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公開番号2024099149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2023002872
出願日2023-01-12
発明の名称食品秤量搬送装置
出願人株式会社 キョーワ
代理人個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240718BHJP(測定;試験)
要約【課題】装置の大型化および設備コストの高騰を抑制しながら、秤量器付きのバケットの台数を従来の2倍に増加でき、より高精度な目標重量の食品が得られて、パイプフィーダによる食品の切り出しを開始するまでの待ち時間も短縮できる食品秤量搬送装置を提供する。
【解決手段】各第1,2の計量バケット16A,16B内の食品12のうち、切り出す目標重量に最も近い組み合わせになる複数を選択して排出する食品秤量搬送装置10で、各筒体14の先端と各食品振分け手段50との間に配されて、各筒体14から投下された食品12を一旦ストックする複数のストックバケット80と、各ストックバケット80内の食品12を各食品振分け手段50に投下させる複数の蓋開閉シリンダ83とを有した。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
食品を貯留して、下部に該食品の排出部が複数設けられたホッパと、
該ホッパの各排出部に回転可能な複数の筒体の基端部がそれぞれ連通されて、前記ホッパ内の前記食品を各切り出す複数のパイプフィーダと、
該パイプフィーダ毎に、前記各筒体の先端から投下された前記食品をそれぞれ収納する複数の第1の計量バケットおよび複数の第2の計量バケットと、
前記各第1の計量バケットに収納された前記食品を秤量する複数の第1の秤量器と、
前記各第2の計量バケットに収納された前記食品を秤量する複数の第2の秤量器と、
前記各筒体の先端の直下に配されて、該各筒体の先端から投下された前記食品を、前記各第1の計量バケットと前記各第2の計量バケットとに振り分ける複数の食品振分け手段とを備え、
前記各第1の計量バケット内および前記各第2の計量バケット内の前記食品のうち、切り出す目標重量に最も近い組み合わせになる複数を選択して排出する食品秤量搬送装置であって、
前記各筒体の先端と前記各食品振分け手段との間に配されて、前記各筒体から投下された前記食品を一旦ストックする複数のストックバケットと、
該各ストックバケット内の前記食品を前記各食品振分け手段に投下させる複数のストック食品投下手段とを有したことを特徴とする食品秤量搬送装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記各ストック食品投下手段は、
前記各ストックバケットに配設されて、前記食品を投下する各投下口を塞ぐ複数の蓋体と、
対応する蓋体を開閉操作する蓋用アクチュエータとを有したことを特徴とする請求項1に記載の食品秤量搬送装置。
【請求項3】
前記各パイプフィーダは、前記食品を連続して定量搬送するもので、
前記各筒体の先端から前記各ストックバケットに投下される前記食品の投下量をタイマ制御するフィーダ制御部を有したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食品秤量搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホッパから切り出された食品を秤量して搬送する食品秤量搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インスタントラーメンのかやくなどの食品を搬送して秤量する食品秤量搬送装置として、例えば、特許文献1のものが知られている。
この従来装置は、食品を収納し、かつ前壁の下部に複数の排出部が左右方向へ所定ピッチで配設されたホッパと、各排出部に対応する筒体の基端部が連通されて、このホッパ内の食品を切り出す複数のパイプフィーダと、各パイプフィーダから投下された食品を受ける複数の計量バケットと、各計量バケットが受けた食品を秤量する複数の秤量器とを備えたものである。なお、各筒体の基端部には、ホッパ内に配されて食品を切り出す複数の爪付きアタッチメントが着脱自在に連結されている。
【0003】
この従来装置は、各パイプフィーダの筒体を回転させることで、ホッパの下部内の食品を各爪付きアタッチメントにより切り出して各排出部からそれぞれ排出し、その後、各筒体の先端から投下された食品を各計量バケットが受け、ここで各秤量器により対応する食品の重さを秤量してから、各計量バケットよりそれぞれ食品を排出する。
【0004】
ところで、特許文献1の従来装置を使用し、目標重量(例えば30g)の食品を複数に小分け(例えば10g)した群(例えば5つ)の中から、この目標重量に最も近い組み合わせのもの(例えば3つ)を選出し、その後、これらを一つに纏めて排出することで、高精度に秤量された食品を袋詰めすることが行われている。
【0005】
具体的には、ホッパの下部に5本のパイプフィーダの筒体をそれぞれ連通し、各筒体の先端の直下に、秤量器付きの計量バケットを5台配設する。
装置運転時には、ホッパの下部内の食品を各排出部から5台のパイプフィーダにより切り出し、各筒体の先端から5台の計量バケットに投下して行く。このとき、各計量バケットへの食品の投入量が10gに達したことを各秤量器が検知すると、対応するパイプフィーダがそれぞれ停止する。
【0006】
次に、こうして10gずつに小分けされた5個の食品群の中から、目標重量30gに最も近い組み合わせの3つを選出し、これら3つの小分け食品を、対応する計量バケットから排出して一纏めにすることにより、高精度に計量された30gの食品が得られる。
【0007】
しかしながら、このように従来装置では、各パイプフィーダと、各秤量器付きの計量バケットとが、それぞれ1対1の関係にあった。そのため、袋詰めされる食品の秤量の精度を高めるために食品の小分け数を増やせば、その分だけ秤量器付きの計量バケットだけでなく、ホッパのサイズに影響を与えるパイプフィーダの本数も増加してしまい、食品秤量搬送装置が大型化していた。
【0008】
そこで、発明者は、1本のパイプフィーダに対して、計量バケットおよび秤量器を2つずつ配置し、対応する筒体の先端から投下された食品を食品振分け手段により2つの計量バケットに振り分けて各秤量するようにすれば、装置の大型化を抑制しながら、秤量器付きの計量バケットの台数を従来の2倍に増やすことができ、これにより、さらに高精度な目標重量の食品が得られることを知見した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
実用新案登録3201139号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、この食品秤量搬送装置では、2つの計量バケットに食品が計量・充填されて、目標重量に最も近い組み合わせとして選択・排出されるのを待機している間、パイプフィーダも待機状態となって食品が切り出せない。そのため、食品秤量搬送装置の食品搬送の能力が低下することが懸念された。
(【0011】以降は省略されています)

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