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公開番号2024041145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145793
出願日2022-09-14
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 5/92 20060101AFI20240319BHJP(電気通信技術)
要約【課題】動画ファイルに関連付けて記録される付加情報ファイルが、不適切な付加情報ファイルやデータ間の整合が取れていない付加情報ファイルになるのを防止する。
【解決手段】情報処理装置は、動画ファイルと関連付けて記録される第1のメタデータと、メタデータの編集に必要な情報を含む第2のメタデータとを選定する。そして情報処理装置は、選定された第1のメタデータのうち一部分を、第2のメタデータに含まれる情報を用いて編集する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
動画ファイルと関連付けて記録される第1のメタデータを選定する第1の選定手段と、
メタデータの編集に必要な情報を含む第2のメタデータを選定する第2の選定手段と、
前記第1の選定手段により選定された第1のメタデータのうち一部分を、前記第2のメタデータに含まれる前記情報を用いて編集する編集手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1の選定手段により選定された前記第1のメタデータは、予め設定する情報と動画ファイルの記録時に生成される情報とを含み、
前記第2の選定手段により選定された前記第2のメタデータは、予め設定する情報を含み、
前記編集手段は、前記第1のメタデータの前記記録時に生成された情報の一部分を、前記第2のメタデータの前記予め設定された一部分の情報と差替えるようにして編集することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
記録された動画ファイルを選択する選択手段と、
前記選択手段により動画ファイルが選択された時に、前記編集手段による前記編集を行うか否かをユーザに問い合わせる情報を表示する表示処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の選定手段は、記録媒体に記録された複数の動画ファイルの中から選択された動画ファイルに関連付けられているメタデータを、前記第1のメタデータに選定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
撮像された動画ファイルを記録媒体に記録する動画ファイル記録手段と、
前記動画ファイルに関連付ける付加情報を生成する生成手段と、
前記付加情報として外部から入力された情報を受け付ける入力手段と、
前記付加情報を前記動画ファイルに関連付けて前記記録媒体に記録する付加情報記録手段と、をさらに有し、
前記第1の選定手段により選定された前記第1のメタデータは、予め設定する情報と動画ファイルの記録時に生成される情報とを含み、
前記第2の選定手段により選定された前記第2のメタデータは、予め設定する情報を含み、
前記生成手段は、前記動画ファイル記録手段による前記動画ファイルの記録処理中に、前記入力手段が前記外部から入力された情報を受け付けた場合には、前記動画ファイルの記録処理が完了した後に、前記外部から入力された情報を前記動画ファイルに関連付ける前記付加情報に反映させ、
前記編集手段は、前記動画ファイル記録手段による前記動画ファイルの記録処理が完了した後に、前記入力手段が前記外部から入力された情報を受け付けた場合には、前記第1のメタデータの前記記録時に生成される情報の一部分を、前記第2のメタデータの前記予め設定する情報の一部分と差替えるようにして編集することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記付加情報記録手段は、前記付加情報を、前記動画ファイルとは別の付加情報ファイルとして記録することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記外部から入力される情報は、前記付加情報ファイル全体または前記付加情報ファイル中の特定の情報のみであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記付加情報ファイルは、XML(Extensible MarkUp Language)形式のファイルであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記付加情報ファイルは、少なくとも2つ以上の形式を含むことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記付加情報ファイルは、NewsML-G2形式のファイルであることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動画ファイルに関連して記録される付加情報を処理する技術に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、Twitter(登録商標)などのSNS(Social Networking Service)の台頭により、放送局や通信社などの報道機関では、これまでより迅速に正確な情報を伝える事が求められている。報道機関では、デジタルビデオカメラなどの映像処理装置で撮影した動画ファイルだけでなく、その動画ファイルに関連する様々なメタデータが書き込まれた付加情報ファイルを活用することで、より迅速、簡単に速報性の高い報道を実現している。付加情報ファイルには、撮影した動画ファイルの動画フォーマットや記録長などのメタデータが書き込まれ、その他にも、報道現場で携帯情報端末等を用いて入力された取材タイトルや取材場所などの取材情報も記録可能となされている。動画ファイルと付加情報ファイルとは関連付けられて動画ファイルサーバー等に保存され、報道機関などでは、付加情報ファイルの情報を基に動画ファイルサーバーから動画ファイルを検索し、また、動画フォーマットや記録長、取材情報の閲覧などが行われる。
【0003】
特許文献1には、ユーザが入力した付加情報ファイルを、外部通信機器等を介して動画コンテンツに関連付けて記録等する際に、ユーザが意図していない別の動画コンテンツに誤って関連付けて記録してしまわないようにするための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-98658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、携帯情報端末などの外部機器から入力されたメタデータを付加情報ファイルに記録するような場合、例えば、付加情報ファイル全体を受け取って記録する場合と、特定のメタデータのみを受け取って記録する場合とが想定される。ただし、付加情報ファイルのメタデータには、デジタルビデオカメラ等での動画の記録開始時に記録されるメタデータも存在している。このため、例えば、デジタルビデオカメラで動画の記録が開始され、その記録中に外部機器から付加情報ファイル全体を受け取って付加情報ファイルの更新が行われるような場合、動画の記録開始時に記録されたメタデータが上書きされてしまうことになる。この場合の付加情報ファイルは、動画の記録開始時に記録されたメタデータが失われてしまった、不適切な付加情報ファイルになってしまう可能性がある。また例えば動画の記録完了後、動画ファイルに関連付けられた付加情報ファイルの一部のメタデータが、外部機器から入力されたメタデータで更新された場合、付加情報ファイル内で当該更新されたメタデータと他のデータとの間の整合が取れなくなることがある。
【0006】
そこで、本発明は、動画ファイルに関連付けられて記録される付加情報ファイルが、不適切な付加情報ファイルやデータ間の整合が取れていない付加情報ファイルになるのを防止可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の情報処理装置は、動画ファイルと関連付けて記録される第1のメタデータを選定する第1の選定手段と、メタデータの編集に必要な情報を含む第2のメタデータを選定する第2の選定手段と、前記第1の選定手段により選定された第1のメタデータのうち一部分を、前記第2のメタデータに含まれる前記情報を用いて編集する編集手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、動画ファイルに関連付けられて記録される付加情報ファイルが、不適切な付加情報ファイルやデータ間の整合が取れていない付加情報ファイルになるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ビデオカメラのハードウェア構成例を示した図である。
XMLファイル内のメタデータの一例を示す図である。
XMLファイルの記録の有無を選択するメニュー画面例を示す図である。
XMLファイルの記録形式を選択するメニュー画面例を示す図である。
第1の実施形態に係るXMLファイル記録処理のフローチャートである。
設定更新および情報表示処理のフローチャートである。
第1~第3の実施形態で通知情報を表示する画面例を示す図である。
第1~第3の実施形態のメタデータ例を示す図である。
第2の実施形態に係るXMLファイル記録処理のフローチャートである。
第3実施形態に係るXMLファイル記録処理のフローチャートである。
第4の実施形態のXMLファイルの形式例を示す図である。
XMLファイル設定が変更された後の形式例を示す図である。
第4の実施形態のXMLファイル更新処理のフローチャートである。
第4の実施形態の動画ファイル一覧を表示する画面例を示す図である。
第4の実施形態の動画ファイル選択後に表示する画面例を示す図である。
MetaData Edit選択後に表示する画面例を示す図である。
第4の実施形態で通知情報を表示する画面例を示す図である。
第5の実施形態のXMLファイル更新処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、以下の実施形態において、同一の構成には同じ参照符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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