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公開番号2024054751
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161183
出願日2022-10-05
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240410BHJP(計算;計数)
要約【課題】サーバーに接続された接続装置をユーザーが物理的に認識できるようにする
【解決手段】プログラムは、接続装置に接続されている情報処理装置のコンピュータを、クライアント端末から、接続装置の物理的な識別動作の能力を示す第一情報の取得要求を受信する受信手段と、取得要求に応じて情報処理装置の物理的な識別動作の能力を示す第二情報を取得する取得手段と、取得手段で取得した第二情報に応じた応答属性を設定した応答を、クライアント端末に送信する送信手段と、として機能させる
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
接続装置に接続されている情報処理装置のコンピュータを、
クライアント端末から、前記接続装置の物理的な識別動作の能力を示す第一情報の取得要求を受信する受信手段と、
前記取得要求に応じて前記情報処理装置の物理的な識別動作の能力を示す第二情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した第二情報に応じた応答属性を設定した応答を、前記クライアント端末に送信する送信手段と、
として機能させることを特徴とするプログラム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記受信手段は、前記クライアント端末から、前記送信手段によって送信された前記応答属性を含む識別動作要求を受信可能に構成され、
前記識別動作要求に応じて識別動作の制御を行う制御手段として前記コンピュータを、さらに機能させることを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記制御手段は、前記接続装置が設置されている場所を含む前記接続装置の情報を表示する制御を行うことを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記制御手段は、前記接続装置が設置されている場所を含む前記接続装置の情報を強調して表示する制御を行うことを特徴とする請求項３に記載のプログラム。
【請求項５】
前記第二情報は、前記情報処理装置において前記プログラムが実行されている動作環境の情報と、前記クライアント端末を識別する属性とを含むことを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
【請求項６】
前記制御手段は、前記プログラムが、前記クライアント端末においてＧＵＩセッションで実行され、かつ、フォアグラウンドで実行されている場合、前記プログラムが表示している画面において前記接続装置が設置されている場所を含む前記接続装置の情報を表示する制御を行うことを特徴とする請求項５に記載のプログラム。
【請求項７】
前記制御手段は、前記プログラムが、前記クライアント端末とは別の装置である前記情報処理装置においてＧＵＩセッションで実行されている場合、所定の通知をするようにＯＳに指示をする制御をすることを特徴とする請求項５に記載のプログラム。
【請求項８】
前記制御手段は、前記プログラムが、前記クライアント端末においてＧＵＩセッションで実行され、かつ、バックグラウンドで実行されている場合、所定の通知をするようにＯＳに指示をする制御をすることを特徴とする請求項５に記載のプログラム。
【請求項９】
前記制御手段は、前記所定の通知がユーザーによって選択された場合、前記接続装置が設置されている場所を含む前記接続装置の情報を表示する制御をすることを特徴とする請求項７または８に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記第二情報は、前記情報処理装置におけるサウンド設定、接続装置の接続台数、および接続装置との接続方式の情報を含み、
前記制御手段は、前記情報処理装置おいてサウンド出力が可能であり、接続装置の台数が１台であり、かつ、ＵＳＢ接続によって前記接続装置と接続されている場合、前記接続装置の音を出力させる制御をすることを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
情報処理装置に接続されている接続装置として、印刷装置がある。印刷装置は、クライアント端末である情報処理装置に、例えばネットワークを介して接続され、クライアント端末からの印刷指示に基づいて印刷装置が印刷を実行する。
【０００３】
印刷装置の制御用ソフトウェアとして、ホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバを利用するシステムが一般的に知られている。また、印刷装置を提供するベンダーのプリンタドライバを必要とせずに、オペレーティングシステム（以下、ＯＳという）が、標準的な印刷機能（以下、標準印刷機能という）を提供する技術が知られている（特許文献１）。ＯＳは、特定のプロトコルを用いて標準印刷機能の対応状況を印刷装置から受信し、ユーザーの設定に基づき生成した印刷データを、印刷装置に送信する。
【０００４】
しかし、標準印刷機能に対応していない印刷装置では、この機能が実行されない。そのため、標準印刷機能を用いて、標準印刷機能に対応していない印刷装置を使用するためのアプリケーションプログラムが用いられている。このアプリケーションプログラムが搭載されている装置をプリントサーバーともいう。このアプリケーションプログラムは、ＯＳが提供する印刷モジュールとは異なるベンダー独自の印刷モジュールを内部に備え、標準印刷機能で使用するプロトコルと印刷装置固有のプロトコルとを相互変換する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
国際公開第２０１３／１１６７０４号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
印刷装置がプリントサーバーを介してクライアント端末と接続されている場合、クライアント端末から印刷装置を物理的に認識するための識別動作要求を行っても、ユーザーは印刷装置を物理的に識別できない場合がある。
【０００７】
本開示は、サーバーに接続された接続装置をユーザーが物理的に認識できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の一態様に係るプログラムは、接続装置に接続されている情報処理装置のコンピュータを、クライアント端末から、前記接続装置の物理的な識別動作の能力を示す第一情報の取得要求を受信する受信手段と、前記取得要求に応じて前記情報処理装置の物理的な識別動作の能力を示す第二情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した第二情報に応じた応答属性を設定した応答を、前記クライアント端末に送信する送信手段と、として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本開示は、サーバーに接続された接続装置をユーザーが物理的に認識できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
印刷装置の構成を示すブロック図である。
印刷システムの構成を模式的に示す図である。
印刷装置の情報画面の一例を示す図である。
印刷システムの構成を模式的に示す図である。
物理的識別動作の判定処理を示すフローチャートである。
接続装置の物理的識別動作の判定処理のフローチャートである。
プリントサーバーの物理的識別動作の判定処理のフローチャートである。
プリントサーバー接続プリンター画面の例を示す図である。
アプリケーションが実行中のＯＳの画面の例である。
アプリケーション内通知画面である。
Ｗｅｂブラウザアプリケーションの画面である。
処理の例を示すシーケンス図である。
物理的識別動作の判定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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