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公開番号2024048202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022154106
出願日2022-09-27
発明の名称PLC装置
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 8/65 20180101AFI20240401BHJP(計算;計数)
要約【課題】揮発領域にFWイメージを格納することが困難なプログラマブルコントローラへのFWの展開することで、外部装置を要することなくプログラマブルコントローラの起動及びFWの更新を低コストに行う。
【解決手段】ファームウェアイメージの更新が可能なPLC装置1において、MPSoCボード2は当該ファームウェアイメージの更新処理を行う。SoCボード3は、前記ファームウェアイメージに基づく演算処理を行う。FPGA36は、MPSoC2とSoCボード3のボード間通信を可能とするFPGA回路37を備える。MPSoCボード2には、前記ファームウェアイメージを格納可能な不揮発メモリ23が実装される。SoCボード3には、このSoCボード3とMPSoCボード2の起動時にFPGA回路37を介して受けた前記ファームウェアイメージを展開するFW展開用メモリ33が実装される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ファームウェアイメージの更新が可能なPLC装置であって、
前記ファームウェアイメージの更新処理を行う第一制御基板と、
前記ファームウェアイメージに基づく演算処理を行う第二制御基板と、
前記第一制御基板と前記第二制御基板との間の通信を可能とする通信回路と、
前記第一制御基板に実装され、前記ファームウェアイメージを格納可能な不揮発メモリと、
前記第二制御基板に実装され、この第二制御基板と前記第一制御基板の起動時に前記通信回路を介して受けた前記ファームウェアイメージを展開するファームウェア展開用メモリと、
を備えたことを特徴とするPLC装置。
続きを表示(約 89 文字)【請求項2】
前記ファームウェアイメージのオンライン更新またはオフライン更新を選択するディップスイッチをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のPLC装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、PLC(Programmable Logic Controller)装置の起動及び更新の手順に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
PLC装置が起動する際の動作モードの切替え(特許文献1)は、PLC装置の電源がオンとなった際の当該PLC装置の起動時に、オペレータにより操作される外部装置が接続されたPLC装置のFPGA(Field Programmable Gate Array)を含む通信回路が確立されると、PLC装置の外部の第2ストレージから引き出されたシステム起動用データ(システムプログラム)がPLC装置の第1ストレージに格納される(第1動作モード)。一方、前記回路が確立しない場合には、前記第1ストレージから引き出されたシステム起動用データがPLCの主記憶装置に格納される(第2動作モード)。以上のようにオペレータによるPLCユニットへの外部装置の着脱という簡単な操作によりPLCの起動時に上記の動作モードの切替えが行える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-124866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
PLCの運転モードの切り替えはPLCのFPGAに接続される外部装置が必須となるので、当該切り替えのコストを許容する必要がある。また、PLCのFW(Firm Ware)の更新時にも前記外部装置の操作が必要となりコスト高の要因となる。
【0005】
本発明は、以上の事情を鑑み、不揮発領域にFWイメージを格納することが困難なプログラマブルコントローラへのFWの展開することで、外部装置を要することなくプログラマブルコントローラの起動及びFWの更新を低コストに行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明の一態様は、ファームウェアイメージの更新が可能なPLC装置であって、前記ファームウェアイメージの更新処理を行う第一制御基板と、前記ファームウェアイメージに基づく演算処理を行う第二制御基板と、前記第一制御基板と前記第二制御基板との間の通信を可能とする通信回路と、前記第一制御基板に実装され、前記ファームウェアイメージを格納可能な不揮発メモリと、前記第二制御基板に実装され、この第二制御基板と前記第一制御基板の起動時に前記通信回路を介して受けた前記ファームウェアイメージを展開するファームウェア展開用メモリと、を備える。
【0007】
本発明の一態様は、前記PLC装置において、前記ファームウェアイメージのオンライン更新またはオフライン更新を選択するディップスイッチをさらに備える。
【発明の効果】
【0008】
以上の本発明によれば、揮発領域にFWイメージを格納することが困難なプログラマブルコントローラへのFWの展開することで、外部装置を要することなくプログラマブルコントローラの起動及びFWの更新を低コストに行える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一態様であるPLC装置のブロック構成図。
前記PLC装置の起動のフローチャート。
前記PLC装置のオフライン及びオンラインでのFWの更新のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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