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公開番号2024061230
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169040
出願日2022-10-21
発明の名称トランス及び電子機器
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H01F 30/10 20060101AFI20240425BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】樹脂部材がより内部側まで到達する。
【解決手段】トランス8は、コア81と、収容部82と、2次コイル83と、絶縁部材84と、1次コイル85とを備える。コア81は、棒状である。収容部82は、コア81を収容する。2次コイル83は、収容部82の外周に巻かれる。絶縁部材84は、2次コイル83の外周を覆う。1次コイル85は、絶縁部材84の外周に巻かれる。収容部82は、筒部86と、少なくとも1つの壁部87とを有する。筒部86は、コア81の外周を軸方向D1に沿って覆う。壁部87は、軸方向D1に交差し、筒部86の径方向D2の外側に向かって筒部86から延びる。2次コイル83は、径方向D2の外側に向かって筒部86に巻かれる。1次コイルは、径方向D2の外側に向かって絶縁部材84に巻かれる。壁部87は、少なくとも2次コイル83に液体を案内する貫通孔88を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
棒状のコアと、
前記コアを収容する収容部と、
前記収容部の外周に巻かれる第1コイルと、
前記第1コイルの外周を覆う絶縁部材と、
前記絶縁部材の外周に巻かれる第2コイルと
を備え、
前記収容部は、
前記コアの外周を軸方向に沿って覆う筒部と、
前記軸方向に交差し、前記筒部の径方向の外側に向かって前記筒部から延びる少なくとも1つの壁部と
を有し、
前記第1コイルは、前記径方向の外側に向かって前記筒部に巻かれ、
前記第2コイルは、前記径方向の外側に向かって前記絶縁部材に巻かれ、
前記壁部は、少なくとも前記第1コイルに液体を案内する案内部を有する、トランス。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記案内部は、前記壁部を前記軸方向に貫通する貫通孔である、請求項1に記載のトランス。
【請求項3】
前記案内部は、前記壁部を前記軸方向に貫通し、前記径方向に延びる溝である、請求項1に記載のトランス。
【請求項4】
前記筒部は、前記径方向に貫通する孔部を有する、請求項1に記載のトランス。
【請求項5】
前記壁部は、前記絶縁部材を支持する支持部を有する、請求項1に記載のトランス。
【請求項6】
前記第1コイルは、更に、前記軸方向に延びる、請求項1に記載のトランス。
【請求項7】
前記第1コイル及び前記第2コイルを固定する樹脂部材を更に備える、請求項1に記載のトランス。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトランスを備える、電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トランス及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1のトランスは、コイルを巻回する巻回部を備えるコイルボビンと、コイルボビンの巻回部に巻回される2次コイル部と、2次コイルを覆う絶縁部材の内部に1次コイルとしての導線を備える1次コイル部と、コイルボビンに挿入される磁心とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-149797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、トランスにおける1次コイルと2次コイルとを絶縁するために、1次コイル部及び2次コイル部を絶縁性を有する樹脂部材で覆うことがある。特許文献1のトランスでは、絶縁部材が1次コイル部と2次コイル部との間に複数のビニール線を平行に並べることにより構成されているため、樹脂部材が絶縁部材の内側に位置する1次コイルまで到達しにくい。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、樹脂部材がより内部側まで到達することが可能なトランス及び電子機器提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るトランスは、コアと、収容部と、第1コイルと、絶縁部材と、第2コイルとを備える。前記コアは、棒状である。前記収容部は、前記コアを収容する。前記第1コイルは、前記収容部の外周に巻かれる。前記絶縁部材は、前記第1コイルの外周を覆う。前記第2コイルは、前記絶縁部材の外周に巻かれる。前記収容部は、筒部と、少なくとも1つの壁部とを有する。前記筒部は、前記コアの外周を軸方向に沿って覆う。前記壁部は、前記軸方向に交差し、前記筒部の径方向の外側に向かって前記筒部から延びる。前記第1コイルは、前記径方向の外側に向かって前記筒部に巻かれる。前記第2コイルは、前記径方向の外側に向かって前記絶縁部材に巻かれる。前記壁部は、少なくとも前記第1コイルに液体を案内する案内部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、樹脂部材がより内部側まで到達することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の放電装置を示す図である。
図1に示す放電装置の断面を示す図である。
2次コイルが巻かれた状態のトランスを示す。
図3のトランスに絶縁部材が巻かれた状態を示す図である。
図4のトランスに1次コイルが巻かれた状態を示す図である。
図5のトランスの模式的な断面図である。
壁部の変形例を有するトランスの一部を示す模式的な断面図である。
図5のトランスに2次コイルが更に巻かれた状態を示す図である。
図8のトランスの模式的な断面図である。
図9のトランスに樹脂部材が充填された状態を示す図である。
トランスに設けられた入出力端子の配置の一例を示す図である。
トランスに設けられた入出力端子の配置の一例を示す図である。
トランスに設けられた入出力端子の配置の一例を示す図である。
本実施形態のトランスの収容部の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。本発明の実施形態において、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交し、X軸及びY軸は水平面に平行であり、Z軸は鉛直線に平行である。
【0010】
図1を参照して、本実施形態に係る放電装置100を説明する。図1は、本実施形態の放電装置100を示す図である。放電装置100は、放電して活性種(ラジカルを含む)、イオン、及び、オゾンを発生する。放電装置100は、電子機器の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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