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公開番号2024052008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158435
出願日2022-09-30
発明の名称ダンパ構造
出願人協立エアテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 13/14 20060101AFI20240404BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】保守・点検や交換などダンパのメンテナンスにおける作業効率を大幅に向上させることができるダンパ構造を提供する。
【解決手段】ダンパ構造1は、空調用または換気用のダクトの中間に設置されるダンパの構造であり、円筒状のケーシングからなる本体部10と、円筒状のケーシングからなって本体部10の両端にそれぞれ接続される2つの連結部20(20A,20B)であり、一端に本体部10と連結する本体側連結部分21(21A,21B)と、他端にダクトと連結するダクト側連結部分22(22A,22B)と、を含む連結部20(20A,20B)と、本体部10と連結部20(20A,20B)とが連結された状態を保持するように設けられるバンド30と、バンド30および本体部10、バンド30および連結部20(20A,20B)をそれぞれ固定する固定具40と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空調用または換気用のダクトの中間に設置されるダンパの構造であり、
円筒状のケーシングからなる本体部と、
円筒状のケーシングからなって前記本体部の両端にそれぞれ接続される2つの連結部であり、一端に前記本体部と連結する本体側連結部分と、他端に前記ダクトと連結するダクト側連結部分と、を含む連結部と、
前記本体部と前記連結部とが連結された状態を保持するように設けられるバンドと、
前記バンドおよび前記本体部、前記バンドおよび前記連結部をそれぞれ固定する固定具と、
を有するダンパ構造。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記本体側連結部分の外径は、前記本体部の内径よりも小さく、
前記ダクト側連結部分の外径は、前記ダクトの内径よりも小さく、
前記本体側連結部分の外径に前記本体部の内径が接した状態で、前記本体部または/および前記連結部は回転可能であることを特徴とする請求項1に記載のダンパ構造。
【請求項3】
前記連結部は、連結部自身を吊り下げるための吊り金具を備えることを特徴とする請求項2に記載のダンパ構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダクト(例えば、建築物の天井裏などに架設される空調用ダクト)間に設置され、保守・点検や交換などメンテナンスが必要とされるダンパの構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
円筒状のダクト(丸型ダクト)に設置するダンパの構造として、ダクトにダンパの両端部を差し込んで固定する差し込み式のものが知られている。
例えば、特許文献1には、建築物の天井裏などに架設される空調用ダクトに介在して配置される風量調整ユニットが記載されている。そして、この風量調整ユニットは、空調用ダクトに接続され内部に流路を形成する円筒状のケーシングを備えている(段落0015、図2等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-240065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の風量調整ユニットのように、差し込み式のダンパは設置後のメンテナンスが容易ではない。
【0005】
例えば、ダンパが経年劣化により交換することになった場合、設置された後の差し込み式のダンパは抜き差しできるスペースがないため、ダクトの一部を切断したり天井を解体したりする必要がある。また、切断や解体後、当然これらを元に戻す復旧作業も発生することとなり、ダンパ交換の実作業以外の付随作業に多大な労力と時間を要することとなる。このように、従来のダンパ交換作業は時間と費用が非常にかかるものであるため、作業者や管理者にかかる負担は非常に大きいものであった。
【0006】
従って、本発明は、ダクトの一部を切断したり天井を解体したりする付随作業が発生せず、復旧作業も発生しないため、保守・点検や交換などダンパのメンテナンスにおける作業効率を大幅に向上させることができるダンパ構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るダンパ構造は、
空調用または換気用のダクトの中間に設置されるダンパの構造であり、
円筒状のケーシングからなる本体部と、
円筒状のケーシングからなって前記本体部の両端にそれぞれ接続される2つの連結部であり、一端に前記本体部と連結する本体側連結部分と、他端に前記ダクトと連結するダクト側連結部分と、を含む連結部と、
前記本体部と前記連結部とが連結された状態を保持するように設けられるバンドと、
前記バンドおよび前記本体部、前記バンドおよび前記連結部をそれぞれ固定する固定具と、
を有する。
【0008】
これにより、連結部は、本体部と連結する本体側連結部分とダクトと連結するダクト側連結部分とが含まれているため、ダクトの中間に設置されるダンパは、本体部と当該本体部の両端にそれぞれ接続される2つの連結部とで連結して構成される。
また、本体部と連結部が連結された部分には、バンドがこれらを保持するように設けられて、さらに固定具でバンドと本体部、およびバンドと連結部がそれぞれ固定される。
【0009】
ここで、前記本体側連結部分の外径は、前記本体部の内径よりも小さく、
前記ダクト側連結部分の外径は、前記ダクトの内径よりも小さく、
前記本体側連結部分の外径に前記本体部の内径が接した状態で、前記本体部または/および前記連結部は回転可能であることが望ましい。
【0010】
これにより、本体側連結部分の外径は本体部の内径よりも小さいため、連結部の本体側連結部分に本体部を側面方向から挿入した後、本体部を回転することで本体部と連結部を仮固定させておき、バンドおよび固定具により本体部と連結部が連結される。反対に、本体部を回転した後、本体部を側面方向から抜去することで、本体部と連結部の連結が解除される。
また、ダクト側連結部分の外径はダクトの内径よりも小さいため、ダクトに、連結部のダクト側連結部分が挿入されて連結される。
(【0011】以降は省略されています)

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