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公開番号2024055980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024032998,2022166786
出願日2024-03-05,2018-05-25
発明の名称CBLBエンドヌクレアーゼバリアント、組成物、および使用方法
出願人2セブンティ バイオ インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C12N 15/09 20060101AFI20240412BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】改善されたゲノム編集組成物、およびCBLB遺伝子を編集するための方法を提供すること。
【解決手段】本開示は、癌、感染性疾患、自己免疫疾患、炎症性疾患、または免疫不全のうちの少なくとも1つの症状の予防、治療、または緩和のためのゲノム編集された細胞をさらに提供する。様々な実施形態において、本開示は、ヒトCBLB遺伝子内の標的部位を切断するホーミングエンドヌクレアーゼ(HE)バリアントを含むポリペプチドを部分的に企図する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
図面に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は、米国特許法第119条(e)の下、2017年10月3日に出願された米国仮特許出願第62/567,417号、および2017年5月25日に出願された米国仮特許出願第62/511,194号の利益を主張し、これらの各々はその全体において参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
配列表に関する説明
本出願に付随する配列表は、ハードコピーの代わりにテキスト形式で提供され、ここに参照により本明細書に組み込まれる。配列表を含むテキストファイルの名称は、BLBD_087_02WO_ST25.txtである。本テキストファイルは、152KBであり、2018年5月25日に作成され、本明細書の出願と同時にEFS-Webを介して電子的に提出される。
【0003】
本開示は、改善されたゲノム編集組成物に関する。より具体的には、本開示は、ヒトカシータスB系統(Cbl)リンパ腫癌原遺伝子B(CBLB)遺伝子を編集するための、ヌクレアーゼバリアント、組成物、およびそれらの使用方法に関する。
【背景技術】
【0004】
癌の世界的な負担は、1975年~2000年の間に2倍となった。癌は、世界中の疾病率および死亡率の2番目に高い要因であり、2012年において新たな症例はおよそ1410万件、癌関連死は820万件となっている。最も一般的な癌は、乳癌、肺および気管支癌、前立腺癌、結腸および直腸癌、膀胱癌、皮膚の黒色腫、非ホジキンリンパ腫、甲状腺癌、腎臓および腎盂癌、子宮内膜癌、白血病、ならびに膵臓癌である。新たな癌症例件数は、今後20年以内で2200万件に上昇すると予想される。
【0005】
免疫系は、ヒト癌の検出および撲滅において主要な役割を有する。形質転換細胞の大部分は、免疫センチネルによって迅速に検出され、クローン的に発現されたT細胞受容体(TCR)を介した抗原特異的T細胞の活性化を通して破壊される。したがって、癌は、免疫学的障害、すなわち、疾患を恒久的に抑制および排除するために必要な抗腫瘍応答を開始する免疫系の機能障害とみなすことができる。癌をより有効に撲滅するために、過去数十年間にわたって開発されたある特定の免疫療法介入は、T細胞免疫性を強化することに特に注力してきた。これらの治療は、疾患寛解の孤発例をもたらしてきたのみであり、実質的な全体的奏功は達成していない。
【0006】
より最近では、T細胞の単離、修飾、増殖、および再注入に基づく養子細胞療法戦略が探索されており、初期段階の臨床試験で試験されている。T細胞はしばしば、それらの選択的認識および強力なエフェクター機構に起因して、癌免疫療法のための一般的に好まれるエフェクター細胞となっている。これらの治療は、まちまちな奏効率を示してきたが、少数の患者は、恒久的な寛解を経験しており、T細胞ベースの免疫療法の未だ理解されていない可能性を強調している。
【0007】
細胞溶解性T細胞による腫瘍細胞関連抗原の成功裏の認識は、標的とする腫瘍の溶解を開始し、任意の有効な癌免疫療法アプローチを実証する。腫瘍浸潤T細胞(TIL)は、腫瘍関連抗原に特異的に指向されたTCRを発現するが、実質的な数のTILは、少数のヒト癌のみに限定される。遺伝子操作されたT細胞受容体(TCR)およびキメラ抗原受容体(CAR)は、多くの癌および他の免疫障害に対するT細胞ベースの免疫療法の適用性を増加させる可能性がある。
【0008】
その上、最新技術による遺伝子操作されたT細胞は依然として、癌細胞、炎症性細胞、間質細胞、およびサイトカインからなる複合の免疫抑制腫瘍微小環境によって調節される。これらの構成要素のうち、癌細胞、炎症性細胞、および抑制性サイトカインがT細胞表現型および機能に不利に影響する。集合的に、腫瘍微小環境は、T細胞を駆動し、疲弊したT細胞へと最終的に分化する。
【0009】
T細胞疲弊は、阻害性受容体の増加した発現または阻害性受容体による増加したシグナル伝達、低減されたエフェクターサイトカイン産生、および持続して癌を排除する能力の減少によって特徴付けられる慢性的環境における、T細胞機能不全の状態である。疲弊したT細胞はまた、階層的様態で機能喪失を示す。すなわち、減少したIL-2産生およびエクスビボでの殺傷能力が疲弊の早期段階で失われ、TNF-α産生が中間段階で失われ、IFN-γおよびGzmB産生が疲弊の後期段階で失われる。腫瘍微小環境におけるほとんどのT細胞は、疲弊したT細胞へと分化し、癌を排除する能力を失い、最終的には取り除かれる。
【0010】
現在まで、増加した持続性および免疫抑制腫瘍微小環境に対する耐性を有する養子細胞療法の実証可能な臨床例は存在していない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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