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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024048523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154480
出願日2022-09-28
発明の名称画像表示装置
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人ネクスト
主分類G06F 3/04845 20220101AFI20240402BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザのタッチ操作に基づいて表示された画像の拡大又は縮小を容易に行わせることを可能にした画像表示装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ28に対して地図画像40を表示するとともに、表示された地図画像40に対するユーザのタッチ操作に基づいて、ディスプレイ28に表示されている地図画像40の拡大又は縮小を行う。具体的には、地図画像40に対するタッチオンを伴う所定の操作を受け付けた場合に、所定の操作の操作内容に応じて地図画像の拡大又は縮小を行い、所定の操作に続いて又は操作途中でタッチオンが所定時間以上継続されたことを条件として、その後にタッチオンが継続されている間において所定の操作により行われた或いは行われる予定であった地図画像40の拡大又は縮小を継続して行うように構成する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表示装置に対して表示する画像表示手段と、
前記表示装置に表示された前記画像に対するユーザのタッチ操作を受け付ける操作受付手段と、
前記操作受付手段で受け付けたユーザのタッチ操作に基づいて、前記表示装置に表示されている前記画像の拡大又は縮小を行う拡縮手段と、を有し、
前記拡縮手段は、
前記画像に対するタッチオンを伴う所定の操作を受け付けた場合に、前記所定の操作の操作内容に応じて前記画像の拡大又は縮小を行い、
前記所定の操作に続いて又は操作途中でタッチオンが所定時間以上継続されたことを条件として、その後に前記タッチオンが継続されている間において前記所定の操作により行われた或いは行われる予定であった前記画像の拡大又は縮小を継続して行う画像表示装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記所定の操作は前記画像上の一点をダブルタップする操作であって、
前記拡縮手段は、
前記画像上の一点をダブルタップする操作を受け付けた場合に前記画像の拡大を行い、
前記ダブルタップにおける2回目のタップの途中でタッチオンが所定時間以上継続された場合には、その後に前記タッチオンが継続されている間において前記画像の拡大を継続して行う請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記所定の操作は前記画像上の異なる2点を同時にタップする操作であって、
前記拡縮手段は、
前記画像上の異なる2点を同時にタップする操作を受け付けた場合に前記画像の縮小を行い、
前記タップの途中でタッチオンが所定時間以上継続された場合には、その後に前記タッチオンが継続されている間において前記画像の縮小を継続して行う請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記所定の操作は前記画像上の異なる2点をタッチオンした状態で前記2点の距離を広げるピンチアウト又は前記2点の距離を縮めるピンチインのいずれかの操作であって、
前記拡縮手段は、
前記ピンチアウトを受け付けた場合に前記画像の拡大を行い、
前記ピンチインを受け付けた場合に前記画像の縮小を行い、
前記ピンチイン又は前記ピンチアウトの操作による前記画像の拡大又は縮小が行われた後に前記2点の内の少なくとも1点のタッチオンが継続していることを条件として、前記タッチオンが継続されている間において前記画像の拡大又は縮小を継続して行う請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項5】
前記拡縮手段は、
前記タッチオンが継続されている間において1箇所のみタッチオンされている場合には、タッチオンされている箇所を中心に前記画像の拡大又は縮小を行い、
前記タッチオンが継続されている間において複数箇所がタッチオンされている場合には、タッチオンされている複数箇所の間を中心に前記画像の拡大又は縮小を行う請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を表示するとともにユーザの操作に基づいて表示された画像の拡大又は縮小を行う画像表示装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する周辺の地図画像をHDDやメモリなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。また、近年は携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある。
【0003】
そして、ユーザは上記ナビゲーション装置等に地図画像が表示された場合に、表示された地図画像の内容を視認することに加えて、表示された地図画像に対する各種処理を行うことが可能である。例えば、地図画像上の任意の地点を指定してその地点の情報を得たり、指定した地点を移動の目的地に設定したりお気に入りの地点として登録する等が可能である。また、ユーザが地図画像の内容を確認したり、表示された地図画像に対する各種処理を行うに際しては、ユーザの希望するエリアの地図画像が画面上に適切な縮尺(拡大率)で表示されていることが重要である。そこで、例えば特開2016-128881号公報に開示されているようにユーザのタッチ操作を受け付ける操作面を設け、該操作面に対するユーザのタッチ操作(例えばタップ操作、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、スクロール操作、フリック操作等)に基づいて表示された地図画像の拡大、縮小、スクロール等の処理を行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-128881号公報(段落0030)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のようなタッチ操作によってユーザの希望するエリアの地図画像を画面上に適切な縮尺で表示する為には、ユーザの希望するエリアが画面上に適切な縮尺で表示されるまで、上記タッチ操作による地図画像の拡大、縮小、スクロールを繰り返し行う必要があり、操作が非常に煩雑となる問題があった。特に、地図画像の拡大及び縮小に関しては、例えばタップ操作、ピンチイン操作、ピンチアウト操作によって行われるが、一回の操作で拡大又は縮小される量には限界があり、それを超えて拡大又は縮小する為にはそれらの操作を複数回繰り返し行う必要があった。
【0006】
尚、上記では地図画像を表示する場合を例に挙げて説明したが、このような問題は地図画像に限られることなく、画面上に表示された任意の画像について、ユーザの希望する範囲を画面上に適切な拡大率で表示する為にタッチ操作を行う際には同様の問題が生じる。
【0007】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、ユーザのタッチ操作に基づいて表示された画像の拡大又は縮小を容易に行わせることを可能にした画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため本発明に係る画像表示装置は、画像を表示装置に対して表示する画像表示手段と、前記表示装置に表示された前記画像に対するユーザのタッチ操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段で受け付けたユーザのタッチ操作に基づいて、前記表示装置に表示されている前記画像の拡大又は縮小を行う拡縮手段と、を有し、前記拡縮手段は、前記画像に対するタッチオンを伴う所定の操作を受け付けた場合に、前記所定の操作の操作内容に応じて前記画像の拡大又は縮小を行い、前記所定の操作に続いて又は操作途中でタッチオンが所定時間以上継続されたことを条件として、その後に前記タッチオンが継続されている間において前記所定の操作により行われた或いは行われる予定であった前記画像の拡大又は縮小を継続して行う。
尚、「タッチ操作」とは例えばタッチパネルにユーザがタッチしていない状態からタッチした状態へと移行する“タッチオン”や、タッチパネルにユーザがタッチした状態からタッチしていない状態へと移行する“タッチオフ”、同じ地点で上記タッチオンとタッチオフを繰り返す操作(例えばタップ操作、ダブルタップ操作)、ユーザがタッチした状態でタッチ地点を移動させる操作(例えばスクロール操作、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、フリック操作)等を含む。また、タッチ操作を受け付ける手段としては、タッチパネル以外にタッチパッドも用いることが可能である。
【発明の効果】
【0009】
前記構成を有する本発明に係る画像表示装置によれば、表示された画像の拡大又は縮小を行う為の所定の操作に続いて又は操作途中でタッチオンが所定時間以上継続されたことを条件として、その後にタッチオンが継続されている間において所定の操作により行われた或いは行われる予定であった画像の拡大又は縮小を継続して行うので、ユーザのタッチ操作に基づいて表示された画像の拡大又は縮小を容易に行わせることを可能とする。その結果、従来に比べて操作性を大きく向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る情報提供システムを示した概略構成図である。
複数のレイヤを合成することにより生成される地図画像を示した図である。
本実施形態に係る通信端末を示したブロック図である。
本実施形態に係る地図画像表示処理プログラムのフローチャートである。
ディスプレイに表示される地図画像の例を示した図である。
タッチオン及びタッチオフの検出態様を示した図である。
タッチ座標履歴キューの模式図を示した図である。
地図画像上の1点に対するダブルタップ中に長押しした場合に行われる地図画像の拡大表示を示した図である。
地図画像上の2点に対するシングルタップ中に長押しした場合の地図画像の縮小表示を示した図である。
地図画像上のピンチイン操作後に2点を長押しした場合に行われる地図画像の縮小表示を示した図である。
地図画像上のピンチアウト操作後に2点を長押しした場合の地図画像の拡大表示を示した図である。
地図画像上のピンチイン操作後に1点のみを長押しした場合に行われる地図画像の縮小表示を示した図である。
地図画像上のピンチアウト操作後に1点のみを長押しした場合の地図画像の拡大表示を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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