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公開番号2024042814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022147683
出願日2022-09-16
発明の名称電池セル
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/169 20210101AFI20240322BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外装フィルムの封止部の突出を抑える。
【解決手段】電池セル10は、電池要素100と、電池要素100の端部を覆う前方蓋材210と、電池要素100の周りに巻き付けられた巻付部分302と、巻付部分302から引き出された引出部分304と、を有している。巻付部分302の少なくとも一部分と、引出部分304の少なくとも一部分と、は互いに接合されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電池要素と、
前記電池要素の端部を覆う蓋材と、
前記電池要素の周りに巻き付けられた巻付部分と、前記巻付部分から引き出された引出部分と、を有する外装フィルムと、
を備え、
前記巻付部分の少なくとも一部分と、前記引出部分の少なくとも一部分と、が互いに接合されている、電池セル。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が、前記電池要素の所定方向に向けられた面の少なくとも一部分と重なっている、請求項1に記載の電池セル。
【請求項3】
前記電池要素が、前記端部と前記端部の反対側の他の端部との間の所定の第1方向の長さと、前記第1方向に直交する第2方向の幅と、前記幅より短く前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の厚さと、を有し、
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が、前記電池要素の前記第3方向に略垂直な面の少なくとも一部分と重なっている、請求項1に記載の電池セル。
【請求項4】
前記電池要素が、前記端部と前記端部の反対側の他の端部との間の所定の第1方向の長さと、前記第1方向に直交する第2方向の幅と、前記幅より短く前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の厚さと、を有し、
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が、前記電池要素の前記第2方向に略垂直な面の少なくとも一部分と重なっている、請求項1に記載の電池セル。
【請求項5】
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が前記電池要素の周囲の下方以外のいずれかの部分に位置する、請求項1~4のいずれか一項に記載の電池セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池セルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、リチウムイオン二次電池セル等の電池セルの様々な構造が開発されている。例えば、特許文献1及び2に記載されている電池セルは、電池要素、2つの蓋材及び外装フィルムを備えている。2つの蓋材は、電池要素の長手方向の両端部を覆っている。外装フィルムは、電池要素の長手方向の周りに巻き付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/157731号
特開2011-108623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば特許文献1に記載されている電池セルにおいて、外装フィルムは、電池要素に巻き付けられた巻付部分と、巻付部分から引き出された2つの引出部分と、を有している。2つの引出部分が互いに接合されて封止部が形成されている。しかしながら、この構造においては、封止部の突出を抑えるためには、封止部を折り曲げる必要がある。
【0005】
本発明の目的の一例は、外装フィルムの封止部の突出を抑えることにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
[1]
電池要素と、
前記電池要素の端部を覆う蓋材と、
前記電池要素の周りに巻き付けられた巻付部分と、前記巻付部分から引き出された引出部分と、を有する外装フィルムと、
を備え、
前記巻付部分の少なくとも一部分と、前記引出部分の少なくとも一部分と、が互いに接合されている、電池セル。
[2]
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が、前記電池要素の所定方向に向けられた面の少なくとも一部分と重なっている、[1]に記載の電池セル。
[3]
前記電池要素が、前記端部と前記端部の反対側の他の端部との間の所定の第1方向の長さと、前記第1方向に直交する第2方向の幅と、前記幅より短く前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の厚さと、を有し、
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が、前記電池要素の前記第3方向に略垂直な面の少なくとも一部分と重なっている、[1]に記載の電池セル。
[4]
前記電池要素が、前記端部と前記端部の反対側の他の端部との間の所定の第1方向の長さと、前記第1方向に直交する第2方向の幅と、前記幅より短く前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の厚さと、を有し、
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が、前記電池要素の前記第2方向に略垂直な面の少なくとも一部分と重なっている、[1]に記載の電池セル。
[5]
前記巻付部分及び前記引出部分の接合部が前記電池要素の周囲の下方以外のいずれかの部分に位置する、[1]~[4]のいずれか一に記載の電池セル。
【発明の効果】
【0007】
本発明の上記態様によれば、外装フィルムの封止部の突出を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電池セルの右側面図である。
図1のA-A断面模式図である。
実施形態に係る電池セルの製造方法の一例を説明するための図である。
変形例に係る電池セルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態及び変形例について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0010】
図1は、実施形態に係る電池セル10の右側面図である。図2は、図1のA-A断面模式図である。図1では、説明のため、外装フィルム300を透過させた状態で図示している。
(【0011】以降は省略されています)

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