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公開番号2024055606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162670
出願日2022-10-07
発明の名称板状コイルおよびコイル装置
出願人TDK株式会社
代理人前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類H01F 27/28 20060101AFI20240411BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】放熱性に優れた板状コイルおよびコイル装置を提供すること。
【解決手段】平板状のコイル本体部12aと、前記コイル本体部12aから引き出されるリード部14aと、前記コイル本体部12aの前記リード部14aの引出位置15a2,16a2とは異なる位置で前記コイル本体部12aに対して所定の角度に交差する放熱部18と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
平板状のコイル本体部と、前記コイル本体部から引き出されるリード部と、前記コイル本体部の前記リード部の引出位置とは異なる位置で前記コイル本体部に対して所定の角度に交差する放熱部と、を有する板状コイル。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
請求項1に記載の板状コイルと、
前記板状コイルが収容されるケースと、
前記ケースの内部に充填される放熱性樹脂と、を有するコイル装置。
【請求項3】
前記板状コイルが配置されるボビンと、
前記板状コイルの巻回軸に配置されるコアと、を有し、
前記ケースは、側方に向けて開口する開口部を有する請求項2に記載のコイル装置。
【請求項4】
前記板状コイルが配置されるボビンと、
前記板状コイルの巻回軸に配置されるコアと、を有し、
前記ケースは、上方に向けて開口する開口部を有する請求項2に記載のコイル装置。
【請求項5】
前記放熱部は、前記コイル本体部を挟んで前記リード部とは反対側に配置してある請求項2~4のいずれかに記載のコイル装置。
【請求項6】
前記放熱部は、前記ケースの側方壁に沿って離間して配置してある請求項2~4のいずれかに記載のコイル装置。
【請求項7】
前記放熱性樹脂は、前記ケースおよび前記放熱部に接触している請求項2~4のいずれかに記載のコイル装置。
【請求項8】
前記板状コイルは、前記放熱部を有する第1板状コイルと、前記第1板状コイルのリード部と接続してある第2板状コイルと、を有し、
前記第2板状コイルのコイル本体部が、前記第1板状コイルのコイル本体部に、対向するように離間して配置してある請求項2~4のいずれかに記載のコイル装置。
【請求項9】
前記放熱部が、前記第2板状コイルのコイル本体部よりも前記ケースの下方壁に近接する端部を有する請求項8に記載のコイル装置。
【請求項10】
前記ボビンは、前記放熱部を前記ケースの側方壁から離間させる突起部を有する請求項3または4に記載のコイル装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板状コイルおよびコイル装置に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
大電流・大出力の用途に使用するトランスとして、板状コイルを有するコイル装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、特許文献1のようなトランスでは、より大きな電流が流れると、特に高圧側で発生する熱が蓄積されてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-17334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の実情を鑑みてなされ、その目的は、放熱性に優れた板状コイルおよびコイル装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る板状コイルは、
平板状のコイル本体部と、前記コイル本体部から引き出されるリード部と、前記コイル本体部の前記リード部の引出位置とは異なる位置で前記コイル本体部に対して所定の角度に交差する放熱部と、を有する。
【0007】
このように構成することで、板状コイルで発生する熱を、放熱部を介して放熱することができ、板状コイルの放熱性が向上する。
【0008】
また、上記目的を達するために、本発明に係るコイル装置は、
請求項1に記載の板状コイルと、
前記板状コイルが収容されるケースと、
前記ケースの内部に充填される放熱性樹脂と、を有する。
【0009】
このようなコイル装置では、板状コイルがケースに覆われると共に、放熱性樹脂に浸漬される。そのため、板状コイルで発生する熱が、放熱部から放熱樹脂を介してケースに伝わり易くなる。そして、ケースを介して放熱することで、コイル装置の放熱性が向上する。なお、ケースは金属や樹脂あるいはそれらの複合材料でも形成してもよい。樹脂などの絶縁性のケースは、板状コイルに接触するように配置して、放熱部から直接ケースに放熱してもよい。
【0010】
コイル装置は、前記板状コイルが配置されるボビンと、前記板状コイルの巻回軸に配置されるコアと、を有し、前記ケースは、側方に向けて開口する開口部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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