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公開番号2024055154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161854
出願日2022-10-06
発明の名称バッテリーパック
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/10 20060101AFI20240411BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 疑似負荷回路の通電を行わない場合でも、バッテリーチェックをすることが可能とする。
【解決手段】 二次電池と、前記二次電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前記二次電池の温度を検出する温度検出手段と、前記二次電池の等価回路パラメータを算出する算出手段と、記憶手段と、前記二次電池の定電流充電中に前記二次電池の充電量が所定の充電量に達したことに応じて前記二次電池への充電経路を遮断し、前記充電経路の遮断後に前記電圧検出手段により検出された前記二次電池の電圧の変化量に基づいて前記等価回路パラメータを算出するように前記算出手段を制御し、前記算出された前記等価回路パラメータの値と前記温度検出手段により検出された温度の情報とを前記記憶手段に記憶する制御手段とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
二次電池と、
前記二次電池の電圧を検出する電圧検出手段と、
前記二次電池の温度を検出する温度検出手段と、
前記二次電池の等価回路パラメータを算出する算出手段と、
記憶手段と、
前記二次電池の定電流充電中に前記二次電池の充電量が所定の充電量に達したことに応じて前記二次電池への充電経路を遮断し、前記充電経路の遮断後に前記電圧検出手段により検出された前記二次電池の電圧の変化量に基づいて前記等価回路パラメータを算出するように前記算出手段を制御し、前記算出された前記等価回路パラメータの値と前記温度検出手段により検出された温度の情報とを前記記憶手段に記憶する制御手段とを備えるバッテリーパック。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記所定の充電量は、複数の充電量を有し、前記制御手段は、前記二次電池の定電流充電中に前記二次電池の充電量が前記複数の充電量のそれぞれに達すると、前記複数の充電量に対応した前記等価回路パラメータを算出するように、前記算出手段を制御し、前記複数の充電量に対応した前記等価回路パラメータの値を前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項3】
前記制御手段は、前記充電経路の遮断後、所定の時間の間隔で、複数の前記電圧検出手段の出力を取得し、前記取得した複数の前記電圧検出手段の出力に基づく前記二次電池の電圧の変化量に基づいて前記等価回路パラメータを算出するように前記算出手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項4】
前記バッテリーパックが、前記バッテリーパックを電源として使用する電子機器に接続された場合、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記等価回路パラメータを前記電子機器に出力することを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項5】
前記制御手段は、前記等価回路パラメータが算出された後、前記二次電池への前記充電経路を接続し、前記定電流充電が再開されるように制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項6】
前記制御手段は、前記二次電池の充電電流を積算した値を前記記憶手段に記憶し、前記算出手段は、前記記憶手段に記憶された充電電流の積算量に応じて前記等価回路パラメータの算出を行うことを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項7】
前記制御手段は、信号をHi/Lowさせて前記バッテリーパックの充電を行う充電装置に電池の検出を通知することにより、前記定電流充電を再開させることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項8】
前記制御手段は、前記バッテリーパックの充電を行う充電装置と通信を行うことにより前記定電流充電を再開させることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリーパックに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電池で駆動する電子機器は、大きな電力を消費する機能を使用する前に、バッテリーチェックをするように構成されていることがある。具体的には、例えば、電子機器は、ある動作を行う前に、あらかじめ疑似負荷回路に通電し、そのときの電圧降下量をチェックする。そして、この電圧降下量が所定のレベル以上のときには、動作が禁止される。このとき、疑似負荷回路への通電時間は、できるだけ短い方が電子機器の動作を阻害しないので良い。
【0003】
例えば、特許文献1では、バッテリーチェックをする際に、前回のバッテリーチェックの結果を考慮して、電池を疑似負荷回路に通電する時間を変更する。この方法によれば、バッテリーの状態によって、疑似負荷回路の通電時間を設定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-188288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、電子機器の状態によっては、疑似負荷回路の通電を行うこと自体が困難な場合がある。例えば、カメラにおいて、静止画の高速連続撮影中など時間が限られた状況では疑似負荷回路の通電を行うこと自体が困難である。また、疑似負荷回路に通電を行うと、電池残量を消費してしまう。
【0006】
そこで、本発明は、疑似負荷回路の通電を行わない場合でも、バッテリーチェックをすることが可能とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、二次電池と、前記二次電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前記二次電池の温度を検出する温度検出手段と、前記二次電池の等価回路パラメータを算出する算出手段と、記憶手段と、前記二次電池の定電流充電中に前記二次電池の充電量が所定の充電量に達したことに応じて前記二次電池への充電経路を遮断し、前記充電経路の遮断後に前記電圧検出手段により検出された前記二次電池の電圧の変化量に基づいて前記等価回路パラメータを算出するように前記算出手段を制御し、前記算出された前記等価回路パラメータの値と前記温度検出手段により検出された温度の情報とを前記記憶手段に記憶する制御手段とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、疑似負荷回路の通電を行わない場合でも、バッテリーチェックをすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のバッテリーパックの構成例を示す図である。
バッテリーチェックの処理に関連した電圧と電流と充電量を示す図である。
電池の等価回路モデルを示す図である。
バッテリーチェックの処理を示すフローチャートである。
等価回路パラメータの例を示す図である。
バッテリーパックと充電装置、および、電子機器との接続状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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