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公開番号2024042936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022147862
出願日2022-09-16
発明の名称ヒューズユニット保護カバー
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 85/20 20060101AFI20240322BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ジャンプスタートのときにヒューズユニットに対するブースターケーブルの誤接続を抑えることができるヒューズユニット保護カバーを提供する。
【解決手段】ヒューズユニット保護カバー1が、ヒューズユニットY11においてヒューズY122よりも下流側の下流側端子を覆う絶縁樹脂製の第1カバー11と、ヒューズY112よりも上流側の上流側端子Y111を覆う絶縁樹脂製の第2カバー12と、下流側端子を覆った状態の第1カバー11に対し、第2カバー12を、上流側端子Y111を覆った第1位置、及び上流側端子Y111を露出させるとともに第1カバー11から離れた第2位置P12、の相互間で移動可能に連結する連結部13と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリの電源を負荷側にヒューズを介して供給するための端子台であって、電気回路上で前記ヒューズよりも上流側の上流側端子及び前記ヒューズよりも下流側の下流側端子が設けられたヒューズユニットのうちの前記下流側端子を覆う絶縁樹脂製の第1カバーと、
前記ヒューズユニットのうちの前記上流側端子を覆う絶縁樹脂製の第2カバーと、
前記下流側端子を覆った状態の前記第1カバーに対し、前記第2カバーを、前記上流側端子を覆った第1位置、及び前記上流側端子を露出させるとともに前記第1カバーから離れた第2位置、の相互間で移動可能に連結する連結部と、
を備えたことを特徴とするヒューズユニット保護カバー。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1カバーが、前記ヒューズを露出させた状態で前記下流側端子を覆うことを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット保護カバー。
【請求項3】
前記第2カバーが、前記下流側端子を覆った状態の前記第1カバーを前記上流側端子と一緒に覆うことを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット保護カバー。
【請求項4】
前記ヒューズユニットが、前記バッテリの出力端子に接続するバッテリ接続部を有しており、
前記第2カバーが、前記ヒューズユニットにおける前記バッテリ接続部を前記上流側端子と一緒に覆うことを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット保護カバー。
【請求項5】
前記第1カバー及び前記第2カバーそれぞれが、前記ヒューズユニットの外縁に着脱可能に係止する係止爪を有していることを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット保護カバー。
【請求項6】
前記第1カバー、前記第2カバー、及び前記連結部が、絶縁樹脂で一体成形されており、
前記連結部は、前記第1カバー及び前記第2カバーそれぞれを構成する壁の厚みよりも薄肉で当該壁よりも細幅に形成された帯状ヒンジであることを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット保護カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリの電源を負荷側にヒューズを介して供給するヒューズユニットの端子を覆って保護するヒューズユニット保護カバーに関するものとなっている。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等においてバッテリの電源を車内機器等といった負荷側に供給する端子台が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の端子台は、絶縁樹脂製の保護カバーで覆われた状態でバッテリの出力端子に接続される。ところで、自動車等では、いわゆるバッテリ上がりが生じたときに、他電源からの電源でスタータに通電してエンジンを始動させるジャンプスタートが行われることがある。このような場合には、保護カバーが開かれて端子台における端子が露出され、その端子に、他電源からの電源を伝えるブースターケーブルが繋がれて通電が行われることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-89886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、バッテリの電源を負荷側に供給する端子台として、ヒューズを介して供給するヒューズユニットが用いられる場合がある。このようなヒューズユニットの多くは、電気回路上でヒューズよりも上流側(つまり、バッテリ側)の上流側端子及びヒューズよりも下流側(つまり、負荷側)の下流側端子を有している。そして、保護カバーでこのようなヒューズユニットが覆われた状態でバッテリの出力端子に接続される。
【0005】
ジャンプスタートのときにブースターケーブルを繋ぐ際には、ヒューズの溶断等を防ぐために上流側端子にブースターケーブルが繋がれることが望ましい。しかしながら、上述の保護カバーでは、ジャンプスタートに際して開かれたときに上流側端子及び下流側端子の何れについてもブースターケーブルが接続可能となるので誤接続が生じる可能性がある。その結果、ブースターケーブルの接続には細心の注意が必要となり、作業者にとっての負担となっている。
【0006】
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、ジャンプスタートのときにヒューズユニットに対するブースターケーブルの誤接続を抑えることができるヒューズユニット保護カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、ヒューズユニット保護カバーは、バッテリの電源を負荷側にヒューズを介して供給するための端子台であって、電気回路上で前記ヒューズよりも上流側の上流側端子及び前記ヒューズよりも下流側の下流側端子が設けられたヒューズユニットのうちの前記下流側端子を覆う絶縁樹脂製の第1カバーと、前記ヒューズユニットのうちの前記上流側端子を覆う絶縁樹脂製の第2カバーと、前記下流側端子を覆った状態の前記第1カバーに対し、前記第2カバーを、前記上流側端子を覆った第1位置、及び前記上流側端子を露出させるとともに前記第1カバーから離れた第2位置、の相互間で移動可能に連結する連結部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上述のヒューズユニット保護カバーによれば、ジャンプスタートのときにヒューズユニットに対するブースターケーブルの誤接続を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを、保護対象のヒューズユニット及びバッテリとともに示す斜視図である。
図1に示されているヒューズユニット保護カバーを単体で示す斜視図である。
ヒューズユニットに対してヒューズユニット保護カバーにおける第1カバーが取り付けられた様子を示す斜視図である。
ヒューズユニットに対してヒューズユニット保護カバーにおける第2カバーが取り付けられた様子を示す斜視図である。
ヒューズユニット保護カバーの第1カバー及び第2カバーによってヒューズユニットの上流側端子及び下流側端子が保護される様子を示す透視上面図である。
図1~図5に示されているヒューズユニット保護カバーで覆われたヒューズユニットに対し、ジャンプスタートが行われる様子を示す斜視図である。
図6に示されているジャンプスタート時における電流の流れを示す模式的な回路図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを、保護対象のヒューズユニット及びバッテリとともに示す斜視図である。
図8に示されているヒューズユニット保護カバーにおいて、ジャンプスタートの実行のために第2カバーが開かれた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、ヒューズユニット保護カバーの第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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