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公開番号2024045878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022150944
出願日2022-09-22
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人
主分類H01M 50/262 20210101AFI20240327BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接着剤に依存することなく、ハウジングに対して拘束体を位置決めできる構造をもつ蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は、セル10、拘束体20、およびハウジング30を備える。拘束体20は、セル10を拘束する。ハウジング30は、セル10および拘束体20を収容する。拘束体20およびハウジング30のいずれか一方は、他方へ向けて突出する突出部251を有する。拘束体20およびハウジング30の他方は、溝部313を有する。突出部251は、溝部313に挿入される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
セルと、
前記セルを拘束する拘束体と、
前記セルおよび前記拘束体を収容するハウジングと、
を備えた蓄電装置であって、
前記拘束体および前記ハウジングのいずれか一方が、他方へ向けて突出する突出部を有し、
前記拘束体および前記ハウジングの他方が、前記突出部が挿入される溝部を有する、蓄電装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の蓄電装置であって、
前記突出部は、前記拘束体の外面と前記ハウジングの内面とが対向する方向において弾性を有する弾性体である、蓄電装置。
【請求項3】
請求項2に記載の蓄電装置であって、
前記突出部は板バネである、蓄電装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の蓄電装置であって、
前記突出部は、前記拘束体の外面に位置し、
前記溝部は、前記ハウジングの内面に位置する、蓄電装置。
【請求項5】
請求項4に記載の蓄電装置であって、
前記ハウジングは、
互いに対向する第1内面および第2内面
を有し、
前記拘束体は、
前記第1内面に対向する第1外面および前記第2内面に対向する第2外面
を有し、
前記突出部は、前記第1外面および前記第2外面に位置し、
前記溝部は、前記第1内面および前記第2内面に位置する、蓄電装置。
【請求項6】
請求項4に記載の蓄電装置であって、
前記ハウジングは、
底板部と、
前記底板部から延びる側壁部と、
を有し、
前記突出部は、前記側壁部の前記底板部とは反対側の端部において、前記溝部に挿入される、蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セルと、セルを拘束する拘束体と、セルおよび拘束体を収容するハウジングと、を備えた蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車などのバッテリとして使用される蓄電装置が知られている。蓄電装置は、電気の充放電が可能な複数のセルと、複数のセルを拘束する拘束体と、複数のセルおよび拘束体を収容するハウジングと、を備えている。従来の蓄電装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-155228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の蓄電装置では、ハウジングに対して拘束体を位置決めする必要がある。従来の蓄電装置では、ハウジングに対して拘束体を、接着剤で固定することにより位置決めしていた。しかしながら、接着剤を使用する場合、ハウジングまたは拘束体に、接着性を向上させるための表面改質処理を行う必要がある。また、接着剤を使用すると、接着剤の塗布および硬化のために、蓄電装置の製造にかかる時間が長くなる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、接着剤に依存することなく、ハウジングに対して拘束体を位置決めできる構造をもつ蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る蓄電装置は、セルと、前記セルを拘束する拘束体と、前記セルおよび前記拘束体を収容するハウジングと、を備えた蓄電装置であって、前記拘束体および前記ハウジングのいずれか一方が、他方へ向けて突出する突出部を有し、前記拘束体および前記ハウジングの他方が、前記突出部が挿入される溝部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態に係る蓄電装置によれば、溝部に突出部を挿入することにより、接着剤に依存することなく、ハウジングに対して拘束体を位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
蓄電装置の斜視図である。
蓄電装置の分解斜視図である。
セルの斜視図である。
複数のセルおよび拘束体をz方向に視た図である。
蓋体を取り外した状態で、蓄電装置をz方向に視た図である。
第1変形例に係る拘束体およびハウジングの部分断面図である。
第2変形例に係る拘束体およびハウジングの部分断面図である。
第3変形例に係る拘束体およびハウジングの部分断面図である。
第5変形例に係る拘束体およびハウジングの部分断面図である。
第7変形例に係る拘束体およびハウジングの部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<1.実施形態の概要>
(1)本発明の一実施形態に係る蓄電装置は、セルと、前記セルを拘束する拘束体と、前記セルおよび前記拘束体を収容するハウジングと、を備えた蓄電装置であって、前記拘束体および前記ハウジングのいずれか一方が、他方へ向けて突出する突出部を有し、前記拘束体および前記ハウジングの他方が、前記突出部が挿入される溝部を有する。
【0010】
上記(1)に記載の蓄電装置によれば、溝部に突出部を挿入することにより、接着剤に依存することなく、ハウジングに対して拘束体を位置決めできる。
(【0011】以降は省略されています)

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