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公開番号2024039795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144418
出願日2022-09-12
発明の名称コネクタ
出願人日本航空電子工業株式会社
代理人個人
主分類H01R 12/59 20110101AFI20240315BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】シート状導電部材のフレキシブル導体に電線の導体部を信頼性よく接続しながらも小型化を図ることができるコネクタを提供する。
【解決手段】第1保持面と第1保持面に突出形成された凸部14Bとを有する第1インシュレータ14と、第1保持面に対向する第2保持面と第2保持面に形成された凹部15Cとを有する第2インシュレータ15とを含み、第1保持面と第2保持面との間にシート状導電部材11および被覆電線12が挟まれるように第1インシュレータ14および第2インシュレータ15が互いに連結され、凸部14Bの少なくとも一部が凹部15Cに収容されることにより凹部内において被覆電線12の導体部12Aがシート状導電部材11のフレキシブル導体11Aに電気的に接続される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
シート状導電部材の少なくとも一方の面に露出しているフレキシブル導体に電線の導体部を接続するコネクタであって、
第1保持面と前記第1保持面に突出形成された凸部とを有する第1インシュレータと、
前記第1保持面に対向する第2保持面と前記第2保持面に形成され且つ前記凸部に対応する凹部とを有する第2インシュレータと
を備え、
前記第1保持面と前記第2保持面との間に前記シート状導電部材および前記電線が挟まれるように前記第1インシュレータおよび前記第2インシュレータが互いに連結され、
前記凸部の少なくとも一部が前記凹部に収容されることにより前記凹部内において前記電線の前記導体部が前記シート状導電部材の前記フレキシブル導体に電気的に接続されるコネクタ。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記凸部は、角柱形状を有し、
前記凹部は、円筒状の内面を有する請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記凸部は、円柱形状を有し、
前記凹部は、円筒状の内面を有する請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記凸部は、前記電線の前記導体部の中間部を保持する溝形状の中間保持部を有する請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記凹部内に配置される導電性の中継部材を備え、
前記電線の前記導体部は、前記中継部材を介して前記フレキシブル導体に電気的に接続される請求項1~4のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記中継部材は、円筒形状の筒状部を有し、
前記フレキシブル導体は、前記凸部の外面と前記筒状部の内面との間に挟まれ、
前記電線の前記導体部は、前記筒状部の外面と前記凹部の内面との間に挟まれる請求項5に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記中継部材は、円筒形状の筒状部を有し、
前記電線の前記導体部は、前記凸部の外面と前記筒状部の内面との間に挟まれ、
前記フレキシブル導体は、前記筒状部の外面と前記凹部の内面との間に挟まれる請求項5に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記電線の前記導体部は、前記フレキシブル導体に直接接触して電気的に接続される請求項1~4のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記凹部内において互いに接触する前記導体部および前記フレキシブル導体の外側に配置され且つ前記導体部と前記フレキシブル導体との間の接触力を確保する接触力確保部材を備える請求項8に記載のコネクタ。
【請求項10】
前記接触力確保部材は、金属材料からなり且つ円筒形状を有する請求項9に記載のコネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、コネクタに係り、特に、シート状導電部材のフレキシブル導体に電線の導体部を接続するコネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、着用するだけで心拍数、体温等のユーザの生体情報を取得することができる、いわゆるスマート衣料が注目を浴びている。このスマート衣料は、計測箇所に配置され且つフレキシブル導体からなる電極を備え、電極に計測機器としてのウエアラブルデバイスを電気的に接続することで、生体情報をウエアラブルデバイスに伝送することが可能となる。
電極とウエアラブルデバイスとの接続は、例えばフレキシブル導体に接続されるコネクタを用いることにより行うことができる。
【0003】
ただし、ウエアラブルデバイスが計測箇所から離れている場合には、計測箇所に配置された電極からコネクタの取付位置まで電路を構成する必要があり、このような電路をフレキシブル導体により形成すると、電気抵抗が高くなり、また、費用が嵩んでしまう。
そこで、フレキシブル導体からなる電極とウエアラブルデバイスとの間を、電気抵抗が低く且つ安価な電線により接続するために、衣服に配置されたフレキシブル導体に電線を接続するような小型のコネクタの開発が望まれている。
【0004】
フレキシブル導体に電線を接続するためのコネクタとして、例えば、特許文献1に、図50に示されるようなコネクタが開示されている。このコネクタは、シート状導電部材1の端部に接続された第1コネクタ2と、電線3の先端に取り付けられた第2コネクタ4を有し、第1コネクタ2に第2コネクタ4を嵌合することにより、シート状導電部材1のフレキシブル導体に電線3を接続することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-214087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、シート状導電部材1のフレキシブル導体に電線3を接続するために、互いに嵌合する第1コネクタ2および第2コネクタ4を必要とするため、装置が大型化すると共に、第1コネクタ2と第2コネクタ4との間において切り離し可能な接続箇所が存在することから、電気的接続の信頼性が低下するという問題がある。
【0007】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、シート状導電部材のフレキシブル導体に電線の導体部を信頼性よく接続しながらも小型化を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るコネクタは、
シート状導電部材の少なくとも一方の面に露出しているフレキシブル導体に電線の導体部を接続するコネクタであって、
第1保持面と第1保持面に突出形成された凸部とを有する第1インシュレータと、
第1保持面に対向する第2保持面と第2保持面に形成され且つ凸部に対応する凹部とを有する第2インシュレータと
を備え、
第1保持面と第2保持面との間にシート状導電部材および電線が挟まれるように第1インシュレータおよび第2インシュレータが互いに連結され、
凸部の少なくとも一部が凹部に収容されることにより凹部内において電線の導体部がシート状導電部材のフレキシブル導体に電気的に接続されるものである。
【0009】
凸部は、角柱形状を有し、凹部は、円筒状の内面を有することが好ましい。
あるいは、凸部は、円柱形状を有し、凹部は、円筒状の内面を有することもできる。
また、凸部は、電線の導体部の中間部を保持する溝形状の中間保持部を有することが好ましい。
【0010】
凹部内に配置される導電性の中継部材を備え、電線の導体部は、中継部材を介してフレキシブル導体に電気的に接続されるように構成することができる。
具体的には、中継部材は、円筒形状の筒状部を有し、フレキシブル導体は、凸部の外面と筒状部の内面との間に挟まれ、電線の導体部は、筒状部の外面と凹部の内面との間に挟まれることが好ましい。
あるいは、中継部材は、円筒形状の筒状部を有し、電線の導体部は、凸部の外面と筒状部の内面との間に挟まれ、フレキシブル導体は、筒状部の外面と凹部の内面との間に挟まれることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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