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公開番号2024054641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160999
出願日2022-10-05
発明の名称包装容器
出願人藤森工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 33/02 20060101AFI20240410BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】包装袋にスパウトまたは注出口開口部材をシールするときに包装袋の収縮を抑制することが可能な包装容器を提供する。
【解決手段】最内層にシーラント21を有する包装フィルム23から形成された包装袋20と、包装袋20にシールされたスパウト10または注出口開口部材とを有する包装容器であって、包装袋20は、少なくともシーラント21を介して、スパウト10または注出口開口部材と重なり合う領域を含み、かつ包装フィルム23の面積に対して部分的に形成された耐熱コート層30を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
最内層にシーラントを有する包装フィルムから形成された包装袋と、前記包装袋にシールされたスパウトまたは注出口開口部材とを有する包装容器であって、
前記包装袋は、少なくとも前記シーラントを介して、前記スパウトまたは前記注出口開口部材と重なり合う領域を含み、かつ前記包装フィルムの面積に対して部分的に形成された耐熱コート層を有することを特徴とする包装容器。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記耐熱コート層は、前記包装フィルムの厚さ方向において、前記シーラントとは反対側の最外層に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
前記包装フィルムの基材、前記シーラント、および前記スパウトまたは前記注出口開口部材は、いずれも、ポリエチレン系樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
【請求項4】
前記耐熱コート層は、硬化性の樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
【請求項5】
前記耐熱コート層は、前記包装フィルムの基材より高融点の樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
【請求項6】
前記包装袋がスタンディングパウチであることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の包装容器。
【請求項7】
前記包装袋が液体を内封する用途であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の包装容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の包装袋として、例えば、特許文献1の段落0010には、ポリエチレン(PE)等のシーラントを最内層とし、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン(Ny)、ポリプロピレン(PP)等の延伸フィルムを基材としたラミネートフィルムを用いたスタンディングパウチが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-7630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の包装袋に使用される複合フィルムは、内面にシーラントを有し、外面にシーラントよりも耐熱性の高い基材を有する。複合フィルムをシールする際には、シーラントを溶融させて複合フィルムの内面が接合される。しかし、異種の樹脂を含む包装袋は、プラスチック製容器包装としてのリサイクルが難しいという問題がある。
【0005】
近年、リサイクルを容易にするため、単一または同種の樹脂を用いるモノマテリアルの容器包装が提唱されている。しかし、包装袋のスパウトをポリエチレン系樹脂の積層フィルムにシールすると、シール箇所の周囲で積層フィルムが収縮して強度が低下し、落下に対する耐性が低くなるという問題がある。また、収縮により外観が悪くなるという問題もある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、包装袋にスパウトまたは注出口開口部材をシールするときに包装袋の収縮を抑制することが可能な包装容器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、下記の態様を含む。
本発明の第1の態様は、最内層にシーラントを有する包装フィルムから形成された包装袋と、前記包装袋にシールされたスパウトまたは注出口開口部材とを有する包装容器であって、前記包装袋は、少なくとも前記シーラントを介して、前記スパウトまたは前記注出口開口部材と重なり合う領域を含み、かつ前記包装フィルムの面積に対して部分的に形成された耐熱コート層を有することを特徴とする。
【0008】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記耐熱コート層は、前記包装フィルムの厚さ方向において、前記シーラントとは反対側の最外層に形成されていることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記包装フィルムの基材、前記シーラント、および前記スパウトまたは前記注出口開口部材は、いずれも、ポリエチレン系樹脂から形成されていることを特徴とする。
【0009】
本発明の第4の態様は、第1~3のいずれか1の態様において、前記耐熱コート層は、硬化性の樹脂から形成されていることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、第1~3のいずれか1の態様において、前記耐熱コート層は、前記包装フィルムの基材より高融点の樹脂から形成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明の第6の態様は、第1~5のいずれか1の態様において、前記包装袋がスタンディングパウチであることを特徴とする。
本発明の第7の態様は、第1~6のいずれか1の態様において、前記包装袋が液体を内封する用途であることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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