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公開番号2024041437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146259
出願日2022-09-14
発明の名称情報処理装置、方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240319BHJP(計算;計数)
要約【課題】何らかの要因によりOSにカラープロファイル情報が登録されていない状態となった場合でも、当該カラープロファイル情報を適切にOSに登録する仕組みを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、プリンタドライバにより管理されるカラープロファイルの情報を取得し、取得されたカラープロファイルの情報をオペレーティングシステム(OS)に登録する。情報処理装置は、取得されたカラープロファイルの情報に基づいて、OSに登録する方法を異ならせる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
プリンタドライバの機能を拡張するためのアプリケーションのプログラムであって、
前記プリンタドライバにより管理されるカラープロファイルの情報を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された前記カラープロファイルの情報をオペレーティングシステム（ＯＳ）に登録する登録手段、
前記取得手段により取得されたカラープロファイルの情報に基づいて、前記ＯＳに登録する方法を異ならせるよう前記登録手段を制御する制御手段、
として情報処理装置のコンピュータを機能させるためのプログラム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記制御手段は、前記取得手段により取得されたカラープロファイルの情報が条件を満たすか否かに応じて、前記ＯＳに登録する方法を異ならせるよう前記登録手段を制御することを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記条件は、前記取得手段により取得されたカラープロファイルの情報が示すファイル権限と、前記ＯＳで用いられる標準カラープロファイルのファイル権限とが同じであることを示す第１条件を含むことを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記制御手段は、前記第１条件を満たさない場合、前記取得手段により取得されたカラープロファイルの情報が示すカラープロファイルのファイル権限を、前記標準カラープロファイルのファイル権限に変更し、当該ファイル権限が変更されたカラープロファイルの情報を前記ＯＳに登録するよう前記登録手段を制御することを特徴とする請求項３に記載のプログラム。
【請求項５】
前記条件は、前記取得手段により取得された複数のカラープロファイルのすべての情報が前記ＯＳに登録されていないことを示す第２条件を含むことを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
【請求項６】
前記制御手段は、前記第２条件を満たさない場合、前記取得手段により情報が取得され且つ前記ＯＳに登録されていないカラープロファイルについて、フォーマットを変換することにより、当該フォーマットが変更されたカラープロファイルの情報を前記ＯＳに登録するよう前記登録手段を制御することを特徴とする請求項５に記載のプログラム。
【請求項７】
前記制御手段は、前記フォーマットの変換の結果が成功である場合、当該フォーマットが変更されたカラープロファイルの情報を前記ＯＳに登録するよう前記登録手段を制御することを特徴とする請求項６に記載のプログラム。
【請求項８】
前記制御手段は、前記フォーマットの変換の結果が失敗である場合、当該フォーマットの変換が試みられたカラープロファイルを前記プリンタドライバによる管理の対象外とすることを特徴とする請求項６に記載のプログラム。
【請求項９】
前記オペレーティングシステムには前記プリンタドライバに対応するプリントキューが登録されており、
前記制御手段は、前記条件を満たす場合、前記プリントキューを再登録することにより、前記取得手段により取得された前記カラープロファイルの情報を前記ＯＳに登録するよう前記登録手段を制御することを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記制御手段は、前記プリントキューの再登録が行われる場合、前記プリントキューの再登録の手順を表示部に表示させることを特徴とする請求項９に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
スキャナ、モニタ、プリンタなどの画像入出力デバイスは、その種類や機種ごとに色再現範囲が異なる。このようなデバイス間の色信号の対応付け、すなわち所定の色信号をデバイスにおいてどの色信号に変換するかの対応付けは、カラープロファイルを用いて行われる。特許文献１には、ＯＳが色変換処理を実行するために参照するカラープロファイル、または当該カラープロファイルに対応する出力条件を適切に更新する画像処理装置の制御方法に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１３３６６１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
何らかの要因により、ＯＳにカラープロファイル情報が登録されていない状態となった場合には、ユーザがアプリケーション上でプリンタドライバが管理するカラープロファイルを選択することができなくなってしまう。
【０００５】
本発明は、何らかの要因によりＯＳにカラープロファイル情報が登録されていない状態となった場合でも、当該カラープロファイル情報を適切にＯＳに登録する仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、プリンタドライバの機能を拡張するためのアプリケーションのプログラムであって、前記プリンタドライバにより管理されるカラープロファイルの情報を取得する取得手段、前記取得手段により取得された前記カラープロファイルの情報をオペレーティングシステム（ＯＳ）に登録する登録手段、前記取得手段により取得されたカラープロファイルの情報に基づいて、前記ＯＳに登録する方法を異ならせるよう前記登録手段を制御する制御手段、として情報処理装置のコンピュータを機能させる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、何らかの要因によりＯＳにカラープロファイル情報が登録されていない状態となった場合でも、当該カラープロファイル情報を適切にＯＳに登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
印刷システムの構成を示すブロック図である。
ホスト装置の構成を示すブロック図である。
カラープロファイル情報を示す図である。
プリンタに対応するカラープロファイルを表示する画面を示す図である。
画像編集アプリケーションの印刷画面を示す図である。
カラープロファイルの再登録の制御処理を示すフローチャートである。
ＯＳに登録されているカラープロファイルのリストを示す図である。
カラープロファイルのファイル権限を示す図である。
プリントキューの再登録画面を示す図である。
カラープロファイルの再登録の制御処理を示すフローチャートである。
カラープロファイルの再登録の制御処理を示すフローチャートである。
カラープロファイルの修復処理を示すフローチャートである。
プリントキューの再登録処理を示すフローチャートである。
カラープロファイルの再登録の制御処理を示すフローチャートである。
プリントキューの再登録処理を示すフローチャートである。
再登録プリントキューの確認画面を示す図である。
ユーザデータを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【００１０】
［第１実施形態］
図１は、本実施形態における印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。印刷システムは、情報処理装置であるパーソナルコンピュータ（ＰＣ）等のホスト装置１と、印刷装置であるプリンタ２とを含む。プリンタ２は、インク滴を記録媒体上に吐出するインクジェット記録方式により印刷を行うインクジェットプリンタである。しかしながら、プリンタ２は、電子写真方式のプリンタや昇華型方式のプリンタであっても良い。また、プリンタ２は、ロール紙給紙ユニット（不図示）を備え、プリンタドライバが許容する範囲内のサイズの画像を印刷することができる。また、プリンタ２は、カット紙用の給紙口（不図示）を備え、カット紙に対して印刷を行うことが可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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