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公開番号2024050149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156818
出願日2022-09-29
発明の名称スミヤ濾紙
出願人中部電力株式会社
代理人個人,個人
主分類G01T 1/169 20060101AFI20240403BHJP(測定;試験)
要約【課題】遊離性の汚染物質の有無の確認に加えて、固着性の汚染物質の有無の確認のために用いることができるスミヤ濾紙を提供する。
【解決手段】スミヤ濾紙1は、拭き取り面10Aを有している。拭き取り面10Aには、濾紙により形成された濾紙部11と、紙ヤスリにより形成されたヤスリ部15とが設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
拭き取り面を有するスミヤ濾紙であって、
前記拭き取り面には、濾紙により形成された濾紙部と、紙ヤスリにより形成されたヤスリ部とが設けられている、
スミヤ濾紙。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記濾紙部は、前記拭き取り面の周縁部全体に設けられている、
請求項1に記載のスミヤ濾紙。
【請求項3】
前記拭き取り面を有する部分を挟んで一対の摘まみ部が設けられており、
前記ヤスリ部は、少なくとも、前記一対の摘まみ部の並び方向において前記拭き取り面の中央部と周縁部との間に位置する中間部に設けられている、
請求項1または請求項2に記載のスミヤ濾紙。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スミヤ濾紙に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、測定対象物の表面に付着している汚染物質を拭き取るスミヤ濾紙が記載されている。
こうしたスミヤ濾紙は、濾紙により一体形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-144214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、測定対象物の表面の汚染物質には、固着性の汚染物質と、遊離性の汚染物質とがある。スミヤ濾紙によって測定対象物の表面を拭き取った場合、遊離性の汚染物質を拭き取ることは容易であるが、固着性の汚染物質を拭き取ることは困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのスミヤ濾紙の各態様を記載する。
[態様1]拭き取り面を有するスミヤ濾紙であって、前記拭き取り面には、濾紙により形成された濾紙部と、紙ヤスリにより形成されたヤスリ部とが設けられている、スミヤ濾紙。
【0006】
同構成によれば、測定対象物の表面に付着している汚染物質に拭き取り面を擦りつけることで、遊離性の汚染物質が濾紙部に保持される。これにより、遊離性の汚染物質の有無を確認することが可能となる。
【0007】
また、上記構成によれば、測定対象物の表面に付着している汚染物質に拭き取り面を擦りつけることで、固着性の汚染物質がヤスリ部により削り取られる。そして、削り取られた汚染物質は、濾紙部に保持される。これにより、固着性の汚染物質の有無を確認することが可能となる。
【0008】
したがって、遊離性の汚染物質の有無の確認に加えて、固着性の汚染物質の有無の確認のために用いることができる。
[態様2]前記濾紙部は、前記拭き取り面の周縁部全体に設けられている、[態様1]に記載のスミヤ濾紙。
【0009】
同構成によれば、ヤスリ部によって削り取られた固着性の汚染物質が、拭き取り面の周縁部全体に設けられた濾紙部により保持される。これにより、削り取られた固着性の汚染物質が濾紙部により保持されることなく飛散することを抑制することができる。
【0010】
[態様3]前記拭き取り面を有する部分を挟んで一対の摘まみ部が設けられており、前記ヤスリ部は、少なくとも、前記一対の摘まみ部の並び方向において前記拭き取り面の中央部と周縁部との間に位置する中間部に設けられている、[態様1]または[態様2]に記載のスミヤ濾紙。
(【0011】以降は省略されています)

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