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公開番号2024055360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162207
出願日2022-10-07
発明の名称電子機器及びそれを備えた溶接装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G06F 21/31 20130101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】USB端子に接続される別の電子機器からの不正アクセスを確実に防止できる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器である溶接電源10は、USBメモリ80と接続可能に構成されており、入力部12と表示部16とUSB接続部17とUSB制御部14と、を少なくとも備える。USB接続部17にUSBメモリ80が接続されると、USB制御部14は、入力部12から入力されるパスワードが所定のパスワードと一致した場合、USB接続部17への電力供給を許可するとともに、USBメモリ80から溶接電源10へのアクセスを許可する。パスワードが所定のパスワードと一致しない場合、USB制御部14は、USB接続部17への電力供給を禁止することで、USBメモリ80から溶接電源10へのアクセスを禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
USB端子と接続可能に構成された電子機器であって、
入力部と、
表示部と、
前記USB端子を接続するためのUSB接続部と、
前記USB端子と前記USB接続部との接続状態を制御するUSB制御部と、を少なくとも備え、
前記USB接続部に前記USB端子が接続されると、
前記USB制御部は、
前記入力部から入力されるパスワードが、所定のパスワードと一致した場合、前記USB接続部への電力供給を許可するとともに、前記USB端子を介して接続される別の電子機器から前記電子機器へのアクセスを許可し、
前記パスワードが、前記所定のパスワードと一致しない場合、前記USB接続部への電力供給を禁止することで、前記USB端子を介して接続される前記別の電子機器から前記電子機器へのアクセスを禁止することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子機器において、
記憶部をさらに備え、
前記USB端子を介して接続される前記別の電子機器から前記電子機器へのアクセスが許可された場合、
前記USB接続部を介して、前記USB端子を介して接続される前記別の電子機器と前記記憶部との間のデータの受け渡しが可能となることを特徴とする電子機器。
【請求項3】
請求項1に記載の電子機器において、
前記パスワードが前記入力部から複数回入力された場合、
前記USB制御部は、
所定の回数の間に前記パスワードが前記所定のパスワードと一致すれば、前記USB接続部への電力供給を許可するとともに、前記USB端子を介して接続される前記別の電子機器から前記電子機器へのアクセスを許可し、
前記所定の回数の間に前記パスワードが前記所定のパスワードと一致しなければ、前記USB接続部への電力供給を禁止することで、前記USB端子を介して接続される前記別の電子機器から前記電子機器へのアクセスを禁止することを特徴とする電子機器。
【請求項4】
溶接電源と、
前記溶接電源と電気的に接続された溶接ヘッドと、を少なくとも備え、
前記溶接電源は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子機器であることを特徴とする溶接装置。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子機器と、
前記電子機器とデータの送受信が可能に構成された溶接電源と、
前記溶接電源と電気的に接続された溶接ヘッドと、を少なくとも備え、
前記電子機器は、前記溶接電源のリモートコントローラであることを特徴とする溶接装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器及びそれを備えた溶接装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内部に制御プログラム等が保存されたコントローラやサーバーに対して、記憶媒体等を接続して、制御プログラムのアップデートや追加等を行うことが広く行われている。
【0003】
一方で、記憶媒体のセキュリティが担保されていない場合、接続された記憶媒体を介して、コントローラ等の内部の制御プログラムが無断で書き換えられたり、不正に取得されたり、あるいはコントローラやサーバーにコンピュータウイルスが感染したりすることが懸念される。
【0004】
これらを防止するため、例えば、特許文献1に開示されるように、ユーザ端末にUSBメモリが挿入されると、USBメモリをチェックしてユーザID及びUSBメモリのシリアル番号を伴うアクセス開始依頼をサーバーに送信する構成が提案されている。
【0005】
サーバーから登録されたメールアドレス宛にワンタイムパスワードを送信し、それを受け取ったユーザがユーザ端末からワンタイムパスワードを入力すると、ワンタイムパスワードがサーバーに送信される。サーバーからのワンタイムパスワード照合応答をユーザ側で受信すると、サーバー側の保管ファイルを操作するためのファイル操作要求をサーバーに送信可能とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-109008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示されるように、特定の手順を踏まない限り、USBメモリ等の記憶媒体から電子機器へのアクセスを禁止する手法は既に提案されている。
【0008】
ところで、電子機器の接続端子に記憶媒体としてUSBメモリを接続する場合、通常、電子機器からUSBメモリへの電力供給自体は禁止されない。
【0009】
しかし、電子機器からUSBメモリへ電力が供給されると、このことに乗じて、USBメモリから電子機器の内部に不正にアクセスされるおそれがあった。また、USB端子に接続された別の電子機器が電子機器の接続端子に接続される場合も同様に、電子機器の内部に不正にアクセスされるおそれがあった。
【0010】
本開示はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的は、USB端子に接続される別の電子機器からの不正アクセスを確実に防止することが可能な電子機器及びそれを備えた溶接機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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