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公開番号2024050913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2024020519,2020071193
出願日2024-02-14,2020-04-10
発明の名称複数の回路基板を備えたセンサ
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 35/00 20060101AFI20240403BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数の回路基板をコンパクトに収容できるセンサを提供する。
【解決手段】センサは、センシングに用いる電子部品39が実装された第1リジッド基板31及び第2リジッド基板32を含み、かつ第1リジッド基板31に第2リジッド基板32が対向するように180度折り返されたリジッドフレキシブル基板3と、平板状の底壁22及び該底壁22から突出した柱状の第1突出部44、第2突出部45及び第3突出部46を含むベース部材4と、を備えている。第1リジッド基板31は、底壁22に形成された第1設置面S1に固定され、第2リジッド基板32は、第1突出部44、第2突出部45及び第3突出部46の先端部に跨って形成された第2設置面S2に固定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
センシングに用いる電子部品が実装された第1リジッド基板及び第2リジッド基板を含み、かつ前記第1リジッド基板に前記第2リジッド基板が対向するように180度折り返されたリジッドフレキシブル基板と、
平板状の底壁及び該底壁から突出した柱状の第1突出部、第2突出部及び第3突出部を含むベース部材と、を備え、
前記第1リジッド基板は、前記底壁に形成された第1設置面に固定され、
前記第2リジッド基板は、前記第1突出部、前記第2突出部及び前記第3突出部の先端部に跨って形成された第2設置面に固定されている、
センサ。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
投光部及び/又は受光部をさらに備え、
前記ベース部材は、前記投光部及び/又は前記受光部を固定している、
請求項1に記載のセンサ。
【請求項3】
前記受光部を備え、
前記第2リジッド基板は、前記第1リジッド基板よりも前記受光部から遠くに位置し、
前記第1リジッド基板には、前記受光部からの信号を処理する信号回路が実装され、
前記第2リジッド基板には、電子部品に電力を供給する電源回路が実装されている、
請求項2に記載のセンサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の回路基板を備えたセンサに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
光センサ等のセンサの筐体には、レンズ等の光学部品に加え、センサの機能を実現する電子回路を実装した回路基板が収容されている。種々のワークを検出できる高機能なセンサを構成すると、複雑な処理を行うために回路基板のサイズが大きくなる。回路基板に合わせて筐体のサイズを大きくする代わりに、筐体に収容できるサイズ以下に回路基板を分割し、筐体内に小分けして配置することがある。
【0003】
しかるに、複数の回路基板を平行に並べて配置すると、回路基板の実装スペースの厚みが増してしまう。筐体のサイズが同一であれば、回路基板の実装スペースが薄ければ薄いほど大きなレンズを搭載できて光学性能が向上する。センサの小型化や性能向上のために、回路基板の実装スペースをできるだけ薄くしたいという要望がある。
【0004】
特許文献1には、二枚の回路基板を平行ではなく直交するように配置した光電センサが開示されている。一枚目の回路基板である配線用基板は、右側面を構成する蓋体に沿って配置されている。二枚目の回路基板である入出力用実装基板は、蓋体に垂直な上面に沿って配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-73417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上面は右側面よりも狭いため、配置できる回路基板のサイズが制限されてしまう。そこで、本発明は、複数の回路基板をコンパクトに収容できるセンサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るセンサは、第1設置面及び該第1設置面に平行な第2設置面が形成されたベース部材と、第1設置面に固定された第1リジッド基板と、第2設置面に固定された第2リジッド基板と、を備えている。センシングに用いる電子部品が第1リジッド基板及び第2リジッド基板に跨って実装されている。ベース部材は、第1設置面から突出した柱状の第1突出部、第2突出部及び第3突出部を備えている。第1突出部、第2突出部及び第3突出部の先端部には、第2設置面が形成されている。第1突出部は、第2設置面から突出して第2リジッド基板に挿通された第4ピンを備え、第2突出部は、第2設置面から突出して第2リジッド基板に挿通された第5ピンを備えている。第4ピンの周面には、第4ピンから見た位置がそれぞれ180度未満の角度をなすように配置された三つのリブが形成されている。第5ピンの周面には、第4ピン及び第5ピンを結んだ第3直線に直交する第4直線に沿って突出した二つのリブが形成されている。
【0008】
この態様によれば、周面にリブが形成された位置決めのピンによって第2リジッド基板を精密に位置決めできる。詳しく述べると、少なくとも三つの支持部により、第2設置面が規定される。第2設置面において、第2リジッド基板は、交差角が180度未満の三つのリブが形成された第4ピンにより、該第4ピンを軸にした回転移動を除き、すべての移動が規制される。さらに、第2リジッド基板は、回転の接線方向に二つのリブが突出した第5ピンにより、第4ピンを軸にした回転移動も規制される。ベース部材を介して第1リジッド基板と第2リジッド基板とを基板同士が干渉しないように精密に位置決めできるため、複数の基板を限界まで近づけて配置することができる。基板の実装スペースを最小化できるため、筐体を小型化できる。光学部品を大きくして光学性能を向上させることがで
きる。
【0009】
上記態様において、ベース部材は、第1リジッド基板を固定する第1固定部、第2固定部及び第3固定部を備え、第1固定部は、第1設置面から突出して第1リジッド基板に挿通された第1ピンを備え、第2固定部は、第1設置面から突出して第1リジッド基板に挿通された第2ピンを備え、第3固定部は、第1設置面から突出して第1リジッド基板に挿通された第3ピンを備え、第1ピンの周面には、第1ピンの中心から見た位置がそれぞれ180度未満の角度をなすように配置された三つのリブが形成され、第2ピンの周面には、第1ピン及び第2ピンを結んだ第1直線に直交する第2直線に沿って突出した二つのリブが形成されていてもよい。
【0010】
この態様によれば、周面にリブが形成された位置決めのピンによって第1リジッド基板をより精密に位置決めできる。複数の基板を限界まで近づけて配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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