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公開番号2024055158
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161858
出願日2022-10-06
発明の名称情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人真田特許事務所,個人
主分類G06F 13/10 20060101AFI20240411BHJP(計算;計数)
要約【課題】物理ディスクの負荷の増加原因となる仮想マシンを容易に特定する。
【解決手段】情報処理プログラムは、複数の物理記憶装置のうちの第1物理記憶装置にアクセスする1以上の第1仮想記憶装置から、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々に対応付けられた複数の第2物理記憶装置であって前記第1物理記憶装置を含む前記複数の第2物理記憶装置へのアクセス負荷が前記複数の第2物理記憶装置間で公平である場合における、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す複数の第1指標値を算出し、算出された前記複数の第1指標値を、前記1以上の仮想記憶装置の各々に割り当てられた仮想マシン毎に集計することにより得られる複数の第2指標値であって、複数の前記仮想マシンの各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す前記複数の第2指標値を出力する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の物理記憶装置のうちの第1物理記憶装置にアクセスする1以上の第1仮想記憶装置から、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々に対応付けられた複数の第2物理記憶装置であって前記第1物理記憶装置を含む前記複数の第2物理記憶装置へのアクセス負荷が前記複数の第2物理記憶装置間で公平である場合における、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す複数の第1指標値を算出し、
算出された前記複数の第1指標値を、前記1以上の仮想記憶装置の各々に割り当てられた仮想マシン毎に集計することにより得られる複数の第2指標値であって、複数の前記仮想マシンの各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す前記複数の第2指標値を出力する、
処理をコンピュータに実行させる、情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記複数の物理記憶装置のうちの選択を受け付けた物理記憶装置を前記第1物理記憶装置として特定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記複数の物理記憶装置のうちのアクセス負荷が閾値以上である物理記憶装置を前記第1物理記憶装置として特定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記複数の物理記憶装置と複数の仮想記憶装置との対応関係を示す第1の管理情報に基づいて、前記第1物理記憶装置にアクセスする前記1以上の仮想記憶装置を前記複数の仮想記憶装置から特定し、
複数の前記仮想マシンと前記複数の仮想記憶装置との対応関係を示す第2の管理情報に基づいて、前記1以上の第1仮想記憶装置に対応付けられた前記1以上の仮想マシンを前記複数の仮想マシンから特定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記複数の第1指標値を算出する処理は、
前記1以上の仮想マシンの各々から前記1以上の第1仮想記憶装置へのコマンド別のアクセス負荷を示す第3指標値を取得し、
前記1以上の第1仮想記憶装置の各々に関する前記複数の第2物理記憶装置の冗長構成を示す情報に応じたアクセス負荷の比率を示す情報と、前記第3指標値とに基づいて、前記複数の第1指標値を算出する、処理を含む、
請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
複数の物理記憶装置のうちの第1物理記憶装置にアクセスする1以上の第1仮想記憶装置から、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々に対応付けられた複数の第2物理記憶装置であって前記第1物理記憶装置を含む前記複数の第2物理記憶装置へのアクセス負荷が前記複数の第2物理記憶装置間で公平である場合における、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す複数の第1指標値を算出し、
算出された前記複数の第1指標値を、前記1以上の仮想記憶装置の各々に割り当てられた仮想マシン毎に集計することにより得られる複数の第2指標値であって、複数の前記仮想マシンの各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す前記複数の第2指標値を出力する、
処理をコンピュータが実行する、情報処理方法。
【請求項7】
複数の物理記憶装置のうちの第1物理記憶装置にアクセスする1以上の第1仮想記憶装置から、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々に対応付けられた複数の第2物理記憶装置であって前記第1物理記憶装置を含む前記複数の第2物理記憶装置へのアクセス負荷が前記複数の第2物理記憶装置間で公平である場合における、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す複数の第1指標値を算出し、
算出された前記複数の第1指標値を、前記1以上の仮想記憶装置の各々に割り当てられた仮想マシン毎に集計することにより得られる複数の第2指標値であって、複数の前記仮想マシンの各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す前記複数の第2指標値を出力する、
制御部を備える、情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数のサーバのハードウェアリソースを用いて、ソフトウェアにより構築したストレージを提供するSDS(Software Defined Storage)と呼ばれる技術が知られている。SDSは、複数のサーバの物理ディスクを共有ストレージとして管理し、共有ストレージの記憶領域から割り当てた1以上の仮想ディスクを、複数のサーバ上で動作する仮想マシンに提供する。仮想マシン(VM:Virtual Machine)は、実際のデータが格納された物理ディスク(PD:Physical Disk)を意識せずに、仮想ディスク(VD:Virtual Disk)にアクセスすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-145894号公報
特開2015-022385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特定の仮想マシンによる仮想ディスクへのアクセス(例えばI/O(Input / Output))負荷に起因して特定の物理ディスクへのアクセス負荷が高くなると、その物理ディスクを使用する他の仮想マシンのアクセス性能が低下する虞がある。したがって、物理ディスクの負荷の増加原因となる仮想マシンを特定し、特定した仮想マシンの使用状態を見直すことで、他の仮想マシンのアクセス性能の低下を抑制することが考えられる。
【0005】
しかしながら、SDSでは、例えば、仮想マシンから仮想ディスクへのアクセス情報、(仮想ディスクを区別せず)物理ディスクが受け取るアクセス情報、が取得されるものの、仮想ディスクから物理ディスクへのアクセス情報は取得されないことがある。このため、SDSが管理する情報から、特定の物理ディスクの負荷の増加原因となる仮想マシンを特定することが困難である。
【0006】
また、仮想ディスクから物理ディスクへのアクセス情報を取得しようとすると、SDSにより管理される情報量が増加し記憶領域を圧迫するとともに、当該アクセス情報の取得のための処理負荷(オーバヘッド)が増加する。換言すれば、仮想ディスクから物理ディスクへのアクセス情報の取得のために、SDSの資源(リソース)が大きく使用される。
【0007】
1つの側面では、本発明は、物理ディスクの負荷の増加原因となる仮想マシンを容易に特定することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの側面では、情報処理プログラムは、コンピュータに以下の処理を実行させてよい。前記処理は、複数の物理記憶装置のうちの第1物理記憶装置にアクセスする1以上の第1仮想記憶装置から、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々に対応付けられた複数の第2物理記憶装置であって前記第1物理記憶装置を含む前記複数の第2物理記憶装置へのアクセス負荷が前記複数の第2物理記憶装置間で公平である場合における、前記1以上の第1仮想記憶装置の各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す複数の第1指標値を算出してよい。また、前記処理は、算出された前記複数の第1指標値を、前記1以上の仮想記憶装置の各々に割り当てられた仮想マシン毎に集計することにより得られる複数の第2指標値であって、複数の前記仮想マシンの各々から前記第1物理記憶装置へのアクセス負荷を示す前記複数の第2指標値を出力してよい。
【発明の効果】
【0009】
1つの側面では、本発明は、物理ディスクの負荷の増加原因となる仮想マシンを容易に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。
図1に示すシステムにおいてVMから物理ディスクへのアクセス負荷に着目した例を示す図である。
図1に示すシステムにおけるI/O情報の取得の可否について示す図である。
一実施形態に係る負荷算出部の機能構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る負荷算出部の動作例を説明するための図である。
一実施形態に係る第1管理情報の一例を示す図である。
一実施形態に係る第2管理情報の一例を示す図である。
一実施形態に係る負荷比率情報の一例を示す図である。
一実施形態に係る負荷比率情報の一例を示す図である。
第1仮想ディスクの各々から第1物理ディスクへのアクセス負荷の算出例を示す図である。
仮想マシンから第1物理ディスクへのアクセス負荷の算出例を示す図である。
一実施形態に係る負荷算出部による負荷算出処理の動作例を示すフローチャートである。
一実施形態に係る負荷算出部による第1物理ディスクの特定処理の動作例を示すフローチャートである。
一実施形態に係る負荷算出部による第1物理ディスクの特定処理の動作例を示すフローチャートである。
一実施形態に係る負荷算出部の機能を実現するコンピュータのハードウェア(HW)構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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