TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024042426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022147126
出願日2022-09-15
発明の名称配線収容装置、および什器システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20240321BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】天板の下部空間の美感が損なわれることを抑制できる配線収容装置、および什器システムを提供する。
【解決手段】什器から延びる配線を収容する配線収容装置であって、設置面に設置されるベース部材と、長手方向に延設し、可撓性を有する筒状部材と、を備える。筒状部材は、内部に長手方向に延び、配線を収容する収容空間を有する筒状部と、筒状部の長手方向一方側の端部に設けられ、ベース部材と接続される第1接続部と、筒状部の長手方向他方側の端部に設けられ、什器と接続される第2接続部と、を有する。第1接続部は、ベース部材に対して、長手方向と交差する方向に移動可能である。第2接続部は、什器に対して、長手方向と交差する方向に移動可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
什器から延びる配線を収容する配線収容装置であって、
設置面に設置されるベース部材と、
長手方向に延設し、可撓性を有する筒状部材と、
を備え、
前記筒状部材は、
内部に前記長手方向に延び、前記配線を収容する収容空間を有する筒状部と、
前記筒状部の前記長手方向一方側の端部に設けられ、前記ベース部材と接続される第1接続部と、
前記筒状部の前記長手方向他方側の端部に設けられ、前記什器と接続される第2接続部と、
を有し、
前記第1接続部は、前記ベース部材に対して、前記長手方向と交差する方向に移動可能であり、
前記第2接続部は、前記什器に対して、前記長手方向と交差する方向に移動可能である、配線収容装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1接続部は、前記長手方向と交差する第1仮想線を中心として回動可能であり、
前記第2接続部は、前記長手方向と交差する第2仮想線を中心として回動可能である、請求項1に記載の配線収容装置。
【請求項3】
前記第1接続部は、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部における前記長手方向と直交する第1方向の両端部のそれぞれから前記長手方向一方側に延出し、前記ベース部材と係合する一対の第1アーム部を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の配線収容装置。
【請求項4】
前記第2接続部は、前記筒状部の前記長手方向他方側の端部における前記長手方向と直交する第1方向の両端部のそれぞれから前記長手方向他方側に延出し、前記什器と係合する第2アーム部を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の配線収容装置。
【請求項5】
前記第1接続部は、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部における前記長手方向と直交する第1方向の両端部のそれぞれから前記長手方向一方側に延出し、前記ベース部材と係合する第1アーム部と、
前記第2接続部は、前記筒状部の前記長手方向他方側の端部における前記長手方向と直交する第1方向の両端部のそれぞれから前記長手方向他方側に延出し、前記什器と係合する第2アーム部と、を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の配線収容装置。
【請求項6】
前記ベース部材は、前記第1アーム部と係合される被係合部を備え、
前記第1アーム部は、前記被係合部に対して回動可能であることを特徴とする、請求項3に記載の配線収容装置。
【請求項7】
前記什器と着脱可能に固定される固定部材を備え、
前記第2接続部は、前記固定部材を介して、前記什器と接続される、請求項1記載の配線収容装置。
【請求項8】
前記第2接続部は、前記筒状部の前記長手方向他方側の端部における前記長手方向と直交する第1方向の両端部のそれぞれから前記長手方向他方側に延出し、前記固定部材と係合する第2アーム部を備えていることを特徴とする、請求項7に記載の配線収容装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の配線収容装置と、
天板を有する什器と、
を備えていることを特徴とする什器システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線収容装置、および什器システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
什器の天板上で使用するパーソナルコンピュータ等に接続される配線を収容する配線収容装置として、例えば、特許文献1に記載のように、床面に立設される立設体に可撓性を有する筒状部材を外嵌し、筒状部材内の収容空間に配線を収容する配線収容装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6548553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された配線収容装置は、筒状部材の下端部が立設体と接続されず、また、筒状部材の上端部が什器と接続されないため、筒状部材の長手方向の位置を安定させることが困難であった。そのため、配線が筒状部材の上端部および下端部から外部に露出し易く、天板の下部空間の美感が損なわれることがあった。
【0005】
そこで、本発明は、天板の下部空間の美感が損なわれることを抑制できる配線収容装置、および什器システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
(1)本開示の一態様に係る配線収容装置は、什器から延びる配線を収容する配線収容装置であって、設置面に設置されるベース部材と、長手方向に延設し、可撓性を有する筒状部材と、を備え、前記筒状部材は、内部に前記長手方向に延び、前記配線を収容する収容空間を有する筒状部と、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部に設けられ、前記ベース部材と接続される第1接続部と、前記筒状部の前記長手方向他方側の端部に設けられ、前記什器と接続される第2接続部と、を有し、前記第1接続部は、前記ベース部材に対して、前記長手方向と交差する方向に移動可能であり、前記第2接続部は、前記什器に対して、前記長手方向と交差する方向に移動可能である。
【0007】
本態様によれば、什器およびベース部材のそれぞれと、筒状部材との間の間隔が広がることを抑制できるため、筒状部の長手方向一方側の端部および長手方向他方側の端部から配線が外部に露出することを抑制できる。したがって、天板の下部空間の美感が損なわれることを抑制できる。
【0008】
(2)上記(1)の態様に係る配線収容装置において、前記第1接続部は、前記長手方向と交差する第1仮想線を中心として回動可能であり、前記第2接続部は、前記長手方向と交差する第2仮想線を中心として回動可能であることが好ましい。
本態様によれば、筒状部が延びる方向が変動しても、筒状部が延びる方向に応じて、第1接続部および第2接続部のそれぞれが回動することにより、各接続部が延びる方向を、筒状部の延びる方向に容易に近づけることができる。これにより、筒状部の曲げ角度を小さくできるため、筒状部に加わる負荷を抑制でき、筒状部の形状を直線状または緩やかな湾曲状にすることができる。したがって、筒状部材の美感が損なわれることを抑制でき、天板の下部空間Sの美感が損なわれることを抑制できる。
【0009】
(3)上記(1)または(2)の態様に係る配線収容装置において、前記第1接続部は、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部における前記長手方向と直交する第1方向の両端部のそれぞれから前記長手方向一方側に延出し、前記ベース部材と係合する一対の第1アーム部を備えていることが好ましい。
本態様によれば、第1アーム部のそれぞれの剛性を、筒状部の剛性よりも小さくし易いため、筒状部材23に負荷が加わる場合、第1アーム部が変形することによって、筒状部に加わる負荷を抑制できる。したがって、筒状部の長手方向一方側の部分が変形することを抑制でき、天板の下部空間の美感が損なわれることを抑制できる。
【0010】
(4)上記(1)または(2)の態様に係る配線収容装置において、前記第2接続部は、前記筒状部の前記長手方向他方側の端部における前記長手方向と直交する第1方向の両端部のそれぞれから前記長手方向他方側に延出し、前記什器と係合する第2アーム部を備えていることが好ましい。
本態様によれば、第2アーム部のそれぞれの剛性を、筒状部の剛性よりも小さくし易いため、筒状部材に負荷が加わる場合、第2アーム部が変形することによって、筒状部に加わる負荷を抑制できる。したがって、筒状部の長手方向他方側の部分が変形することを抑制でき、天板の下部空間の美感が損なわれることを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社オカムラ
什器
2日前
株式会社オカムラ
什器
16日前
株式会社オカムラ
什器
3日前
株式会社オカムラ
什器
3日前
株式会社オカムラ
什器
3日前
株式会社オカムラ
椅子
9日前
株式会社オカムラ
什器
2日前
株式会社オカムラ
什器
19日前
株式会社オカムラ
椅子
2日前
株式会社オカムラ
間仕切
2日前
株式会社オカムラ
ブース
2日前
株式会社オカムラ
ブース
2日前
株式会社オカムラ
間仕切
22日前
株式会社オカムラ
間仕切
22日前
株式会社オカムラ
ブース
9日前
株式会社オカムラ
ブース
9日前
株式会社オカムラ
カート装置
4日前
株式会社オカムラ
ブース装置
9日前
株式会社オカムラ
ブース装置
9日前
株式会社オカムラ
空間構造体
1か月前
株式会社オカムラ
カート装置
3日前
株式会社オカムラ
カート装置
3日前
株式会社オカムラ
間接照明装置
25日前
株式会社オカムラ
什器ユニット
2日前
株式会社オカムラ
什器システム
4日前
株式会社オカムラ
什器システム
2日前
株式会社オカムラ
什器システム
4日前
株式会社オカムラ
什器システム
2日前
株式会社オカムラ
什器システム
2日前
株式会社オカムラ
空間形成装置
2日前
株式会社オカムラ
背凭れ及び椅子
4日前
株式会社オカムラ
背凭れ及び椅子
4日前
株式会社オカムラ
背凭れ及び椅子
4日前
株式会社オカムラ
椅子、及び背凭れ
4日前
株式会社オカムラ
ショッピングカート
1か月前
株式会社オカムラ
椅子の背凭れ及び椅子
17日前
続きを見る