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公開番号2024039125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143438
出願日2022-09-09
発明の名称外構設計支援システム
出願人株式会社タカショー
代理人個人,個人
主分類G06F 30/13 20200101AFI20240314BHJP(計算;計数)
要約【課題】納まりやフレームのサイズ、格子の幅や隙間の寸法、更には、フレームや格子の色を指定するだけで、門扉やフェンスのシミュレーション画像を簡単に作成できる設計支援システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る門扉の外構設計支援システムは、矩形状のフレームに長方形状の格子が隙間を隔てて複数本取り付けられた門扉の設計を支援するシステムであり、設計支援用のウェブサイトが開設されたウェブサーバと、設計者がウェブサイトにアクセスするために使用するユーザ端末とを備えている。ウェブサーバのデータベースには、門扉やフェンスのフレームの形状を示すデータが、納まり毎、およびフレームのサイズ毎に複数格納され、また格子の形状を示すデータが、幅および長さ毎に複数格納され、更にフレームと格子の色に関するデータが格納されており、ユーザ端末からデータが送信されたとき、ウェブサーバは、受信したデータに基づいて門扉やフェンスのシミュレーション画像を作成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
矩形状のフレームに長方形状の格子が隙間を隔てて複数本取り付けられた門扉の設計を支援する外構設計支援システムであって、
設計支援用のウェブサイトが開設され、かつ前記フレームおよび格子に関する情報が格納されたデータベースが接続されたウェブサーバと、
設計者が前記ウェブサイトにアクセスするために使用するユーザ端末と、
前記ウェブサーバおよびユーザ端末を相互通信可能な状態で接続するネットワークと、を備え、
前記データベースには、前記門扉のフレームの形状を示すデータが、納まり毎、およびフレームのサイズ毎に複数格納され、前記格子の形状を示すデータが、幅および長さ毎に複数格納され、更に、前記フレームと格子の色に関するデータが格納されており、
前記ユーザ端末から、前記フレームの納まりとサイズ、前記格子の幅と隙間の寸法、ならびに前記フレームと格子の色を指定するデータが送信されたとき、前記ウェブサーバは、受信したデータに基づいて門扉のシミュレーション画像を作成すると共に、当該画像のデータを前記ユーザ端末に送信することを特徴とする外構設計支援システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記門扉のシミュレーション画像において、格子は長手方向が水平となるように配列され、かつ最上段の格子の位置と前記フレームの上枠の位置が略一致し、最下段の格子が前記フレームの下枠からはみ出さないように設置される、請求項1に記載の外構設計支援システム。
【請求項3】
前記ウェブサーバは、前記ユーザ端末から、前記格子の幅と隙間の寸法を指定するデータを受信したとき、指定された幅の格子が指定された隙間の寸法で前記フレーム全体に配列された門扉のシミュレーション画像を作成する機能を備える、請求項2に記載の外構設計支援システム。
【請求項4】
前記シミュレーション画像のうち、鍵およびレバーハンドルが配置されたフレームのエリアと、前記隙間を隔てて配置された格子の一部が重なる場合、格子が前記エリアから外れるように格子の長さを短くする、請求項1乃至3のいずれかに記載の外構設計支援システム。
【請求項5】
前記データベースには、更に、前記シミュレーション画像を構成する各部材の名称と金額に関するデータが格納されており、前記ウェブサーバは、前記ユーザ端末から要求された場合には、前記各部材の名称と金額を列記した見積書を作成し、当該見積書のデータを前記ユーザ端末に送信する、請求項4に記載の外構設計支援システム。
【請求項6】
矩形状のフレームに長方形状の格子が隙間を隔てて複数本取り付けられたフェンスの設計を支援する外構設計支援システムであって、
設計支援用のウェブサイトが開設され、かつ前記フレームおよび格子に関する情報が格納されたデータベースが接続されたウェブサーバと、
設計者が前記ウェブサイトにアクセスするために使用するユーザ端末と、
前記ウェブサーバおよびユーザ端末を相互通信可能な状態で接続するネットワークと、を備え、
前記データベースには、前記フェンスのフレームの形状を示すデータが、納まり毎、およびフレームのサイズ毎に複数格納され、前記格子の形状を示すデータが、幅および長さ毎に複数格納され、更に、前記フレームと格子の色に関するデータが格納されており、
前記ユーザ端末から、前記フレームの納まりとサイズ、前記格子の幅と隙間の寸法、ならびに前記フレームと格子の色を指定するデータが送信されたとき、前記ウェブサーバは、受信したデータに基づいてフェンスのシミュレーション画像を作成すると共に、当該画像のデータを前記ユーザ端末に送信することを特徴とする外構設計支援システム。
【請求項7】
前記フェンスのシミュレーション画像において、格子は長手方向が水平となるように配列され、かつ最上段の格子の位置と前記フレームの上枠の位置が略一致し、最下段の格子が前記フレームの下枠からはみ出さないように設置される、請求項6に記載の外構設計支援システム。
【請求項8】
前記ウェブサーバは、前記ユーザ端末から、前記格子の幅と隙間の寸法を指定するデータを受信したとき、指定された幅の格子が指定された隙間の寸法で前記フレーム全体に配列されたフェンスのシミュレーション画像を作成する機能を備える、請求項7に記載の外構設計支援システム。
【請求項9】
前記フェンスとして、上段のフェンスと下段のフェンスが上下方向に配置された2段納まりのフェンスを採用した場合、当該上段および下段のフェンスのフレームに取り付けられる格子の幅と色、ならびに隙間寸法は個別に指定できる、請求項8に記載の外構設計支援システム。
【請求項10】
前記格子の幅や隙間の寸法によって、前記フレームの縦桟への格子の取り付けができない場合、前記ユーザ端末のディスプレイの画面に、異なる格子の幅や隙間の寸法の入力を促す表示がなされる、請求項6に記載の外構設計支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主として門扉とフェンスを対象とする外構の設計支援システム、およびそれに用いるウェブサーバに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
門扉やフェンスは、アルミ製の矩形状のフレームに、複数本の格子を、水平方向または垂直方向に隙間を隔てて取り付けたものが多い。
【0003】
上述した門扉やフェンスの注文を受けた場合、施工業者や工務店は、市販の商品のカタログを購入希望者に提示し、その中から好みのものを選んでもらい、それを生産者に発注するのが一般的である。
【0004】
これに対し、顧客からオリジナルな形状や色の門扉・フェンスの注文を受けた場合、一部の施工業者や工務店は、注文内容に応じて設計図を作成し、それを顧客に提示してイメージを確認してもらっていた。
【0005】
しかし、このような設計方法では、格子の幅や隙間の寸法、更にはフレームや格子の色を変えながら作図を繰り返す必要があり、設計に多大の時間を要するため、一般に採用されるには至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-170267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一方、コンピュータを用いて、門扉を含む外構の設計を支援するシステムが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の設計支援システムでは、敷地の情報や外構の情報を入力すると、敷地内に外構が設置されたシミュレーション画像が自動的に作成されるため、設計作業にかかる時間の短縮化を実現できる。
【0008】
しかし、特許文献1記載の設計支援システムでは、単に、作製済の門扉を敷地内に配置するだけであるため、顧客の要望に柔軟に対応することが難しく、門扉やフェンスの設計については、従来の方法を踏襲せざるを得なかった。
【0009】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、納まりやフレームのサイズ、格子の幅や隙間の寸法、更には、フレームや格子の色を指定するだけで、門扉やフェンスのシミュレーション画像を簡単に作成できる設計支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明に係る門扉の外構設計支援システムは、矩形状のフレームに長方形状の格子が隙間を隔てて複数本取り付けられた門扉の設計を支援する外構設計支援システムであって、
設計支援用のウェブサイトが開設され、かつ前記フレームおよび格子に関する情報が格納されたデータベースが接続されたウェブサーバと、
設計者が前記ウェブサイトにアクセスするために使用するユーザ端末と、
前記ウェブサーバおよびユーザ端末を相互通信可能な状態で接続するネットワークと、を備え、
前記データベースには、前記門扉のフレームの形状を示すデータが、納まり毎、およびフレームのサイズ毎に複数格納され、前記格子の形状を示すデータが、幅および長さ毎に複数格納され、更に、前記フレームと格子の色に関するデータが格納されており、
前記ユーザ端末から、前記フレームの納まりとサイズ、前記格子の幅と隙間の寸法、ならびに前記フレームと格子の色を指定するデータが送信されたとき、前記ウェブサーバは、受信したデータに基づいて門扉のシミュレーション画像を作成すると共に、当該画像のデータを前記ユーザ端末に送信することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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