーラは、前記排気マニホールドに接続される、エンジン装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記EGRクーラは、その一端側において前記排気マニホールドとされる、請求項1に記載のエンジン装置。
【請求項3】
前記シリンダブロックによって回転可能に支持されるクランク軸を更に備え、
前記EGRクーラは、前記クランク軸方向に沿って配置される、請求項1又は請求項2に記載のエンジン装置。
【請求項4】
前記クランク軸が延びる軸方向における前記EGRクーラの中心が、前記軸方向における前記シリンダブロックの中心よりもフライホイールハウジング側に位置する、請求項3に記載のエンジン装置。
【請求項5】
前記EGRクーラは、前記フライホイールハウジングに隣り合う位置に配置される、請求項4に記載のエンジン装置。
【請求項6】
前記EGRクーラは、前記フライホイールハウジング側から見たとき、前記フライホイールハウジングに全部分が重なる、請求項4又は請求項5に記載のエンジン装置。
【請求項7】
エンジン始動時に前記フライホイールに回転力を伝達するスタータを更に備え、
前記スタータは、前記フライホイールハウジングに取り付けられ、
前記EGRクーラは、前記スタータの上方に配置される、請求項3に記載のエンジン装置。
【請求項8】
前記EGRクーラは、
前記EGRガスが流入するガス流入口と、
前記EGRガスが流出するガス流出口と、
冷却水が流入する冷却水流入口と、
前記冷却水が流出する冷却水流出口と
を有し、
前記ガス流入口及び前記ガス流出口は、前記EGRクーラの一端部に設けられ、
前記冷却水流入口及び前記冷却水流出口は、前記EGRクーラの前記一端部とは反対側の他端部に設けられる、請求項2に記載のエンジン装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、エンジン装置が開示されている。特許文献1のエンジン装置は、シリンダヘッドと、EGR(Exhaust Gas Recirculation)クーラとを備える。EGRクーラは、シリンダヘッドの前側面(フライホイール側の面)に連結される。特許文献1のエンジン装置において、シリンダヘッドには、EGRクーラと連通するEGRガス流路が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-123718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、シリンダヘッドの前側面にEGRクーラが連結される構成では、EGRクーラの長手方向の幅がシリンダヘッドの横幅よりも大きい場合、エンジン装置の横幅が増大して、エンジン装置を作業機械へ搭載する際の搭載性が損なわれる。例えば、出力が大きいエンジン装置の場合、EGRクーラが大型化するため、EGRクーラの長手方向の幅がシリンダヘッドの横幅よりも大きくなる可能性がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、EGRクーラのサイズに起因してその横幅が増大することを抑制できるエンジン装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明において、エンジン装置は、シリンダブロックと、シリンダヘッドと、排気マニホールドと、EGRクーラとを備える。前記シリンダヘッドは、前記シリンダブロックの上方に配置される。前記排気マニホールドは、前記シリンダヘッドの一側面に配置されて、前記シリンダヘッドから排気された排気ガスを流通させる。前記EGRクーラは、前記排気マニホールドの下方に配置されて、前記排気マニホールドから排気された前記排気ガスの一部であるEGRガスを冷却する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るエンジン装置によれば、EGRクーラのサイズに起因してエンジン装置の横幅が増大することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るエンジン装置の斜視図である。
ベルト部材、冷却ファン、クランク軸、及びフライホイールを示す左側面図である。
図1と異なる方向から見たエンジン装置の斜視図である。
図1及び図3と異なる方向から見たエンジン装置の斜視図である。
(a)は、排気マニホールド、EGRクーラ、シリンダヘッド、EGRガス配管、EGRバルブ、及び吸気マニホールドを示す斜視図である。(b)は、排気マニホールド、EGRクーラ、シリンダヘッド、EGRガス配管、EGRバルブ、及び吸気マニホールドを示す別の斜視図である。
シリンダブロック、及びシリンダヘッドを示す左側面図である。
排気マニホールド、EGRクーラ、及びシリンダヘッドを示す斜視図である。
(a)は、排気マニホールドを示す斜視図である。(b)は、排気マニホールドの右側面図である。
(a)は、EGRクーラを示す斜視図である。(b)は、EGRクーラを示す別の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面(図1~図9(b))を参照して本発明のエンジン装置に係る実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。なお、説明が重複する箇所については、適宜説明を省略する場合がある。また、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
本明細書では、理解を容易にするために、前後方向、左右方向、及び上下方向を定義している。本実施形態では、冷却ファン16(図1参照)が配置される側がエンジン装置100の前側であり、フライホイール26(図4参照)が配置される側がエンジン装置100の後側である。また、排気マニホールド4(図1参照)が配置される側がエンジン装置100の左側であり、吸気マニホールド32(図5参照)が配置される側がエンジン装置100の右側である。換言すると、エンジン装置100の排気側が、エンジン装置100の左側であり、エンジン装置100の吸気側が、エンジン装置100の右側である。また、オイルパン18(図1参照)が配置される側がエンジン装置100の下側であり、シリンダヘッド20(図1参照)が配置される側がエンジン装置100の上側である。但し、説明の便宜のために前後方向、左右方向、及び上下方向を定義したに過ぎず、これらの方向の定義により、本発明のエンジン装置の使用時及び組立時の向きを限定する意図はない。
(【0011】以降は省略されています)

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