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公開番号2024041304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146029
出願日2022-09-14
発明の名称親子見守りシステム
出願人株式会社Fam’s,国立大学法人東北大学
代理人個人
主分類G08B 25/10 20060101AFI20240319BHJP(信号)
要約【課題】適切なスキンシップが確保されるように、子供と主にその親との接触の状況に応じた注意喚起を発することによって親子をさりげなく見守る親子見守り装置、親子見守りシステムおよび親子見守りプログラムを提供する。
【解決手段】親子見守り装置1は、CPU31を有し、そのCPU31によって、子供とその親との接触の状況を検出する接触状況検出手段、検出された接触の状況に応じた接触レベルにしたがい子供との接触を親に促す接触リマインダが必要か否かを判定するリマインダ判定手段、接触リマインダが必要であると判定されたときに、接触リマインダを発出させるリマインダ発出制御手段が実現される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
子供とその親との接触の状況を検出する接触状況検出手段と、
前記接触状況検出手段によって検出された前記接触の状況に応じた接触レベルにしたがい前記子供との接触を前記親に促す接触リマインダが必要か否かを判定するリマインダ判定手段と、
該リマインダ判定手段によって前記接触リマインダが必要であると判定されたときに、前記接触リマインダを発出させるリマインダ発出制御手段とを有する親子見守り装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記子供と前記親との距離である親子間距離を算出する親子間距離算出手段を更に有し、
前記接触状況検出手段は、前記親子間距離算出手段によって算出された前記親子間距離を用いて、前記接触レベルを決定する請求項1記載の親子見守り装置。
【請求項3】
前記子供と前記親との距離である親子間距離を一定期間ごとに算出する親子間距離算出手段を更に有し、
前記接触状況検出手段は、前記親子間距離検出手段によって算出された前記親子間距離と、該親子間距離が一定の大きさで変化することなく連続している期間である接触保持時間とを用いて、前記接触レベルを決定する請求項1記載の親子見守り装置。
【請求項4】
前記リマインダ判定手段は、前記接触リマインダが必要か否かの判定に用いられるリマインダ距離よりも、前記親子間距離が一定期間継続して大きいときに前記接触リマインダが必要であると判定し、該リマインダ距離よりも、前記親子間距離が一定期間継続して小さいときは前記接触リマインダが不要であると判定する請求項2または3記載の親子見守り装置。
【請求項5】
前記子供に装着されるRFIDタグである子供タグおよび前記親に装着されるRFIDタグである親タグとの無線通信によって、該子供タグに記憶されている子供タグデータおよび該親タグに記憶されている親タグデータを読み取るRFIDリーダから、該RFIDリーダから前記子供タグまでの距離を示す子供距離および該RFIDリーダから前記親タグまでの距離を示す親距離を取得する距離取得手段を更に有し、
該距離取得手段によって取得した前記子供距離および親距離を用いて、前記親子間距離検出手段が前記親子間距離を算出する請求項2または3記載の親子見守り装置。
【請求項6】
前記接触レベルが出現した回数を該接触レベルごとにカウントする接触レベルカウント手段を更に有する請求項2または3記載の親子見守り装置。
【請求項7】
基準位置から子供とその親それぞれまでの距離を計測する距離計測装置と、子供とその親の見守り処理を実行する親子見守り装置とを有し、
前記距離計測装置は、該親子見守り装置からの読取要求があったときに、前記基準位置から、前記子供、親それぞれまでの距離である子供距離および親距離を計測する距離計測手段と、前記距離計測手段によって計測された前記子供距離および前記親距離を前記親子見守り装置宛てに送信させる距離送信制御手段とを有し、
前記親子見守り装置は、前記距離計測装置から送信される前記子供距離および前記親距離を用いて前記子供と前記親との距離である親子間距離を算出する親子間距離算出手段と、
該親子間距離算出手段によって算出された前記親子間距離を用いて、前記子供とその親との接触の状況を検出する接触状況検出手段と、
該接触状況検出手段によって検出された前記接触の状況に応じた接触レベルにしたがい前記子供との接触を前記親に促す接触リマインダが必要か否かを判定するリマインダ判定手段と、
該リマインダ判定手段によって前記接触リマインダが必要であると判定されたときに、前記接触リマインダを発出させるリマインダ発出制御手段とを有する親子見守りシステム。
【請求項8】
前記接触状況検出手段は、前記親子間距離算出手段によって算出された前記親子間距離を用いて、前記接触レベルを決定する請求項7記載の親子見守りシステム。
【請求項9】
前記接触状況検出手段は、前記親子間距離検出手段によって算出された前記親子間距離と、該親子間距離が一定の大きさで変化することなく連続している期間である接触保持時間とを用いて、前記接触レベルを決定する請求項7記載の親子見守りシステム。
【請求項10】
前記リマインダ判定手段は、前記接触リマインダが必要か否かの判定に用いられるリマインダ距離よりも、前記親子間距離が一定期間継続して大きいときに前記接触リマインダが必要であると判定し、該リマインダ距離よりも、前記親子間距離が一定期間継続して小さいときは前記接触リマインダが不要であると判定する請求項8または9記載の親子見守りシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、子供(主に乳幼児)と主にその親との接触(触れ合い)の状況を求めて、その接触の状況に応じた注意喚起を発する親子見守り装置、親子見守りシステムおよび親子見守りプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、子育て中の親を対象とした育児に関する支援サービスが知られている。例えば、家事援助、育児に関するアドバイスを提供する育児支援ヘルパーサービス、未就学児を預かる保育サービスや一時預かりサービス、育児用品のレンタルサービスが知られている。
【0003】
また、インターネットを利用したサービスとして、育児関連情報を提供するサービスや、利用者の状況に応じて、子育てに必要な施設や費用に関する情報提供が行われる子育て支援システム(例えば、特許文献1参照)、育児用品の購入支援サービス(例えば、特許文献2参照)などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-284844号公報
特許第7002087号公報
特開2021-108996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、育児に関して、子供とその親とが直接肌を触れ合うこと(いわゆるスキンシップ)がとても重要な要素であることが知られている。スキンシップによって、子供と親との関係性が形成され、それによって、子供(特に乳幼児)が親とつながっていることを実感し、その結果、子供の健全な成長が促進されることになるからである。
【0006】
しかし、従来の育児支援では、育児に携わる親の負担を軽減させることが重視されており、子供の健全な成長という観点が考慮されていなかった。そのため、スキンシップが育児に関する重要な要素であっても、従来、スキンシップに関する育児支援、例えば、スキンシップが足りているのか否かを調べ、スキンシップが不足しているときにスキンシップを促すといったシステムやサービスが無かった。
【0007】
一方、スキンシップが足りているのか否かは、子供と主にその親との接触(触れ合い)の状況によって把握することができる。それには、子供と主にその親との距離を計測することが有効である。
【0008】
この点に関し、例えば特許文献3には、乳幼児の個人識別情報が記録されたRFIDタグが乳幼児の存在する場所に設けられ、そのRFIDタグを読み取る読み取り装置が室内に設けられ、それによって、乳幼児の位置が特定されることが開示されている。
【0009】
しかし、特許文献3では、乳幼児の位置に加えて、その親の位置が特定されることがない。つまり、親が計測の対象とされていないため、子供と親との距離が計測されることがなく、それ故、スキンシップの状況が把握されることがなかった。したがって、特許文献3の従来技術では、たとえ親子のスキンシップが不足していても、スキンシップが促されることがないから、かかる従来技術は、子供の健全な成長を促進するために有効ではなかった。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、子供と主にその親との接触(触れ合い)の状況を求めて、適切なスキンシップが確保されるように、その接触状況に応じた注意喚起を発することによって親子をさりげなく見守る親子見守り装置、親子見守りシステムおよび親子見守りプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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