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公開番号2024055143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161831
出願日2022-10-06
発明の名称電子機器及び通知装置からなるシステム及びその制御方法、及び電子機器及び通知装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/00 20230101AFI20240411BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 撮影動作の応答性や連写速度を落とすことなく、ユーザーに正確な撮影タイミングを通知すること。
【解決手段】 電子機器と、当該電子機器と通信可能な通知装置とを含むシステムであって、前記電子機器は、電子シャッターにより、入射した光を光電変換して電荷を蓄積する露光時間を制御して撮影を行う撮像素子と、前記撮像素子における露光の開始タイミングおよび露光の終了タイミングの少なくともいずれかを示す情報を送信する送信手段と、を有し、前記通知装置は、受信手段と、前記受信手段により受信した前記情報に基づいて、前記露光の開始タイミングおよび前記露光の終了タイミングの少なくともいずれかに応じて通知を行う通知手段とを有する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
電子機器と、当該電子機器と通信可能な通知装置とを含むシステムであって、
前記電子機器は、
電子シャッターにより、入射した光を光電変換して電荷を蓄積する露光時間を制御して撮影を行う撮像素子と、
前記撮像素子における露光の開始タイミングおよび露光の終了タイミングの少なくともいずれかを示す情報を送信する送信手段と、を有し、
前記通知装置は、
受信手段と、
前記受信手段により受信した前記情報に基づいて、前記露光の開始タイミングおよび前記露光の終了タイミングの少なくともいずれかに応じて通知を行う通知手段と
を有することを特徴とするシステム。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記通知手段は、振動、音、光の少なくともいずれかにより通知を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記通知装置は、ユーザーが装着可能な形状を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記送信手段は、前記撮像素子による撮影を行う指示に応じて、前記露光の開始タイミングを示す情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記送信手段は、前記撮像素子による撮影を終了する指示に応じて、前記露光の終了タイミングを示す情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記送信手段は、更に、露光時間を示す情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記通知手段は、前記露光時間の間、前記通知を継続して行うことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記通知手段は、前記露光時間の中心の時間と、前記露光時間の開始及び終了の時間とで、前記通知を異ならせることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記通知手段は、前記露光時間の間の予め決められた時間、前記通知を行うことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項10】
前記通知手段は、前記露光の開始タイミングに合わせて前記通知を開始し、前記受信手段による前記露光の終了タイミングを示す情報の受信に応じて前記通知を終了することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及び通知装置からなるシステム及びその制御方法、及び電子機器及び通知装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、撮像素子としてグローバル電子シャッター方式を用いたCMOSセンサを搭載したカメラが一般的に知られている。グローバル電子シャッター方式を用いたCMOSセンサは、メカニカルなシャッターを用いずに露光時間を制御することが可能であると共に、ほぼ無音で撮影を行うことができる、という特徴を有する。しかしながら、無音で撮影が行われると、撮影が実行されたことをユーザーがリアルタイムで感知することが難しいため、多くの撮像装置において、通知音を用いてユーザーに撮影が実行されたことを知らせることが行われている。
【0003】
しかしながら、通知音を用いる場合、式典の最中といった静寂が求められる状況において、無音で撮影を行うことができるというメリットを活かすことができない。この問題に対し、例えば、特許文献1では、無音で撮影する際に、振動部材による振動によりユーザーに撮影動作が行われたことを通知する機能を有するカメラが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-191435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、露光開始前に振動を停止するため、正確な露光タイミングでの振動は行われない。また、連写時には、振動期間分だけ連写速度(コマ速)が遅くなってしまう。
【0006】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、撮影動作の応答性や連写速度を落とすことなく、ユーザーに正確な撮影タイミングを通知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、電子機器と、当該電子機器と通信可能な通知装置とを含むシステムであって、前記電子機器は、電子シャッターにより、入射した光を光電変換して電荷を蓄積する露光時間を制御して撮影を行う撮像素子と、前記撮像素子における露光の開始タイミングおよび露光の終了タイミングの少なくともいずれかを示す情報を送信する送信手段と、を有し、前記通知装置は、受信手段と、前記受信手段により受信した前記情報に基づいて、前記露光の開始タイミングおよび前記露光の終了タイミングの少なくともいずれかに応じて通知を行う通知手段とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮影動作の応答性や連写速度を落とすことなく、ユーザーに正確な撮影タイミングを通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1及び第2の実施形態に係るカメラの概略構成を示す図。
第1及び第2の実施形態に係るコントローラーの構成を示すブロック図。
第1及び第2の実施形態に係るコントローラーの形状の一例を示す図。
第1の実施形態における撮影処理を示すフローチャート。
第1の実施形態におけるコントローラーの振動制御処理を示すフローチャート。
第1の実施形態における撮影と振動のタイミング及び振動制御方法を示すタイミングチャート。
第2の実施形態における撮影処理を示すフローチャート。
第2の実施形態における撮影と振動のタイミング及び振動制御方法を示すタイミングチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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