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公開番号2024043067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148051
出願日2022-09-16
発明の名称制御装置および温度調節システム
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H01M 10/633 20140101AFI20240322BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数回路間で液体の温度の偏りを抑えることが可能な制御装置および温度調節システムを提供する。
【解決手段】制御装置は、複数回路のそれぞれを流れる液体の温度が変化するように、バッテリーから複数回路のそれぞれが有する熱交換器のそれぞれに分配される電力の割合を制御する制御装置であって、複数回路のそれぞれを流れる液体の温度を取得する取得部と、取得された液体の温度に応じて、熱交換器のそれぞれに使われるバッテリーの電力である使用可能電力が熱交換器のそれぞれに分配される電力の割合を制御する電力分配制御を実行する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数回路のそれぞれを流れる液体の温度が変化するように、バッテリーから前記複数回路のそれぞれが有する熱交換器のそれぞれに分配される電力の割合を制御する制御装置であって、
前記複数回路のそれぞれを流れる前記液体の温度を取得する取得部と、
取得された前記液体の温度に応じて、前記熱交換器のそれぞれに使われる前記バッテリーの電力である使用可能電力が前記熱交換器のそれぞれに分配される電力の割合を制御する電力分配制御を実行する制御部と、
を備える、制御装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記複数回路のそれぞれを流れる液体間に温度差が生じている場合、前記温度差が減少するように、前記電力分配制御を実行する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記使用可能電力が、前記熱交換器のそれぞれをフル稼働させるために必要な電力であるフル稼働電力よりも小さい場合、前記電力分配制御を実行する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記熱交換器は、前記液体を加熱するヒーターを有する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記熱交換器は、前記液体を冷却するコンプレッサーを有する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置を備える、温度調節システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置および温度調節システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、バッテリーを保護するため、バッテリーを電気負荷に接続または非接続状態にするように動作する電力切替システムが記載されている。
【0003】
また、特許文献2には、複数のバッテリーと、複数のバッテリーのそれぞれの温度が所定の動作温度範囲を超えないように複数のバッテリーの直並列の切り換えを行う電圧変換器とを備えた電動車両が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表平7-504559公報
特開2016-5297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、バッテリーから複数回路のそれぞれが有するヒーターに電力を供給することで、複数回路のそれぞれを流れる冷却水を温める温度調節システムにおいて、バッテリーからヒーターのそれぞれに電力の分配が開始されるときに、複数回路間で冷却水の温度の偏りが生じている場合、例えば、バッテリーからヒーターへ均等に電力が分配されると、複数回路間で生じている冷却水の温度の偏りを抑えることが困難となる。
【0006】
本開示の目的は、複数回路間で液体の温度の偏りを抑えることが可能な制御装置および温度調節システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本開示における制御装置は、
複数回路のそれぞれを流れる液体の温度が変化するように、バッテリーから前記複数回路のそれぞれが有する熱交換器のそれぞれに分配される電力の割合を制御する制御装置であって、
前記複数回路のそれぞれを流れる前記液体の温度を取得する取得部と、
取得された前記液体の温度に応じて、前記熱交換器のそれぞれに使われる前記バッテリーの電力である使用可能電力が前記熱交換器のそれぞれに分配される電力の割合を制御する電力分配制御を実行する制御部と、
を備える。
【0008】
本開示における温度調節システムは、
上記制御装置を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、複数回路間で液体の温度の偏りを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態に係る温度調節システムの構成を模式的に示すブロック図である。
使用可能電力がフル稼働電力よりも大きい場合を示す図である。
使用可能電力がフル稼働電力よりも小さい場合を示す図である。
使用可能電力がヒーターのそれぞれに均等に分配される場合を示す図である。
実際に使われた電力および実際に使われない電力などを示す図である。
電力の再分配において、電力がヒーターのそれぞれに均等に分配される場合を示す図である。
ヒーターのそれぞれの実際の消費電力の比で、使用可能電力がヒーターのそれぞれに分配される場合を示す図である。
冷却水の温度に応じてヒーターのそれぞれに分配される電力の割合を制御する場合を示す図である。
温度調節システムの動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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