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公開番号2024041128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145775
出願日2022-09-14
発明の名称真三軸試験方法
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G01N 3/00 20060101AFI20240319BHJP(測定;試験)
要約【課題】真三軸試験の精度向上を図る。
【解決手段】角柱の供試体に、互いに直交する3方向から荷重を載荷する真三軸試験方法であって、前記供試体をポリウレアで吹付被覆する被覆工程を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
角柱の供試体に、互いに直交する3方向から荷重を載荷する真三軸試験方法であって、
前記供試体をポリウレアで吹付被覆する被覆工程を有する、
ことを特徴とする真三軸試験方法。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1に記載の真三軸試験方法であって、
前記供試体を含水飽和させる湿潤工程を有し、
前記湿潤状工程の後に前記被覆工程を行う、
ことを特徴とする真三軸試験方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の真三軸試験方法であって、
前記被覆工程よりも前に、前記供試体の表面の一部を養生する養生工程を有する、
ことを特徴とする真三軸試験方法。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の真三軸試験方法であって、
前記被覆工程よりも後に、吹付被覆された前記ポリウレアの一部を除去する除去工程を有する、
ことを特徴とする真三軸試験方法。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の真三軸試験方法であって、
前記供試体の表面に水性エポキシ系無溶剤型プライマーを塗布する塗布工程を有し、
前記ポリウレアは、前記水性エポキシ系無溶剤型プライマーによって前記供試体に接着される、
ことを特徴とする真三軸試験方法。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の真三軸試験方法であって、
前記供試体の破壊前または破壊後に三軸載荷状態で透水試験を行う、
ことを特徴とする真三軸試験方法。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の真三軸試験方法であって、
前記ポリウレアは加水分解しない、
ことを特徴とする真三軸試験方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、真三軸試験方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
岩石等の真三軸試験は、3次元応力下での変形特性やその機構を明らかにすることを目的とし、供試体に一様な相異なる3つの主応力を作用させるものである。例えば、特許文献1では、角柱の供試体をゴムジャケットで覆い、通水面を形成した加圧プレートで水密に囲って、3方向から荷重を載荷し、破壊試験および透水試験を実施している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-349813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように供試体をゴムジャケットで覆う場合、例えば、高圧力下および高水圧下において、ゴムジャケットの弱部(例えば稜線部(角部))が破れたり、ゴムジャケットと供試体との間に隙間が生じて、ゴムジャケットと供試体の間を水が流れたりすることがあった。これにより正しい計測ができないおそれがあった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、真三軸試験の精度向上を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、角柱の供試体に、互いに直交する3方向から荷重を載荷する真三軸試験方法であって、前記供試体をポリウレアで吹付被覆する被覆工程を有することを特徴とする。
【0007】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、真三軸試験の精度向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
真三軸試験で用いられる止水構造体の部品構成例を示す図である。
供試体Sをゴムジャケット23で覆った状態の一例を示す図である。
本実施形態の真三軸試験方法を示すフロー図である。
図4A~図4Eは、図3の主な工程における状態を示す図である。
真三軸試験方法の変形例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書及び添付図面により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
(【0011】以降は省略されています)

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