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公開番号2024042425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022147125
出願日2022-09-15
発明の名称配線収容装置、および什器システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20240321BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】配線を筒状部材の収容空間に容易に導入することができる配線収容装置、および什器システムを提供する。
【解決手段】配線収容装置20は、設置面Fに設置されるベース部材21と、長手方向に延設し、可撓性を有する筒状部材23と、を備える。筒状部材23は、内部に長手方向に延び、配線Kを収容する収容空間24dを有する筒状部24と、筒状部24の長手方向一方側の端部に設けられ、ベース部材21に係止される被係止部26と、を有する。筒状部24は、長手方向と交差する第1方向D1に開口し、収容空間24dと連通する側方開口部32を有する。側方開口部32の長手方向他方側の端部は、被係止部26よりも長手方向他方側に位置している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
設置面に設置されるベース部材と、
長手方向に延設し、可撓性を有する筒状部材と、
を備え、
前記筒状部材は、
内部に前記長手方向に延び、配線を収容する収容空間を有する筒状部と、
前記筒状部の前記長手方向一方側の端部に設けられ、前記ベース部材に係止される被係止部と、
を有し、
前記筒状部は、前記長手方向と交差する第1方向に開口し、前記収容空間と連通する側方開口部を有し、
前記側方開口部の前記長手方向他方側の端部は、前記被係止部よりも前記長手方向他方側に位置していることを特徴とする、配線収容装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記側方開口部は、前記第1方向の一方側に開口する第1開口部と、前記第1方向の他方側に開口する第2開口部と、を有していることを特徴とする、請求項1に記載の配線収容装置。
【請求項3】
前記筒状部の前記長手方向一方側の端部には、前記長手方向一方側に開口する第3開口部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の配線収容装置。
【請求項4】
前記被係止部は、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部における前記長手方向と直交する第2方向の両端部のそれぞれから前記長手方向一方側に延び、前記ベース部材に係止される一対のアーム部を有し、
前記筒状部材は、前記一対のアーム部同士の間の領域に構成される第4開口部を有することを特徴とする、請求項3に記載の配線収容装置。
【請求項5】
前記一対のアーム部それぞれの、長手方向の長さが可変であることを特徴とする、請求項4に記載の配線収容装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の配線収容装置と、
天板を有する天板付什器と、
を備え、
前記設置面は、床面であり、
前記配線収容装置は、前記天板付什器と固定される固定部材を有し、
前記筒状部材の前記長手方向他方側の縁部は、前記固定部材に係止されることを特徴とする什器システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線収容装置、および什器システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
天板付什器の天板上で使用するパーソナルコンピュータ等に接続される配線を収容する配線収容装置として、例えば、特許文献1に記載のように、可撓性を有する筒状部材内の収容空間に配線を収容する配線収容装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6548553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された配線収容装置は、筒状部材の下端部が床面とほぼ同じ高さに位置するため、床面から立ち上る配線を水平方向から上方に折り曲げて筒状部材の収容空間に導入する必要がある。そのため、収容空間に配線を導入する際には、配線に大きな応力を加える必要があるとともに、配線の復元力が大きくなるため、配線を所望の形状に維持しづらく、配線を収容空間に容易に導入することが困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、配線を筒状部材の収容空間に容易に導入することができる配線収容装置、および什器システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
(1)本開示の一態様に係る配線収容装置は、設置面に設置されるベース部材と、長手方向に延設し、可撓性を有する筒状部材と、を備え、前記筒状部材は、内部に前記長手方向に延び、配線を収容する収容空間を有する筒状部と、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部に設けられ、前記ベース部材に係止される被係止部と、を有し、前記筒状部は、前記長手方向と交差する第1方向に開口し、前記収容空間と連通する側方開口部を有し、前記側方開口部の前記長手方向他方側の端部は、前記被係止部よりも前記長手方向他方側に位置している。
【0007】
本態様によれば、設置面から延びる配線を、側方開口部よりも手前から屈曲させつつ、側方開口部を通して収容空間に導入することができる。したがって、設置面と収容空間との間における配線の曲げ角度を小さくすることができ、収容空間に配線を導入する際に、配線に加える応力および配線の復元力を低減できる。よって、配線を収容空間に容易に導入することができる。
【0008】
(2)上記(1)の態様に係る配線収容装置において、前記側方開口部は、前記第1方向の一方側に開口する第1開口部と、前記第1方向の他方側に開口する第2開口部と、を有していることが好ましい。
本態様によれば、設置面から延びる複数の配線のうち一部の配線を、第1方向の一方側から第1開口部を介して収容空間に導入できるとともに、他の配線を、第1方向の他方側から第2開口部を介して収容空間に導入できる。そのため、複数の配線を収容空間に収容する場合に、配線収容装置周りにおいて複数の配線同士が干渉すること、および複数の配線同士が絡まることを好適に抑制できる。したがって、複数の配線を収容空間に容易に導入することができる。
【0009】
(3)上記(1)または(2)の態様に係る配線収容装置において、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部には、前記長手方向一方側に開口する第3開口部が設けられていることが好ましい。
本態様によれば、側方開口部に加えて、第3開口部を介して、設置面から延びる配線を収容空間に導入できる。そのため、複数の配線を、収容空間に収容する場合に、配線収容装置周りにおいて、複数の配線同士が干渉すること、および複数の配線同士が絡まることをより好適に抑制できる。したがって、複数の配線を収容空間により容易に導入することができる。
【0010】
(4)上記(3)の態様に係る配線収容装置において、前記被係止部は、前記筒状部の前記長手方向一方側の端部における前記長手方向と直交する第2方向の両端部のそれぞれから前記長手方向一方側に延び、前記ベース部材に係止される一対のアーム部を有し、前記筒状部材は、前記一対のアーム部同士の間の領域に構成される第4開口部を有していることが好ましい。
本態様によれば、設置面から延びる配線を、第3開口部よりも手前から屈曲させつつ、第4開口部および第3開口部を通して収容空間に導入することができる。したがって、配線の曲げ角度を小さくすることができるため、収容空間に配線を導入する際に、配線に加える応力を低減でき、配線を収容空間に容易に導入することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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