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公開番号2024109159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2023013785
出願日2023-02-01
発明の名称測定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G01B 5/25 20060101AFI20240806BHJP(測定;試験)
要約【課題】誤差の発生を抑制した状態でロール間平行度を測定する。
【解決手段】1対のロール間の平行度を測定する測定装置であって、第1のロール2aを挟み込む固定部11と、固定部11から第2のロール2bに向けて延在するブリッジ部12と、第2のロール2bに接する状態でブリッジ部12に支持され、第1のロール2aと第2のロール2bのロール間の平行度を測定する測定部13と、を備える。これにより、作業者に起因する測定誤差を低減することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
１対のロール間の平行度を測定する測定装置であって、
第１のロールを挟み込む固定部と、
前記固定部から第２のロールに向けて延在するブリッジ部と、
前記第２のロールに接する状態で前記ブリッジ部に支持され、前記第１のロールと前記第２のロールのロール間の平行度を測定する測定部と、を備える、
測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、複数のロール間の平行度を検出する測定装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、フィルム、箔といったロール状に巻き取った膜状の製品であるウェブを、搬送し保管するウェブハンドリングが行われている。このウェブハンドリングでは、複数のロール間で平行度が出ていないと、ウェブが蛇行する、しわが入る、割れる等の問題が生じることがあるため、ロール間平行度を０．１ｍｍ／ｍ程度に正確に出す必要がある。
【０００３】
特許文献１には、１対のロールの平行度を検出する治具であり、一方のロールに支持部を押し付け、他方のロールに支持部から突出して延びる治具先端部を当接させることで平行度を検出する測定装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００４－２０５４４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に開示されている測定装置では、支持部によるロールへの押し付け作業を作業者が行うため、人為的な測定誤差が生じる可能性がある。特に、作業者が代わった場合に押し付け力が変化することで測定誤差が生じる他に、同一の作業者であっても押し付けの力が一定でないことから測定誤差が生じる場合がある。そのため、測定装置により、定位置でロールを挟み込み固定した状態で測定を行うことにより、人為的な測定誤差を減少させたいという要望がある。
【０００６】
本開示は、誤差の発生を抑制した状態でロール間平行度を測定する測定装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示にかかる測定装置は、１対のロール間の平行度を測定する測定装置であって、第１のロールを挟み込む固定部と、前記固定部から第２のロールに向けて延在するブリッジ部と、前記第２のロールに接する状態で前記ブリッジ部に支持され、前記第１のロールと前記第２のロールのロール間の平行度を測定する測定部と、を備える。
これにより、作業者に起因する測定誤差を低減することができる。
【発明の効果】
【０００８】
本開示よれば、誤差の発生を抑制した状態でロール間平行度を測定する測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
測定装置の構成を示した側面図である。
固定部の構成を拡大して示した斜視図である。
測定部の構成を拡大して示した側面図である。
測定部の別の構成を示した側面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
実施の形態１
以下、図面を参照して本実施の形態に係る測定装置について説明する。測定装置１は、１対のロール間の平行度を測定する測定装置であり、１対のロールは、それぞれ第１のロール２ａ、第２のロール２ｂとして説明する。図１は、測定装置１の構成の一例を示した図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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