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公開番号2024049737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156152
出願日2022-09-29
発明の名称情報処理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 21/35 20130101AFI20240403BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザがコネクティッドサービスの利用登録を効率的に行うことができる技術を提供する。
【解決手段】情報処理システムでは、サーバが、第1の車両の識別情報である第1の識別情報を可視光通信により送信する第1の指令を、第1の車両へ送信する。第1の指令を受信した第1の車両は、第1の識別情報を可視光通信により送信する。第1の端末は、第1の車両との可視光通信を通じて、第1の識別情報を受信する。第1の端末は、可視光通信を通じて受信した第1の識別情報を含む第1の信号を、サーバへ送信する。サーバは、第1の信号に基づく認証に成功すると、第1のユーザと第1の車両との組合せに関するコネクティッドサービスの利用登録を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1のユーザが使用する第1の端末と、前記第1のユーザが購入する第1の車両と、前記第1の端末及び前記第1の車両とネットワークを通じて接続されるサーバと、を備える情報処理システムであって、
前記第1の端末が、前記第1の車両を特定するための情報である第1のパスコードを取得することと、
前記第1の端末が、前記第1のパスコードを前記サーバへ送信することと、
前記サーバが、前記第1の端末から受信した前記第1のパスコードに基づいて、前記第1の車両を特定することと、
前記サーバが、前記第1の車両の識別情報である第1の識別情報を可視光通信により送信する第1の指令を、前記第1の車両へ送信することと、
前記第1の車両が、前記サーバから受信した前記第1の指令に従って、前記第1の識別情報を可視光通信により送信することと、
前記第1の端末が、前記第1の車両から可視光通信を通じて受信した前記第1の識別情報と、ユーザの識別情報である第2の識別情報と、を含む第1の信号を、前記サーバへ送信することと、
前記サーバが、前記第1の端末から受信した前記第1の信号に含まれる前記第1の識別情報に予め紐付けられている第2のパスコードを特定することと、
前記サーバが、前記第1のパスコードと前記第2のパスコードとを照合することと、
前記サーバが、前記照合に成功した場合に、前記第1の信号に含まれる前記第2の識別情報と前記第1の車両とを紐付ける情報を、第1のデータベースに登録することと、
を実行する、
情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが、車両に表記されている車体番号をカメラでスキャンして、所定の操作を行うことで、コネクティッドサービス利用の認証が行われる技術が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
マツダ株式会社、“コネクティッドサービス取扱説明書”、[online]、[令和4年8月25日検索]、インターネット<https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/connectedservice/7g/connectedservice_v1/chapter3/section4.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、ユーザがコネクティッドサービスの利用登録を効率的に行うことができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、第1のユーザが使用する第1の端末と、前記第1のユーザが購入する第1の車両と、前記第1の端末及び前記第1の車両とネットワークを通じて接続されるサーバと、を備える情報処理システムである。本開示に係る情報処理システムでは、例えば、
前記第1の端末が、前記第1の車両を特定するための情報である第1のパスコードを取得することと、
前記第1の端末が、前記第1のパスコードを前記サーバへ送信することと、
前記サーバが、前記第1の端末から受信した前記第1のパスコードに基づいて、前記第1の車両を特定することと、
前記サーバが、前記第1の車両の識別情報である第1の識別情報を可視光通信により送信する第1の指令を、前記第1の車両へ送信することと、
前記第1の車両が、前記サーバから受信した前記第1の指令に従って、前記第1の識別情報を可視光通信により送信することと、
前記第1の端末が、前記第1の車両から可視光通信を通じて受信した前記第1の識別情報と、ユーザの識別情報である第2の識別情報と、を含む第1の信号を、前記サーバへ送信することと、
前記サーバが、前記第1の端末から受信した前記第1の信号に含まれる前記第1の識別情報に予め紐付けられている第2のパスコードを特定することと、
前記サーバが、前記第1のパスコードと前記第2のパスコードとを照合することと、
前記サーバが、前記照合に成功した場合に、前記第1の信号に含まれる前記第2の識別情報と前記第1の車両とを紐付ける情報を、第1のデータベースに登録することと、
を実行するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、ユーザがコネクティッドサービスの利用登録を効率的に行うことができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態における車両管理システムの構成例を概略的に示すブロック図である。
本実施形態における車両管理DBに格納される情報の一例を示す図である。
本実施形態における車両管理システムの各構成要素で実行される処理のシーケンスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示に係る情報処理システムでは、第1の端末が第1のパスコードを取得する。第1の端末は、第1のパスコードをサーバへ送信する。サーバは、第1の端末から受信した第1のパスコードに基づいて、第1の車両を特定する。サーバは、第1の車両に対し、第1の指令を送信する。第1の車両は、サーバから送信される第1の指令に従って、可視光通信を利用して第1の識別情報を送信する。第1の車両から可視光通信を通じて送信される第1の識別情報を受信した第1の端末は、第1の識別情報と第2の識別情報と、を含む第1の信号を、サーバへ送信する。
【0009】
第1の信号を受信したサーバは、第1の信号に含まれる第1の識別情報に基づいて、第2のパスコードを特定する。サーバは、第1のパスコードと第2のパスコードとを照合する。第1のパスコードと第2のパスコードとの照合に成功した場合、サーバは、第1の信号に含まれる第2の識別情報と第1の車両とを紐付ける情報を、第1のデータベースに登録する。
【0010】
本開示によれば、第1の車両を購入した第1のユーザがコネクティッドサービスの利用登録を行う際に、第1の車両から送信される可視光を第1の端末のカメラで撮影することにより、第1の識別情報を第1の端末に取り込むことができる。これにより、第1の識別情報を第1の端末に取り込む際のユーザの手間を軽減することができるとともに、誤った情報が第1の端末に取り込まれる事態の発生を抑制することができる。よって、ユーザがコネクティッドサービスの利用登録を効率的に行うことが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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