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公開番号2024040617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145075
出願日2022-09-13
発明の名称電池モジュール
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/569 20210101AFI20240318BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電圧検出部及びタブの接合と、電圧検出部及び電圧検出線の電気的接続と、の双方を向上させる。
【解決手段】電池モジュール1は、タブ群108を有する電池セル100と、タブ群108の電圧を検出する前方電圧検出部220と、前方電圧検出部220に電気的に接続された前方電圧検出線230と、を備えている。前方電圧検出部220は、タブ群108に接合する第1部分と、前方電圧検出線230に電気的に接続する第2部分と、を有している。第1部分の厚さは、第2部分の少なくとも一部分の厚さより厚くなっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
タブを有する電池セルと、
前記タブの電圧を検出する電圧検出部と、
前記電圧検出部に電気的に接続された電圧検出線と、
を備え、
前記電圧検出部が、前記タブに接合する第1部分と、前記電圧検出線に電気的に接続する第2部分と、を有し、
前記第1部分の厚さが前記第2部分の少なくとも一部分の厚さより厚い、電池モジュール。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記タブ及び前記第1部分が所定の距離の隙間を介して互いに対向しており、
前記タブ及び前記第1部分の接合部の少なくとも一部分が前記隙間に存在する、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記所定の距離が前記第1部分の厚さより短い、請求項2に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記第2部分が、前記電圧検出線が載置される底部と、前記電圧検出線を圧着する圧着部と、を有し、
前記圧着部の厚さが前記底部の厚さより薄い、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記第2部分が、前記電圧検出線が載置される底部と、前記電圧検出線を圧着する圧着部と、を有し、
前記底部の厚さと前記圧着部の厚さとが略等しい、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な電池モジュールが開発されている。電池モジュールは、所定方向に積層された複数の電池セルを備えている。各電池セルはタブを有している。隣り合う電池セルは、タブを介して電気的に接続されている。
【0003】
特許文献1には、電気接続子の一例について記載されている。電気接続子は、電線が載置される底部と、電線を圧着する圧着部と、を備えている。底部の厚さは、圧着部の厚さより厚くなっている。
【0004】
特許文献2には、レーザ溶接方法の一例について記載されている。この方法では、所定の隙間を介して上側部材及び下側部材を互いに対向させた状態で上側部材及び下側部材にレーザ光を照射している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平1-43980号公報
特開昭59-133985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電池モジュールは、タブの電圧を検出する電圧検出部と、電圧検出部に電気的に接続された電圧検出線と、を備えていることがある。タブ及び電圧検出部は、タブ及び電圧検出部が所定の隙間を介して互いに対向した状態で、例えばレーザ溶接によって互いに接合されることがある。電圧検出部及びタブ接合を向上させるため、電圧検出部の厚さが比較的厚いことが好ましいことがある。電圧検出部及び電圧検出線は、例えば圧着によって、互いに電気的に接続されることがある。電圧検出部及び電圧検出線の電気的接続を向上させるため、電圧検出部の厚さが比較的薄いことが好ましいことがある。
【0007】
本発明の目的の一例は、電圧検出部及びタブの接合と、電圧検出部及び電圧検出線の電気的接続と、の双方を向上させることにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
[1]
タブを有する電池セルと、
前記タブの電圧を検出する電圧検出部と、
前記電圧検出部に電気的に接続された電圧検出線と、
を備え、
前記電圧検出部が、前記タブに接合する第1部分と、前記電圧検出線に電気的に接続する第2部分と、を有し、
前記第1部分の厚さが前記第2部分の少なくとも一部分の厚さより厚い、電池モジュール。
[2]
前記タブ及び前記第1部分が所定の距離の隙間を介して互いに対向しており、
前記タブ及び前記第1部分の接合部の少なくとも一部分が前記隙間に存在する、[1]に記載の電池モジュール。
[3]
前記所定の距離が前記第1部分の厚さより短い、[2]に記載の電池モジュール。
[4]
前記第2部分が、前記電圧検出線が載置される底部と、前記電圧検出線を圧着する圧着部と、を有し、
前記圧着部の厚さが前記底部の厚さより薄い、[1]~[3]のいずれか一に記載の電池モジュール。
[5]
前記第2部分が、前記電圧検出線が載置される底部と、前記電圧検出線を圧着する圧着部と、を有し、
前記底部の厚さと前記圧着部の厚さとが略等しい、[1]~[3]のいずれか一に記載の電池モジュール。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、電圧検出部及びタブの接合と、電圧検出部及び電圧検出線の電気的接続と、の双方を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る電池モジュールの分解斜視図である。
実施形態に係る電池モジュールの一部分の拡大図である。
先端部及びタブ群の接合方法の一例を説明するための図である。
先端部及びタブ群の接合方法の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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