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公開番号2024055744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2023069408,2022162127
出願日2023-04-20,2022-10-07
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人DCアーキテクト株式会社
代理人個人
主分類G06F 40/279 20200101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】文章の内容を考慮して、文章に含まれる単語が使用可能か否かを判断できる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システム1は、受付部331、判定部332、抽出部333及び付与部334を含む制御部33と、表示部34と、を備える。受付部は、ユーザ端末から文章を受け付ける。判定部は、受付部で受け付けた文章に、不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語が含まれているか否かを判定する。抽出部は、判定部が、使用が不可能な単語が含まれていると判定した場合に、その単語の前後に隣接する単語を抽出する。付与部334は抽出部が抽出した単語が、予め記憶された参照情報に基づいて、所定の単語に該当する場合に、使用が不可能な単語を、文章情報の中に含まれる他の単語よりも強調させる強調表示を付与する。表示部は、文章をユーザ端末に表示する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理システムであって、
ユーザ端末から文章情報を受け付ける受付部と、
前記受付部で受け付けた前記文章情報に、不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部により、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語が含まれていると判定された場合に、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語の前後に、隣接する単語を抽出する抽出部と、
前記抽出部により、抽出された単語が、予め記憶された参照情報に基づいて、所定の単語に該当する場合に、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語を、前記文章情報の中に含まれる他の単語よりも強調させる強調表示を付与する付与部と、
前記文章情報を前記ユーザ端末に表示する表示部とを含む、
情報処理システム。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記強調表示は、下線、太文字、斜体、着色、サイズ、又は背景色のいずれかを変更する表示である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記強調表示は、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語の周囲に与された文字、記号、図形、枠線、イラスト、又は画像のいずれかである、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記付与部は、前記強調表示の周囲に、前記強調表示された文字の順番、総数又はリスク度合いを表す文字又は数字を付与する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記参照情報は、所定分野における出現頻度を表すスコアが所定の閾値以上の単語を含む情報が記録されているデータベースである、
請求項1~4のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項6】
情報処理方法であって、
ユーザ端末から文章情報を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた前記文章情報に、不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語が含まれているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより、不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語が含まれていると判定された場合に、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語の前後に隣接する単語を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより、抽出された単語が、予め記憶された参照情報に基づいて、所定の単語に該当する場合に、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語を、前記文章情報の中に含まれる他の単語よりも強調させる強調表示を付与する付与ステップと、
前記文章情報を前記ユーザ端末に表示させる表示ステップとを含む、
情報処理方法。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理方法の各ステップを、制御部に実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
ウェブサイト中に記載されている薬事用語を効率的に照合することができる薬事用語照合システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-181172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1にかかる薬事用語照合システムでは、ウェブサイト中に記載されている各用語とデータベース部に記録されている薬事用語とを照合し、照合の結果、ウェブサイト中の薬事用語にチェックを付けるものである。このため、文章情報に含まれる単語が、単に、薬事用語に該当するか否かのみを判断しているだけで、文章情報全体の内容を考慮して、当該単語が使用可能か否かについて判断するものではなかった。
【0005】
すなわち、文章情報に含まれる単語が薬事用語等に該当する場合であって、文章情報全体の内容を考慮すれば使用が可能と判断される場合があるが、これらを考慮するものではなかった。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ユーザが文章情報全体の内容を考慮して、文章情報に含まれる単語が使用可能か否かを判断することができる、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは受付部、判定部、抽出部、付与部、表示部とを備える。受付部はユーザ端末から文章情報を受け付ける。判定部は、前記受付部で受け付けた前記文章情報に、不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語が含まれているか否かを判定する。抽出部は、前記判定部により、不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語が含まれていると判定された場合に、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語の前後に隣接する単語を抽出する。付与部は前記抽出部により、抽出された単語が、予め記憶された参照情報に基づいて、所定の単語に該当する場合に、前記不当な表示を規制する法令類の下で使用が不可能な単語を、他の単語よりも強調させる強調表示を付与する。表示部は前記文章情報を前記ユーザ端末に表示する。
本開示によれば、ユーザが文章情報全体の内容を考慮して、文章情報に含まれる単語が使用可能か否かを判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
図2は、情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3は、情報処理装置3の機能を示す機能ブロック図である。
図4は、チェックワードに関するデータベースの一例を示す図である。
図5は、薬事関連ワードデータベースの一例を示す図である。
図6は、情報処理装置3による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、ユーザ端末2に表示されるGUIの一例を示す図である。
図8は、ユーザ端末2に表示されるGUIの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0010】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0または1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、または量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、およびメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1. ハードウェア構成
本節では、本実施形態に係る情報処理システム1のハードウェア構成について説明する。図1は、情報処理システム1の全体構成を示す図である。
1.1 情報処理システム1
(【0011】以降は省略されています)

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