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公開番号2024062092
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169868
出願日2022-10-24
発明の名称インダクタ部品
出願人株式会社村田製作所
代理人個人
主分類H01F 27/29 20060101AFI20240430BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インダクタンス値の向上を図る。
【解決手段】インダクタ部品10は、素体11とインダクタ配線30とを備えている。素体11は、インダクタ配線30の第1端に接続している第1電極40と、インダクタ配線30の第2端に接続している第2電極50とを有している。素体11の外面の1つの面を第1主面11A、第1主面11Aに垂直な面の1つを第1端面11C、第1主面11A及び第1端面11Cのいずれにも垂直な面の1つを底面11Eとする。第1電極40は、第1底面電極部401と、第1端面電極部402と、を含んでいる。底面11Eに垂直な方向での第1底面電極部401の寸法を厚み寸法P1、第1底面電極部401のうち第1端面11Cから最も離れた箇所を先端PYとする。第1底面電極部401のうち先端PYを含む少なくとも一部の厚み寸法P1は先端PYに向かうほど小さくなっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
6つの外面を有する直方体状の素体と、
前記素体の内部で延びているインダクタ配線と、
を備え、
前記素体は、前記インダクタ配線の第1端に接続している第1電極と、前記インダクタ配線の第2端に接続している第2電極と、を有し、
前記素体の6つの外面のうち、
特定の1つの面を主面とし、
前記主面に垂直な面の1つを端面とし、
前記主面及び前記端面のいずれにも垂直な面の1つを底面としたとき、
前記第1電極は、前記底面における前記端面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する底面電極部と、前記端面における前記底面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する端面電極部と、を含み、
前記底面に垂直な方向での前記底面電極部の寸法を、当該底面電極部の厚み寸法とし、前記底面電極部のうち前記端面から最も離れた箇所を先端としたとき、
前記底面電極部のうち前記先端を含む少なくとも一部の厚み寸法は、前記先端に向かうほど小さくなっている
インダクタ部品。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記底面電極部の厚み寸法は、一定の傾きで前記先端に向かうに従い連続的に小さくなっている
請求項1に記載のインダクタ部品。
【請求項3】
前記底面電極部の厚み寸法は、前記先端に向かうに従い段階的に小さくなっている
請求項1に記載のインダクタ部品。
【請求項4】
前記底面電極部の厚み寸法が一定の部分を含んでいる
請求項1に記載のインダクタ部品。
【請求項5】
6つの外面を有する直方体状の素体と、
前記素体の内部で延びているインダクタ配線と、
を備え、
前記素体は、前記インダクタ配線の第1端に接続している第1電極と、前記インダクタ配線の第2端に接続している第2電極と、を有し、
前記素体の6つの外面のうち、
特定の1つの面を主面とし、
前記主面に垂直な面の1つを端面とし、
前記主面及び前記端面のいずれにも垂直な面の1つを底面としたとき、
前記第1電極は、前記底面における前記端面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する底面電極部と、前記端面における前記底面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する端面電極部と、を含み、
前記端面に垂直な方向での前記端面電極部の寸法を、当該端面電極部の厚み寸法とし、前記端面電極部のうち前記底面から最も離れた箇所を先端としたとき、
前記端面電極部のうち前記先端を含む少なくとも一部の厚み寸法は、前記先端に向かうほど小さくなっている
インダクタ部品。
【請求項6】
前記端面電極部の厚み寸法は、一定の傾きで前記先端に向かうに従い連続的に小さくなっている
請求項5に記載のインダクタ部品。
【請求項7】
前記端面電極部の厚み寸法は、前記先端に向かうに従い段階的に小さくなっている
請求項5に記載のインダクタ部品。
【請求項8】
前記端面電極部の厚み寸法が一定である部分を含んでいる
請求項5に記載のインダクタ部品。
【請求項9】
前記素体の6つの外面のうち、前記端面に平行な面を第2端面としたとき、
前記第2電極は、前記底面における前記第2端面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する第2底面電極部と、前記第2端面における前記底面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する第2端面電極部と、を含む、
請求項1または請求項5に記載のインダクタ部品。
【請求項10】
前記インダクタ配線は、前記主面に垂直な方向から視て、前記インダクタ配線同士が重なり合った環状の巻き回し部分を有し、
前記巻き回し部分は、一定の線幅で延びる配線本体と、前記配線本体の縁から突出する突起部分と、を有している
請求項1または請求項5に記載のインダクタ部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インダクタ部品に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1のインダクタ部品は、6つの外面を有する直方体状の素体を備えている。素体の6つの外面のうちの1つは、インダクタ部品を基板などに実装するときに、基板と向かい合う底面である。そして、素体は、残りの5つの外面として、底面に垂直な第1主面と、第1主面に平行な第2主面と、実装面に垂直であり、第1主面及び第2主面を繋ぐ第1端面と、第1端面に平行な第2端面と、底面に平行な天面と、を備えている。素体は、第1電極及び第2電極を備えている。第1電極は、第1端面から底面にかけての領域で素体の外部に露出している。第2電極は、第2端面から底面にかけての領域で素体の外部に露出している。
【0003】
また、インダクタ部品は、インダクタ配線を備えている。インダクタ配線は、素体の内部で巻き回されている。インダクタ配線の第1端は、第1電極に接続している。また、インダクタ配線の第2端は、第2電極に接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-73536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のようなインダクタ部品において、インダクタ配線の巻き回しの径を大きくすることで、インダクタンス値の向上等が期待できる。その一方で、インダクタ配線を巻き回せる素体内のスペースは限られている。したがって、インダクタ配線を巻き回せるスペースをできるだけ大きく確保できるような各電極の設計が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は、6つの外面を有する直方体状の素体と、前記素体の内部で延びているインダクタ配線と、を備え、前記素体は、前記インダクタ配線の第1端に接続している第1電極と、前記インダクタ配線の第2端に接続している第2電極と、を有し、前記素体の6つの外面のうち、特定の1つの面を主面とし、前記主面に垂直な面の1つを端面とし、前記主面及び前記端面のいずれにも垂直な面の1つを底面としたとき、前記第1電極は、前記底面における前記端面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する底面電極部と、前記端面における前記底面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する端面電極部と、を含み、前記底面に垂直な方向での前記底面電極部の寸法を、当該底面電極部の厚み寸法とし、前記底面電極部のうち前記端面から最も離れた箇所を先端としたとき、前記底面電極部のうち前記先端を含む少なくとも一部の厚み寸法は、前記先端に向かうほど小さくなっているインダクタ部品である。
【0007】
上記構成によれば、底面電極部の厚みが端面から遠い箇所において小さくなっている分だけ、インダクタ配線を配置できる領域が大きくなっている。したがって、インダクタ配線の巻き回しの径を大きく設計することが可能である。そして、インダクタ配線の巻き回しの径を大きく設計することにより、インダクタンス値の向上が期待できる。
【0008】
また、上記課題を解決するため、本発明は、6つの外面を有する直方体状の素体と、前記素体の内部で延びているインダクタ配線と、を備え、前記素体は、前記インダクタ配線の第1端に接続している第1電極と、前記インダクタ配線の第2端に接続している第2電極と、を有し、前記素体の6つの外面のうち、特定の1つの面を主面とし、前記主面に垂直な面の1つを端面とし、前記主面及び前記端面のいずれにも垂直な面の1つを底面としたとき、前記第1電極は、前記底面における前記端面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する底面電極部と、前記端面における前記底面との境界箇所を含む領域で前記素体の外部に露出する端面電極部と、を含み、前記端面に垂直な方向での前記端面電極部の寸法を、当該端面電極部の厚み寸法とし、前記端面電極部のうち前記底面から最も離れた箇所を先端としたとき、前記端面電極部のうち前記先端を含む少なくとも一部の厚み寸法は、前記先端に向かうほど小さくなっているインダクタ部品である。
【0009】
上記構成によれば、端面電極部の厚みが底面から遠い箇所において小さくなっている分だけ、インダクタ配線を配置できる領域が大きくなっている。したがって、インダクタ配線の巻き回しの径を大きく設計することが可能である。そして、インダクタ配線の巻き回しの径を大きく設計することにより、インダクタンス値の向上が期待できる。
【発明の効果】
【0010】
インダクタ配線の巻き回しの径を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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