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公開番号2024043423
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148607
出願日2022-09-16
発明の名称プログラム、情報処理装置の制御方法及び情報処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240322BHJP(計算;計数)
要約【課題】 画像に付加される付加画像の印刷に関してユーザの利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、画像に付加される付加画像の印刷を実行させるための操作を受け付ける設定ステップと、前記付加画像の印刷を実行させるための設定を受け付けたことに基づいて、画像が印刷される領域である印刷領域と、画像が印刷されない領域である非印刷領域を含むプレビュー領域に配置されている全ての画像及び前記付加画像が前記印刷領域に収まるように前記全ての画像及び前記付加画像の配置を維持して前記全ての画像及び前記付加画像を移動する移動ステップと、を実行させることを特徴とする。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置のコンピュータに、
画像に付加される付加画像の印刷を実行させるための操作を受け付ける設定ステップと、
前記付加画像の印刷を実行させるための設定を受け付けたことに基づいて、画像が印刷される領域である印刷領域と、画像が印刷されない領域である非印刷領域を含むプレビュー領域に配置されている全ての画像及び前記付加画像が前記印刷領域に収まるように前記全ての画像及び前記付加画像の配置を維持して前記全ての画像及び前記付加画像を移動する移動ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記全ての画像及び前記付加画像の配置を維持して移動することにより印刷領域内に収まるかどうかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記印刷領域内に収まると判定されたことに基づいて前記移動ステップを実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記付加画像は、トンボであることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記判定ステップにおいて前記印刷領域内に収まらないと判定された場合、ユーザへの警告表示を行う警告表示ステップを、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記判定ステップにおいて前記印刷領域内に収まらないと判定された場合、前記全ての画像及び前記付加画像が前記印刷領域内に収まるように前記全ての画像及び前記付加画像の配置を変更する配置変更ステップを実行する
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項6】
前記全ての画像の配置変更による移動情報を記憶手段に格納する格納ステップと、
前記付加画像の印刷を実行させないための操作を受け付けた場合、前記移動情報に基づき前記全ての画像の位置を前記移動ステップが実行される前の位置に戻す復帰ステップと、
を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記付加画像の印刷を実行させるための設定を受け付けた後において、ユーザにより前記画像の配置が変更された場合は、前記付加画像の印刷を実行させないための操作を受け付けた場合であっても、前記復帰ステップを実行しない制御を実行することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記配置変更ステップは、前記全ての画像及び前記付加画像が前記印刷領域内に収まるように前記全ての画像及び前記付加画像の配置を自動で変更することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
【請求項9】
前記配置変更ステップは、所定の割合で前記画像と他の画像の間の隙間を減らすことにより前記画像の配置を変更することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
【請求項10】
前記配置変更ステップは、前記印刷領域の外にはみ出した画像及び付加画像のみが前記印刷領域内に収まるように前記全ての画像及び前記付加画像の配置を変更することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置の制御方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ロール紙を使用する大型プリンタの登場により、大きな用紙に複数の画像を並べて印刷し、その後裁断をすることで、複数作品を製作する機会が増えている。印刷後に裁断を行う場合、裁断位置の目安となる、付加画像(例えば、トンボ)を各画像に付加して印刷することがある。従来、付加画像の設定時において、印刷されない領域である印刷領域外に付加画像がはみ出す場合に、画像の位置を変更することで付加画像が確実に印刷される方法が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-195098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のものでは、印刷領域外にはみ出した画像のみを単独で移動しているため、画像同士の配置(レイアウト)が崩れてしまう恐れがあった。例えばユーザがあらかじめ裁断しやすいように複数画像を適切な位置に配置しておいた場合に、特許文献1の技術を利用すると画像の配置が崩れてしまうため、ユーザは再度画像のレイアウトをやり直す必要があった。
本発明は、上記課題に鑑み、画像に付加される付加画像の印刷に関してユーザの利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述のような課題を解決するため、本発明のプログラムは、
【発明の効果】
【0006】
本発明のプログラムにより、画像に付加される付加画像の印刷に関してユーザの利便性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図
印刷システムのソフトウェア構成を示すブロック図
実施形態におけるアプリケーション画面例
実施形態におけるトンボ印刷オン時のアプリケーション画面例
実施形態における全画像シフト処理後のアプリケーション画面例
実施形態における一部の画像シフト処理後のアプリケーション画面例
実施形態における自動配列処理後のアプリケーション画面例
全画像のシフト処理を実施できない場合の各種レイアウト案の例
トンボ印刷がオンに変更された際の処理を示すフローチャート
トンボ印刷がオフに変更された際の処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0009】
[実施形態1]
<印刷システムのハードウェア構成>
図1は、印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
ホストコンピュータ101は、画像処理装置の一例であり、入力インタフェース110、CPU111、ROM112、RAM113、外部記憶装置114、出力インタフェース115、及び入出力インタフェース116を有する。これらは共通のバスにより通信可能に接続されCPU111が統括制御する。また、入力インタフェース110には、キーボード118、ポインティングデバイス117などの入力デバイスが接続され、出力インタフェース115には、表示部119などの表示デバイスが接続されている。
ROM112には、初期化プログラムが格納され、外部記憶装置114には、アプリケーションプログラム群、オペレーティングシステム(OS)、プリンタドライバ、その他の各種のデータが格納されている。RAM113は、外部記憶装置114にストアされる各種のプログラムの実行の際のワークメモリ等として使用される。
なお、本実施形態では、CPU111が、ROM112に格納されたプログラムの手順に従って処理を行うことによって、ホストコンピュータ101における後述の機能及び後述するフローチャートに係る処理を実行する。デバイスである印刷装置102は、入出力インタフェース116を介して、ホストコンピュータ101と接続されている。ここでは、ホストコンピュータ101と印刷装置102が分かれて構成されているが、これらが一つの画像処理装置として構成されていてもよい。なお、印刷装置は、インクを紙面上に吐出することで印刷するインクジェットプリンタを例に説明するが、他の方法(例えば電子写真方式)で印刷が実行されてもよい。また、ホストコンピュータ101は、デスクトップパソコンでも、スマートフォンでも、ノートパソコンでも構わない。
【0010】
<印刷システムのソフトウェア構成>
図2は、本実施形態における画像処理装置にて実行される印刷システムのソフトウェア構成を模式的に示した図である。OS201には本実施形態の一態様として、WINDOWS(登録商標)が搭載されているものとして以下説明を行う。
アプリケーション202は複数の画像データを印刷用に配置し、印刷を実行することができるソフトウェアである。
ユーザはアプリケーション202上で、印刷用のデータを作成後、印刷装置ベンダが提供するプリンタドライバ203に対して、各種印刷設定を行う。印刷設定を行うための画面は、アプリケーション202からOS201を介して呼び出されたユーザインターフェース部204によって表示される。ユーザは印刷設定画面にて、用紙の種類やロール紙幅の指定など、各種印刷に必要な設定を行うことができる。なお、アプリケーション202はPrintTicketやPrintCapabilities等のOSの機能を用いることで、前述した印刷設定画面を表示せず、直接アプリケーションの画面上でユーザからの印刷設定変更指示を受け付けることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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