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公開番号2024043944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149195
出願日2022-09-20
発明の名称配線体、表示装置、及びアンテナ
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01Q 1/38 20060101AFI20240326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】平坦性を確保しつつ、外部の接続端子との接続性を向上できる配線体、表示装置、及びアンテナを提供する。
【解決手段】電極21は、第1のトレンチ60内に第1の導体層55を有し、端子22は、第2のトレンチ64内に第2の導体層56を有する。このうち、端子22は、外部の接続端子に接続され、当該接続端子と電極21とを電気的に接続する。当該端子22の第2の導体層56は、第2のトレンチ64内に形成されるため、絶縁樹脂部7Aの表面7b上に形成される場合に比して、配線体200の平坦性を確保できる。また、第2の導体層56の表面56cは、絶縁樹脂部7Aの表面7bよりも遠い位置に配置される。従って、第2の導体層56の表面56cが絶縁樹脂部7Aの表面7bと同じ高さ位置に配置される場合に比して、外部の接続端子は、良好に第2の導体層56の表面56cに接続される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
電極と、
端子と、
基材上に設けられた樹脂層と、を備え、
前記樹脂層は、前記電極に対応する第1のトレンチ、及び前記端子に対応する第2のトレンチを有し、
前記電極は、前記第1のトレンチ内に第1の導体層を有し、
前記端子は、前記第2のトレンチ内に第2の導体層を有し、
前記第2の導体層の表面は、前記樹脂層の表面よりも前記基材に対して遠い位置に配置される、配線体。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記第2の導体層の前記樹脂層の前記表面からの突出量は、前記第2の導体層の前記第2のトレンチ内における厚みより小さい、請求項1に記載の配線体。
【請求項3】
前記基材と前記第2の導体層との間に、前記樹脂層の樹脂による樹脂膜を有する、請求項1に記載の配線体。
【請求項4】
前記樹脂膜と前記基材との間に、複数の微粒子を含む粒子含有層を有する、請求項3に記載の配線体。
【請求項5】
前記第2の導体層と前記樹脂膜との間に、複数の微粒子が配置される、請求項3に記載の配線体。
【請求項6】
前記第2の導体層の表面の面粗さの最大高さは、1μm以下であり、且つ、算術平均高さが0.5μm以下である、請求項1に記載の配線体。
【請求項7】
前記第2の導体層は、前記第2のトレンチの縁部から前記樹脂層の表面の一部にはみ出した堆積部を有する、請求項1に記載の配線体。
【請求項8】
前記電極は、メッシュ状の導体パターンを有する、請求項1に記載の配線体。
【請求項9】
前記第2のトレンチの平面方向における寸法は、メッシュ状の前記第1のトレンチの幅より大きい、請求項1に記載の配線体。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載の配線体を備える、表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線体、表示装置、及びアンテナに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電極と、端子と、基材上に設けられた樹脂層と、を備える配線体が知られている(例えば、特許文献1)。端子の導体層は、樹脂層の表面上に配置され、メッシュ構造を含む電極と、コンタクトを介して接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-518071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述の配線体では、端子の導体層が樹脂層の表面上に配置されていることから、導体層の厚み分の段差が生じ、配線体の平坦性が損なわれるという問題がある。これに対して、端子の導体層の周囲を覆うような保護層を樹脂層の上に設けた場合、配線体の厚みが増大するとともに、端子の導体層の表面での外部の接続端子との接続性が低下するという問題がある。
【0005】
そこで、本開示は、平坦性を確保しつつ、外部の接続端子との接続性を向上できる配線体、表示装置、及びアンテナを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る配線体は、電極と、電極に接続される端子と、基材上に設けられた樹脂層と、を備え、樹脂層は、電極に対応する第1のトレンチ、及び端子に対応する第2のトレンチを有し、電極は、第1のトレンチ内に第1の導体層を有し、端子は、第2のトレンチ内に第2の導体層を有し、第2の導体層の表面は、樹脂層の表面よりも基材に対して遠い位置に配置される。
【0007】
本開示の一側面に係る表示装置は、上述の配線体を備える。
【0008】
本開示の一側面に係るアンテナは、上述の配線体を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一側面によれば、平坦性を確保しつつ、外部の接続端子との接続性を向上できる配線体、表示装置、及びアンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
配線体を備える導電性フィルムの一実施形態を示す平面図である。
図1のII-II線に沿う断面図である。
変形例に係る導電性フィルムを示す断面図である。
表示装置の一実施形態を示す断面図である。
配線体を備えるアンテナの平面図である。
図5のVI-VI線に沿う拡大断面図である。
変形例に係る配線体の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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