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公開番号2024041354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146113
出願日2022-09-14
発明の名称搬送装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 4/36 20060101AFI20240319BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、湿潤粉体の固着化を抑制しつつ、湿潤粉体を搬送することができる搬送装置を提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、活物質、バインダおよび液体成分を少なくとも含有する湿潤粉体の搬送に用いられる搬送装置であって、上記湿潤粉体を貯留するための貯留部と、上記湿潤粉体を排出するための排出口と、を有するホッパと、上記ホッパにおける上記排出口に対して、隙間を介して、対向するように配置された主面部を有し、かつ、上記ホッパから排出される上記湿潤粉体を搬送するための搬送部材と、上記搬送部材に振動を付与する振動部材と、有する搬送装置を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
活物質、バインダおよび液体成分を少なくとも含有する湿潤粉体の搬送に用いられる搬送装置であって、
前記湿潤粉体を貯留するための貯留部と、前記湿潤粉体を排出するための排出口と、を有するホッパと、
前記ホッパにおける前記排出口に対して、隙間を介して、対向するように配置された主面部を有し、かつ、前記ホッパから排出される前記湿潤粉体を搬送するための搬送部材と、
前記搬送部材に振動を付与する振動部材と、
を有する搬送装置。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
前記隙間が、１ｍｍ以上１０ｍｍ以下である、請求項１に記載の搬送装置。
【請求項３】
前記搬送部材は、板状部材である、請求項１または請求項２に記載の搬送装置。
【請求項４】
前記搬送部材は、前記湿潤粉体を搬送するためのガイド壁を有する、請求項１または請求項２に記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、搬送装置に関する。
続きを表示（約 980 文字）【背景技術】
【０００２】
電池の製造においては、粉体状の材料を加工装置へ搬送することが知られている。例えば、特許文献１には、スクリューフィーダを用いて、ホッパから粉体容器へ粉体を搬送する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－００７７１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ここで、電池の製造においては、例えば溶媒等の液体成分を含有した粉体（湿潤粉体）を搬送する場合がある。詳しくは後述するが、特許文献１に開示されたようなスクリューフィーダを用いて湿潤粉体を搬送しようとした場合、湿潤粉体が搬送部材に固着化する恐れがある。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、湿潤粉体の固着化を抑制しつつ、湿潤粉体を搬送することができる搬送装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
［１］
活物質、バインダおよび液体成分を少なくとも含有する湿潤粉体の搬送に用いられる搬送装置であって、上記湿潤粉体を貯留するための貯留部と、上記湿潤粉体を排出するための排出口と、を有するホッパと、上記ホッパにおける上記排出口に対して、隙間を介して、対向するように配置された主面部を有し、かつ、上記ホッパから排出される上記湿潤粉体を搬送するための搬送部材と、上記搬送部材に振動を付与する振動部材と、を有する搬送装置。
【０００７】
［２］
上記隙間が、１ｍｍ以上１０ｍｍ以下である［１］に記載の搬送装置。
【０００８】
［３］
上記搬送部材は、板状部材である、［１］または［２］に記載の搬送装置。
【０００９】
［４］
上記搬送部材は、上記湿潤粉体を搬送するためのガイド壁を有する、［１］から［３］までのいずれかに記載の搬送装置。
【発明の効果】
【００１０】
本開示においては、湿潤粉体の固着化を抑制しつつ、湿潤粉体を搬送することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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