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公開番号2024050408
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2023102433
出願日2023-06-22
発明の名称測量装置
出願人株式会社トプコン
代理人個人
主分類G01C 15/00 20060101AFI20240403BHJP(測定;試験)
要約【課題】迷光の発生を抑制し、追尾精度の向上を図る測量装置を提供する。
【解決手段】測定対象物に測距光を射出する測距光射出部23と、前記測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子を有する測距光受光部24と、前記測定対象物に前記測距光と同軸で追尾光を射出する追尾光射出部25と、前記反射測距光と同軸で入射した反射追尾光を受光する追尾受光素子を有する追尾光受光部と、前記受光素子に対する前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物の距離を演算し、前記追尾受光素子に対する反射追尾光の受光結果に基づき前記測定対象物を追尾する演算制御部17とを具備し、前記測距光受光部と前記追尾光受光部は前記反射測距光と前記反射追尾光を複数回内部反射させる受光プリズムを有し、該受光プリズムの前記反射追尾光の光路外に位置する角部に少なくとも1つの面取り部を形成し、該面取り部に反射防止加工を施す様構成された。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
測定対象物に測距光を射出する測距光射出部と、前記測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子を有する測距光受光部と、前記測定対象物に前記測距光と同軸で追尾光を射出する追尾光射出部と、前記反射測距光と同軸で入射した反射追尾光を受光する追尾受光素子を有する追尾光受光部と、前記受光素子に対する前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物の距離を演算し、前記追尾受光素子に対する反射追尾光の受光結果に基づき前記測定対象物を追尾する演算制御部とを具備し、前記測距光受光部と前記追尾光受光部は前記反射測距光と前記反射追尾光を複数回内部反射させる受光プリズムを有し、該受光プリズムの前記反射追尾光の光路外に位置する角部に少なくとも1つの面取り部を形成し、該面取り部に反射防止加工を施す様構成された測量装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記受光プリズムは、前記反射測距光と前記反射追尾光のうちのいずれか一方を透過し、いずれか他方を反射する波長分離面を有する様構成された請求項1に記載の測量装置。
【請求項3】
前記受光プリズムの前記追尾受光素子と対向する面に、前記反射追尾光のみを透過させる波長選択部を設ける様構成された請求項2に記載の測量装置。
【請求項4】
前記波長選択部は前記面よりも小さく、該面の前記波長選択部が設けられなかった部分にマスキング部を形成する様構成された請求項3に記載の測量装置。
【請求項5】
前記受光プリズムの前記反射追尾光の入射角が回転対称となった状態で入射する面に対して、波長選択膜を形成する様構成された請求項2に記載の測量装置。
【請求項6】
前記受光プリズムの前記反射測距光と前記反射追尾光の光路外に位置する面に反射防止加工を施す様構成された請求項1~請求項5のうちいずれか1項に記載の測量装置。
【請求項7】
前記受光プリズムは、前記反射測距光と前記反射追尾光を分離させる分離面を有し、該分離面のうち前記反射測距光と前記反射追尾光の光路外の部分に反射防止部を設ける様構成された請求項1~請求項6のうちいずれか1項に記載の測量装置。
【請求項8】
前記受光プリズムは、前記反射測距光の入射面と反対側の面に、前記入射面側に窪んだ凹部が形成され、該凹部に前記受光素子が配設される様構成された請求項1~請求項6のうちいずれか1項に記載の測量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象物の3次元座標を取得可能な測量装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
レーザスキャナやトータルステーション等の測量装置は、測定対象物として再帰反射性を有するプリズムを用いたプリズム測距、反射プリズムを用いないノンプリズム測距により測定対象物迄の距離を検出する光波距離測定装置を有している。
【0003】
又、特にプリズム測距を行う測量装置には、測定対象物を自動追尾する為の追尾機能を有するものもある。然し乍ら、測量装置を屋外で使用する場合、太陽光等の外光が追尾系に入り込み、迷光となって受光素子に受光される虞れがある。迷光が発生すると、迷光により追尾対象のプリズムを誤検出する場合があり、プリズムの自動追尾や自動視準の妨げとなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-25993号公報
特開2021-101155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、迷光の発生を抑制し、追尾精度の向上を図る測量装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、測定対象物に測距光を射出する測距光射出部と、前記測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子を有する測距光受光部と、前記測定対象物に前記測距光と同軸で追尾光を射出する追尾光射出部と、前記反射測距光と同軸で入射した反射追尾光を受光する追尾受光素子を有する追尾光受光部と、前記受光素子に対する前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物の距離を演算し、前記追尾受光素子に対する反射追尾光の受光結果に基づき前記測定対象物を追尾する演算制御部とを具備し、前記測距光受光部と前記追尾光受光部は前記反射測距光と前記反射追尾光を複数回内部反射させる受光プリズムを有し、該受光プリズムの前記反射追尾光の光路外に位置する角部に少なくとも1つの面取り部を形成し、該面取り部に反射防止加工を施す様構成された測量装置に係るものである。
【0007】
又本発明は、前記受光プリズムは、前記反射測距光と前記反射追尾光のうちのいずれか一方を透過し、いずれか他方を反射する波長分離面を有する様構成された測量装置に係るものである。
【0008】
又本発明は、前記受光プリズムの前記追尾受光素子と対向する面に、前記反射追尾光のみを透過させる波長選択部を設ける様構成された測量装置に係るものである。
【0009】
又本発明は、前記波長選択部は前記面よりも小さく、該面の前記波長選択部が設けられなかった部分にマスキング部を形成する様構成された測量装置に係るものである。
【0010】
又本発明は、前記受光プリズムの前記反射追尾光の入射角が回転対称となった状態で入射する面に対して、波長選択膜を形成する様構成された測量装置に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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