TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024051953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158357
出願日2022-09-30
発明の名称成形方法及び反射板
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類B29C 45/14 20060101AFI20240404BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】閉塞感なく使用できて、量産性がある反射板の成形方法及び反射板を提供する。
【解決手段】成形方法は、第一の成形面に凹凸形状の凹凸領域を有する第一の金型に網状のシート材をセットする手順と、第一の金型にシート材を挟んで第一の成形面と反対に位置する第二の成形面の側から透光性を有する樹脂を流し込み、凹凸領域によって成形される凹凸部を有するシート材と樹脂とを有する第一の成形物を成形する手順と、第二の金型に第一の成形物を設置する手順と、第二の金型に第一の成形物のシート材の側から透光性を有する樹脂を流し込み、第一の成形物から第二の成形物を成形する手順と、を備える。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
第一の成形面に凹凸形状の凹凸領域を有する第一の金型に網状のシート材をセットする手順と、
前記第一の金型に前記シート材を挟んで前記第一の成形面と反対に位置する第二の成形面の側から透光性を有する樹脂を流し込み、前記凹凸領域によって成形される凹凸部を有する前記シート材と前記樹脂とを有する第一の成形物を成形する手順と、
第二の金型に前記第一の成形物を設置する手順と、
前記第二の金型に前記第一の成形物の前記シート材の側から透光性を有する樹脂を流し込み、前記第一の成形物から第二の成形物を成形する手順と、を備える、
成形方法。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第一の成形面は、前記第一の成形面の周縁の少なくとも一部に位置し、前記凹凸領域と連続する周縁領域をさらに有し、
前記シート材は、前記周縁領域によって成形されたシート周縁部をさらに有し、
前記第二の成形物から、少なくとも前記シート周縁部を有する切り取り部を切り取る手順、をさらに備える、
請求項1に記載の成形方法。
【請求項3】
前記第二の金型は、前記切り取り部を成形する成形面に貫通孔を有する、
請求項2に記載の成形方法。
【請求項4】
前記第二の金型の前記樹脂を流し込む流入口はサイドゲートである、
請求項3に記載の成形方法。
【請求項5】
前記第二の成形面は、前記周縁領域に対向する対向周縁領域をさらに有し、
前記対向周縁領域は、前記シート材を前記第一の金型に固定する固定領域を含む、
請求項2に記載の成形方法。
【請求項6】
前記周縁領域と前記凹凸領域との境界部に段差を有する、
請求項2に記載の成形方法。
【請求項7】
前記固定領域は、前記シート周縁部の半分以下に対向する、
請求項5に記載の成形方法。
【請求項8】
前記固定領域は、前記第二の成形面に島状の1箇所で設けられる、
請求項7に記載の成形方法。
【請求項9】
前記固定領域の少なくとも一部は、磁性を有する、
請求項7に記載の成形方法。
【請求項10】
前記第一の金型は、前記第一の成形面に貫通孔を有する、
請求項1に記載の成形方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、成形方法及び反射板に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の金属層と、樹脂層との積層体で構成された電磁波遮蔽パネルが開示されている。複数の金属層のうち互いに積層方向に隣り合う2つの金属層は、互いに接触し又は接着されて互いに導電可能な導電部と、互いに離間した離間部とを有する。離間部における両金属層間には樹脂体が配置される。2つの金属層のうち少なくとも一方には、放電可能な物体に接続されたアース接続部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-56058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、閉塞感なく使用できて、量産性を有する反射板の成形方法及び反射板を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、第一の成形面に凹凸形状の凹凸領域を有する第一の金型に網状のシート材をセットする手順と、前記第一の金型に前記シート材を挟んで前記第一の成形面と反対に位置する第二の成形面の側から透光性を有する樹脂を流し込んで、前記凹凸領域によって成形される凹凸部を有する前記シート材と前記樹脂とからなる第一の成形物を成形する手順と、第二の金型に前記第一の成形物を設置する手順と、前記第二の金型に前記第一の成形物の前記シート材の側から透光性を有する樹脂を流し込み、前記第一の成形物から第二の成形物を成形する手順と、を備える、成形方法を提供する。
【0006】
また、本開示は、開口径が3.75mm以下であり、凹凸形状の凹凸領域を有し、金属からなる網状のシート材と、前記シート材を内部に有し、かつ、透光性を有する樹脂によって構成される板状部材と、を備える、反射板を提供する。
【0007】
さらに、本開示は、第一の成形面に凹凸形状の凹凸領域を有する第一の金型に網状のシート材をセットする手順と、前記第一の金型に前記シート材を挟んで前記第一の成形面と反対に位置する第二の成形面の側から透光性を有する樹脂を流し込んで、前記凹凸領域によって成形される凹凸部を有する前記シート材と前記樹脂とからなる第一の成形物を成形する手順と、第二の金型に前記第一の成形物を設置する手順と、前記第二の金型に前記第一の成形物の前記シート材の側から透光性を有する樹脂を流し込み、前記第一の成形物から第二の成形物を成形する手順と、により成形される、反射板を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、閉塞感なく使用できて、量産性を有する反射板を製作することができる。
【0009】
また、本開示によれば、反射板において、閉塞感なく使用できて、量産性を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る反射板をトンネル状に配置したセンシング装置の斜視図
実施の形態1に係るテラヘルツ波の拡散反射板の断面図
一次成形品の成形途中までの手順を表す前段工程の説明図
完成した一次成形品から二次成形品の成形を開始するまでの手順を表す中段工程の説明図
二次成形品の成形から拡散反射板の製作が完了するまでの手順を表す後段工程の説明図
実施の形態1に係るテラヘルツ波の拡散反射板の金型構成図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
3次元造形装置
6か月前
東レ株式会社
シート成形口金
4か月前
東レ株式会社
金型の製造方法
3か月前
津田駒工業株式会社
連続成形機
2か月前
東レ株式会社
繊維強化樹脂成形体
7か月前
東レ株式会社
積層基材の製造方法
5か月前
世紀株式会社
造形装置
4か月前
輝創株式会社
接合方法
4か月前
東レ株式会社
延伸フィルムの製造方法
3か月前
東レエンジニアリング株式会社
処理装置
7か月前
株式会社不二越
射出成形機
7か月前
グンゼ株式会社
印刷層の除去方法
3か月前
株式会社吉野工業所
計量キャップ
5か月前
AGC株式会社
車両窓用窓ガラス
7か月前
六浦工業株式会社
接着装置
4か月前
ダイハツ工業株式会社
3Dプリンタ
5か月前
東レ株式会社
リーフディスク型フィルター
5か月前
大塚テクノ株式会社
樹脂製の構造体
2か月前
トヨタ自動車株式会社
真空成形装置
11日前
株式会社アフィット
粉末焼結積層造形装置
5か月前
個人
超高速射出点描画による熱溶解積層法
4か月前
株式会社城北精工所
押出成形用ダイ
2か月前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
4か月前
株式会社イクスフロー
成形装置
1か月前
TOWA株式会社
樹脂成形装置
6か月前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
7か月前
NISSHA株式会社
加飾成形品の製造方法
23日前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形方法
7か月前
株式会社スリーエス
光造形装置
8日前
三井化学株式会社
光学部材の製造方法
7か月前
UBEマシナリー株式会社
シミュレータ装置
4か月前
東レエンジニアリング株式会社
立体造形装置
5か月前
東レエンジニアリング株式会社
テープ貼付装置
7か月前
東レ株式会社
被膜剥離装置および被膜剥離方法
7か月前
東レ株式会社
樹脂の除去方法、樹脂の除去装置
3か月前
続きを見る