TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024040018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144820
出願日2022-09-12
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社RABO
代理人One ip弁理士法人
主分類A01K 29/00 20060101AFI20240315BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】動物の元気さを把握することができるようにする。
【解決手段】情報処理システムであって、動物に装着したセンサーから活動量を取得する活動量取得部と、日時に対応付けて過去に取得した活動量を記憶する記憶部と、活動量の周波数解析により動物の行動を識別する行動識別部と、特定日における活動量が、特定日よりも前の期間における活動量に基づいて決定される第1の閾値よりも低いかどうか、及び、特定日における所定の行動の回数又は時間が、期間における所定の行動の回数又は時間に基づいて決定される第2の閾値よりも低いかどうかに応じて、動物の元気が消失しているかどうかを判定する元気消失判定部と、元気が消失していることを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動物に装着したセンサーから活動量を取得する活動量取得部と、
日時に対応付けて過去に取得した前記活動量を記憶する記憶部と、
前記活動量の周波数解析により前記動物の行動を識別する行動識別部と、
特定日における前記活動量が、前記特定日よりも前の期間における前記活動量に基づいて決定される第1の閾値よりも低いかどうか、及び、前記特定日における所定の前記行動の回数又は時間が、前記期間における前記所定の行動の前記回数又は前記時間に基づいて決定される第2の閾値よりも低いかどうかに応じて、前記動物の元気が消失しているかどうかを判定する元気消失判定部と、
前記元気が消失していることを通知する通知部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記元気消失判定部はさらに、前記特定日よりも前の、第1の前記期間よりも長い第2の期間における前記活動量の変化傾向を計算し、前記変化傾向が所定程度以上下降傾向である場合に、前記動物の前記元気が消失していると判定すること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記行動は、毛づくろいを含むこと、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理システムであって、
前記行動はさらに、食事及び水飲みの少なくともいずれかを含むこと、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記元気消失判定部は、前記期間における前記活動量の平均値から、前記期間における前記活動量の標準偏差に基づくオフセット値を減じた値を前記第1の閾値として算出すること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記元気消失判定部は、前記期間における前記行動の前記回数又は前記時間の平均値から、前記期間における前記行動の前記回数又は前記時間の標準偏差に基づくオフセット値を減じた値を前記第2の閾値として算出すること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項7】
動物に装着したセンサーから活動量を取得するステップと、
日時に対応付けて過去に取得した前記活動量を記憶するステップと、
前記活動量の周波数解析により前記動物の行動を識別するステップと、
特定日における前記活動量が、前記特定日よりも前の期間における前記活動量に基づいて決定される第1の閾値よりも低いかどうか、及び、前記特定日における所定の前記行動の回数又は時間が、前記期間における前記所定の行動の前記回数又は前記時間に基づいて決定される第2の閾値よりも低いかどうかに応じて、前記動物の元気が消失しているかどうかを判定するステップと、
前記元気が消失していることを通知するステップと、
を情報処理装置が実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
動物に装着したセンサーから活動量を取得するステップと、
日時に対応付けて過去に取得した前記活動量を記憶するステップと、
前記活動量の周波数解析により前記動物の行動を識別するステップと、
特定日における前記活動量が、前記特定日よりも前の期間における前記活動量に基づいて決定される第1の閾値よりも低いかどうか、及び、前記特定日における所定の前記行動の回数又は時間が、前記期間における前記所定の行動の前記回数又は前記時間に基づいて決定される第2の閾値よりも低いかどうかに応じて、前記動物の元気が消失しているかどうかを判定するステップと、
前記元気が消失していることを通知するステップと、
を情報処理装置に実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には加速度センサや気圧センサを用いてペットの状態を判定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-99178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1ではペットが元気であるかどうかを把握することが困難である。
【0005】
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、動物の元気さを把握することのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、情報処理システムであって、動物に装着したセンサーから活動量を取得する活動量取得部と、日時に対応付けて過去に取得した前記活動量を記憶する記憶部と、前記活動量の周波数解析により前記動物の行動を識別する行動識別部と、特定日における前記活動量が、前記特定日よりも前の期間における前記活動量に基づいて決定される第1の閾値よりも低いかどうか、及び、前記特定日における所定の前記行動の回数又は時間が、前記期間における前記所定の行動の前記回数又は前記時間に基づいて決定される第2の閾値よりも低いかどうかに応じて、前記動物の元気が消失しているかどうかを判定する元気消失判定部と、前記元気が消失していることを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、動物の元気さを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る管理システムの全体構成例を示す図である。
サーバ装置2のハードウェア構成例を示す図である。
サーバ装置2のソフトウェア構成例を示す図である。
短期に係る猫14の元気消失の判定処理を説明する図である。
中期に係る猫14の元気消失の判定処理を説明する図である。
長期に係る猫14の元気消失の判定処理を説明する図である。
行動情報の登録処理を説明する図である。
元気消失の通知処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<システム概要>
以下、本発明の一実施形態に係る管理システムについて説明する。本実施形態の管理システムは、猫などの動物の状態を管理しようとするものである。本実施形態では、とくに猫の元気が消失したことをいち早く検出しようとしている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
産卵床
4日前
個人
魚釣用ルアー
26日前
個人
動物飼育用ケージ
11日前
個人
猫用のトイレ
11日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
個人
計量カップ付き肥料袋
24日前
個人
水中生物採集器
4日前
個人
イカが傘針を開く餌木
1か月前
個人
木造人工島の海産物農業
20日前
井関農機株式会社
収穫機
21日前
井関農機株式会社
作業車両
21日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
井関農機株式会社
作業車両
11日前
井関農機株式会社
苗移植機
11日前
株式会社大垣化工
糸収容具
12日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
株式会社大貴
動物用トイレ
4日前
個人
スライドハンマー
1か月前
みのる産業株式会社
作業台車
13日前
日東電工株式会社
水槽
27日前
井関農機株式会社
乗用型苗植機
1か月前
井関農機株式会社
乗用型苗植機
14日前
井関農機株式会社
台木切断装置
24日前
ロンタイ株式会社
植生体
11日前
積水樹脂株式会社
トンネル栽培用支柱
1か月前
井関農機株式会社
防除システム
18日前
カゴメ株式会社
トマト種子の製造方法
27日前
個人
落口枡用取付部材及び落口枡
1か月前
個人
水田用除草機器および水田用除草体
12日前
井関農機株式会社
乗用型苗移植機
1か月前
MWPO株式会社
キャットタワー
4日前
井関農機株式会社
農作業機用台車
27日前
株式会社クボタ
田植機
11日前
有限会社伊藤テクノリサーチ
防草施工方法
5日前
続きを見る